2016/11/30
takayuki0722
フランスの自動車メーカー・ルノーがドローンを搭載したオフロード車「KWID」を発表しました。ドローンと車の融合とはいったいどんなものなのか?利用シーンは?簡単にまとめてみました。
まず、この車はオフロード車であるということを覚えておいてください。ただでさえ困難な道であるオフロードですが、ドローンがあれば周囲の偵察や路面の把握を行うことができ、どこにどんな障害物があるか一目でわかってしまいます。さらに舗装された道路だとしても、渋滞の状況確認など幅広い活躍が期待できます。
ルノーはこの車を小型のクロスオーバーSUVが成功しているインドに売り出していく予定だそうです。主に若者に的を絞り、ドローンという近未来的なものとの組み合わせで購入を促していこうと考えています。
この車ではドローンをダッシュボードにあるタブレットを使って操作し、GPSで通過点を自由に設定することができます。小さなドローンは、道路にある障害物を警告したり、画像を車に送り返したりと何かとドライバーの役に立ってくれそうですね。
室内は鳥の巣がモチーフとなっていて、前席は3人掛け、ドライバーは中央に座るデザインです。後席には2人乗れるようになっています。気になるスペックですが、動力は1.2リットルの小さなエンジン。2段クラッチのギアボックスを通して前輪に力を送るようになっています。ルノーは電気モーターを採用したKWIDの開発も匂わせてはいますが、出力の詳細は未だ明らかにされていません。
いぜれにせよ、これは非常に面白いコンセプトです。ドローンが荷物を運ぶでだけでなく、人の目の代わりになるというのは非常に便利なことだと思います。これをコンセプトだけで終わらせず、なんとか実現してほしいものですね。もっと詳しく知りたい方はしたの動画からどうぞ。
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