フィアット・500Lに試乗した人たちの評価について紹介します！

エンジン自体はロー・エンドのトルクフルさが目立つもので、なかなかのパフォーマーだ。ただし、そのサウンドは騒がしい。高速巡航時にはそれなりに静かにはなるものだが、それがそのまま高速道路上で静かかといえばそうではない。ロード・ノイズと風切り音が騒がしいからだ。

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30km/hまで作動するトラクション・プラスは、オフロードでも安定したスタンディング・スタートを見せる。また、ブレーキ・コントロールも非常に安定しており、印象的だった。

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さすがに一速はとろい・・・・ですが慣れてくると、なんのなんのきっちり走ってくれます。流れに乗るなんざ当たり前で意外とちゃんと走ります。ただちょっとでもシフトタイミングをずらしてしまうと、立ち上がりまでが時間がかかり、後ろの車から煽られるかもしれません(^^;　

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メッシュ・タイプの生地が使われた独特の500Lトレッキングのシートは、かなり高いドライビング・ポジションで、フェイク・レザーが魅力的に使われている。その表面の仕上げは素晴らしいものがある。プラスティック部分は、本当によく探さないと見つからないほどだ。

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500Lの最大の魅力はなんといってもその荷室容量だ。リア・シートを倒せば最大400リッターというサイズのスペースが現れるのだ。居住空間は、ガラス・ルーフがヘッド・クリアランスを圧迫しているが、リア・シートは十分に足を伸ばすだけのスペースが確保されている。ちなみに、ハンドル操作ひとつで、後部座席がワンタッチで折りたためる賢いメカニズムが採用されている。更に背もたれは必要に応じてフラットにできる。

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インテリア・デザインは、フィアット500よりもパンダに似たもので、明るい色のトリムと、スウェードの貼られたダッシュボードが好ましい。但し、深く調べていくと、固いプラスティックが多用されているのがわかる。これは、クオリティを損なうものかもしれないが、ファミリー・カーとして長持ちするということからすれば歓迎される点かもしれない。

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すべてにおいて悪いところは見当たらない。そんな第一印象だ。
乗る前からその愛らしく独特な姿には思わず微笑んでしまうクルマである。しかもこの500Lは写真で見るよりもはるかに金属的なクルマである。特にそのはっきりとした色使いは、その大きくなったボディに似合う

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トラクション・プラスと4×4グレードのタイヤのおかげもあって、4WDでないことのデメリットはあまり感じない。しかし、ノイズの多いエンジンや、通常の路面で問題のあるタイヤ、そしてそわそわとした乗り心地はマイナスだ。

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500Lは、まずはそのスタイルが魅力だ。にもかかわらず、きちんとしたパッケージがされており、使い勝手の良いモデルである。

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