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愛嬌のある外観と小気味よい走り!キュートなアウトビアンキA112の価格比較

ボーイズレーサーと呼ばれ人気のあったアウトビアンキA112!1985年に生産終了され、今でも多くのファンがいるA112の魅力に迫ってみました。A112の現在の中古車価格やライバル車との価格比較も、併せてご紹介していきたいと思います。

イタリアンホットハッチ!アウトビアンキA112

キュートなスタイリングと軽快な走りで、現在も人気のアウトビアンキA112。そんなA112ってどんな車なんでしょうか。価格比較の前に、A112についてご紹介します。

アウトビアンキA112アバルト

A112は、イタリアの自動車メーカーであるアウトビアンキが発売していたハッチバック車。
1969年 A112発売。1971年 新グレード「エレガント」追加。1973年 新グレード「アバルト」追加。1985年 生産終了。後継車はランチア・Y10。
現在のFF自動車の基礎となっている『ジアコーサ式前輪駆動』をいち早く取り入れている。
A112アバルトは、特に日本で人気が高かった。

一昔前のイタリアンホットハッチの代名詞とも言える車で、特にこのアバルトは各所をフルチューン&補強されていて、FF車ながら高回転までブン回せる意外な動力性能、据え切りが非常に重いですが、ノンパワーの絶妙なステアリングフィール、リアを思い切り振り回しながら走るじゃじゃ馬ぶりなど、現在でも多くのファンが居る事もでも有名な車です。

出典:https://www.rankingshare.jp

700kgを切る小さく軽い車体に、そこそこパワーのあるエンジンを積み峠を軽快に駆け抜けられる車。「ボーイズレーサー」と呼ばれて人気を博していた車です。イタリア版ミニクーパーとでも言ったらよいでしょうか。
スパルタンなイメージを演出する外装が施されています。

出典:http://music-misc.cocolog-nifty.com

A112の燃費

8.52km/L~19.88 km/L  平均14.86 km/L

数値にひらきがあるようですが、長距離でかなり伸びるようです。

A112の現在の中古車価格

A112の概要を見たところで、気になる現在の中古車価格を比較してみましょう。

アウトビアンキ A112 Jrの価格

アウトビアンキ A112 Jr

本体価格45.0万円 支払総額62.4万円
年式1987(S62) 走行距離8.0万km 車検整備無

アウトビアンキ A112 アバルトの価格

アウトビアンキ A112 アバルト

本体価格112.0万円
年式1985(S60) 走行距離不明 車検整備別

アウトビアンキ A112  ワンオーナーの価格

アウトビアンキ A112  ワンオーナー

本体価格148.0万円 支払総額160万円
年式1983(S58) 走行距離4.1万km 車検2016(H28)年3月

アウトビアンキ A112  アバルトの価格

アウトビアンキ A112  アバルト

本体価格148.0万円
年式1983(S58) 走行距離不明 車検整備別

アウトビアンキ A112 の評価

A112 の価格を見てきましたが、購入を考えるうえで、実際の運転性や実用性などの評価も気になりますよね。
そんなA112 の評価を集めてみました。

アウトビアンキ A112

箱根ターンパイクの上りでもカッタルくないぐらいに痛快に速くて、マフラー関係がちょこっと変わってたってこともあったにせよエンジンの音なんか最高にゴキゲンで、サイズが極端に小さいからかえってコワくなくて、でもってナニよりいちばん大事なこととしては乗りやすかった。

出典:https://www.italiazakka.co.jp

エンジンからして最近並行で入ってる新車のパンダのと基本的には同じものだし。70HPとかだからスペックはパンダ用よりだいぶ高いけど、でも扱いにくくはなかったです。「サソリの毒」だとかナンだとか雑誌あたりは気のきいたつもりの見出しをよくつけますが、いっちゃえばただの小気味よいちっちゃいクルマ。だからこそいいわけで。あるいは、そうだからこそ「イタ車っていいな」と思えるわけで。健康的で。鬱屈してなくて。

出典:https://www.italiazakka.co.jp

エアコン、いやクーラー(高速巡航時には有効らしい)つきのせいで室内側ユニットがペダル操作のジャマに多少なるとか、あるいはブレーキがサーボなしなんで気合入れて踏まないとヌケてるみたいで(わかってても最初は)コワいとか。A112アバルト君関係でまだしもネガッぽいのはその程度。好きなひとにはタマラないこのルックス、および乗っての嬉しさの代償としては全然高くない。いやネグリジブルかもしれないですよ。

出典:https://www.italiazakka.co.jp

高速道路あたりでは現行の軽自動車の安い仕様なんかよりラクかもしれない。オソいトラック抜くのにタイミングを狙いに狙って、みたいな苦労がないぶん。その意味でも、アバルトのありがたみがちゃんとある。たんなる希少価値やウンチクとはまた違った種類の。

出典:https://www.italiazakka.co.jp

このテのクルマは細いタイヤで元気な運転を楽しめるところも魅力として大きいでしょうね。いうまでもなくA112アバルトの走りのキャラはスポーティ系なんだけど、それがオリジナルでいうと145とか155サイズのしかもハイトも十分に高いタイヤを前提にして成立している。だからグリップ限界が高くないだけじゃなく、その変化もピーキーのハンタイ。目を三角にして命をかけて、なんてことなしに、いわゆるトバす運転をタンノーできる。ゲンカイ域のキョドー、とかを勉強できる。

出典:https://www.italiazakka.co.jp

アウトビアンキA112のライバル車は?

A112のライバル車といえば、A112は『イタリア版ミニクーパー』なんて引き合いにだされることも多いミニ (BMC)ではないでしょうか。
ミニの簡単な説明を踏まえつつ、中古車価格を比較していきたいと思います。

ミニ (BMC)について

イギリスのブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)が生んだ大衆車。自動車としての必要最小限を形にした設計は、登場当時、革命的とまでいわれた。
長く低迷したイギリスの自動車工業界の状況を反映し、生産、販売会社の名前は幾度も変わったが、 ミニ自体は2000年まで40年以上に渡り生産、販売が継続された。
平成2年 (1990年) 頃には日本の企業がミニの製造、販売権を取得する計画もあったが実現せず、平成6年 (1994年)以降はドイツのBMWが、ランドローバーと同時にローバーを傘下とし、ミニにまつわる権利も手中にした。
BMWのミニが登場したことで、初代「ミニ」は、「クラシックミニ」、「BMCミニ」、「ローバーミニ」とも呼ばれる。

出典:https://ja.wikipedia.org

ミニ 1.0の価格

ミニ 1.0

本体価格55.0万円 支払総額60万円
年式1983(S58) 走行距離不明 車検2015(H27)年12月

ミニ1.0 ウェーバー ジョンクーパーkitの価格

ミニ1.0 ウェーバー ジョンクーパーkit

本体価格170.0万円 支払総額185万円
年式1988(S63) 走行距離5.0万km車検2016(H28)年4月

ミニ 550 軽登録 スズキエンジン搭載の価格

ミニ 550 軽登録 スズキエンジン搭載

本体価格169.8万円 支払総額187万円
年式1989(H1) 走行距離不明 車検整備付

ミニ メイフィアの価格

ミニ メイフィア

本体価格40.0万円 支払総額60万円
年式1990(H2) 走行距離5.5万km 車検整備付

ミニ クーパー1.3i 35thアニバーサリーの価格

ミニ クーパー1.3i 35thアニバーサリー

本体価格69.8万円 支払総額80万円
年式1996(H8) 走行距離3.2万km 車検整備付

アウトビアンキA112を検討した人の声

最後に、実際にアウトビアンキA112の購入を検討した人の声を聞いてみましょう。
旧車を購入する際の注意点などもご参考ください。

アウトビアンキA112

程度=金額な部分もありますが、長期的な保有計画を考えて、最初に程度が良い物を、そこそこの金額で買うのか、程度がそこそこの物を、比較的安価に買うのか。

先ず、錆と腐りの違いを判りますか?表面的な錆と、鉄が腐食して穴の開いた腐りでは意味するところが違います。腐ってしまった鉄板は、切り取って新しい鉄板を張り込まねばならず、修理費用も結構かかります。表面的な錆でしたら、肉厚が充分ある場合のみ、錆を落としたうえでエポキシ系のPOR15等で封じ込めてしまう事も出来ます。この辺の違いが程度の差なのですが、アウトビアンキ、ひいてはこの年代までのイタ車はよく錆ます。錆びていない車は滅多にないです。
旧車初心者の方の場合、この辺の見極めがその後の運命を決めてしまいます。
下から見たり、フロアマットはめくりましょう。
スペアータイアの下も要チェックです。

出典:http://himenomotors.blog43.fc2.com

もう少し注意してエンジンルームを見ておけばよかった。納車直後でしかも車検所得して(つまり12ヶ月点検を受けて)いたので油断していた。ショップの整備など信じるべきではないと思い知らされた・・・。
燃費は市街地では9k/L、高速道路で16k/L位でエンジンの性格を良く表している。
期待していた以上に速いのだ、なにしろ高速道路でも追い越し車線をガンガン走れる。
以外にも高速走行が得意なビアンキ、パワフルなエンジンとダイレクトな操縦性でワインディングでも楽しいクルマだ。

出典:http://www.geocities.jp

若くてカネなくてピーピーしてた頃にほしくてもとうてい買えなかったようなクルマが、それなり余裕できたいまになって気がつけばまあ小遣いで買えないこともない値段で売られている。で、「おお」と。そういう盛り上がりが大事です。こういうのは。ストーリー。
 逆に、いまカネなくてピーピーしてる若いひとがムリしてギリギリで買ってもあまりいいことはない、かもしれない。特に思い込みもなしに手に入れたぶん、ナンかあっときにガッカリするのも早いだろうし。

出典:https://www.italiazakka.co.jp

機関関係はじめパーツ供給は問題ないです。ボディが致命的にイガンでたりグサグサになってたりしないかぎりは大丈夫。それだって、カネかけりゃ戻りますよ。ヤマシタ号みたいなゼッコーチョー&ラッキー物件はそうそうないとしても、修理やメンテ方面はいくとこいきゃどうにでもなる。いい店、いい工場を知ってるかどうかがカギでしょう。逆に、そこさえおさえとけばこの頃のイタ車はヘタな新車のガイシャより不安がない。
具体的にどこいきゃいいのかは、困ったんだったらたとえばイタ車雑貨店あたりできいてみてください。安いワッペンかなんかいいわけ程度に買っといて、その代金支払うときにでも。

出典:http://www.italiazakka.co.jp

ヘンな先入観なく素直な気持ちで乗ってみて「こんなもんかなあ…」っていういまいちサエない感想を抱いたとしたら、それはクルマがどっかおかしいはずです。ナンかしら感動的な印象がなかったら買わないほうが、あるいはその状態では放っておかないほうがいい。基本的に、イタリアのクルマというのはクルマが、というか運転が好きなひとなら誰でも好きになれるようなものになってます。別にとびきりのマニアやヘンタイでは全然なくとも。
 また一方、古いメのイタ車等に関してアナタの打ち明ける不満とか不安に対してお店や工場のひとが「こぉんなモンですよ」といったとしたらそれもおかしい。アタシの経験からして、ちゃんとしたとこのひとはいいわけや知ったふうなゴマカシをいわない。ホントに買おうと思ってるならそのへんも気をつけましょう。

出典:http://www.italiazakka.co.jp

アウトビアンキA112の価格や評価+ライバル車との価格比較を見てきましたが、いかがでしたか?
実際に乗った人の声を聞いてみると、さらに購入意欲が湧いてくるような意見が多かったように思います。購入した人は、A112に特別な思い入れがあって乗っているのでしょうから、当たり前と言ってしまえばそれまでですが、価格的にもお手頃なので、旧車初心者に向いていると言えるのではないでしょうか。
アウトビアンキA112のご購入を検討される際には、この価格比較をお役立ていただければと思います。

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