トヨタのコンパクトなエコカー!新型アクア登場!その魅力は?!
2015/09/05
まりりん1124
近年、じわじわと活気づいているキャンピングカー業界。2年前に登場したバーストナー社の新型ブレビオT600は小振りながら高い機能性を持ったコストパフォーマンスにも優れた車種です。新型ブレビオT600の魅力と今日のキャンピングカー業界の動向をお伝えします。
ブレビオT600は、ヨーロッパ最大級のドイツ・バーストナー社が提供している、フィアット・デュカトベースのキャンピングカーです。
最新型ブレビオT600
T600は、ブレビオが持つふたつのフロアプランのうちのひとつで、外形サイズが app. 599 x 210 cm 、就寝人数は2人から最大4人までです。
バーストナー社のキャンピングカーの中でもこの新型ブレビオT600はコンパクトな車種で、車幅も全長2100mmと、キャンピングカーの世界でも最小モデルに入ります。最小ながらもリビングフロアは高さ1.95mと十分な広さを持っています。最大積載量570kg。ストレート断熱パネルを採用し、高品質の断熱により季節を問わず快適な旅を提供してくれます。
新型ブレビオT600はオープン型リアテールゲートを採用しています。低い車高で、かさばる荷物も無理なく出し入れが出来ます。また、テールには大きなハッチを設けており自転車などの大型の荷物も積載できるようになっています。
新型ブレビオT600は、クリーンディーゼルターボエンジンを搭載しています。
最新型モデル ブレビオT600
バーストナージャパンの公式サイトでは、
2,3Lクリーンディーゼル 車重3.500 排気量2287cc 馬力109 kW, 148 HP
3,0Lクリーンディーゼル 車重3.500 排気量2999cc 馬力130 kW, 177 HP
と、紹介されています。
新型ブレビオT600に搭載されているクリーンディーゼルエンジンは大型車や重い荷物を運ぶトラックなどに多く採用されているエンジンです。ガソリン車並みかそれ以上の性能を現在では有していると言われています。
新型ブレビオT600
燃費は 12.5~13km/1L です。
クリーンディーゼルエンジンは、エンジンの熱効率が高く、同クラスのガソリン車両に比べて燃費が良いのが特徴です。しかも軽油を使用するためレギュラーガソリンよりもランニングコストが低いです。値段にして15円~25円/ℓほど安くなります。
更に、ガソリン車と比較すると、CO2の排出量が少ないので、地球温暖化対策にも有能です。
加えて、電気的トラブルが発生しにくいことから、耐久性に優れていると言えます。
新型ブレビオT600は、パワフルさと環境に優しい走りを併せ持つクルマといえるでしょう。
日本国内での販売価格を調べてみました。
新型ブレビオT600
販売価格 6,980,000円 (7,538,400円税込)
ちなみに、キャンピングカー市場で一番売れているのは500万円台だそうです。
近年は900万円台や1000万円以上の高額キャンピングカーもじわじわと売り上げを伸ばしてきています。
新型ブレビオT600
車内部は冬の寒さや夏の暑さ対策のために断熱材を入れたサンドイッチ構造で作られており、広々とした空間を確保しています。
新型ブレビオT600の内装
後部がベッド、中間にギャレーとプライベートルーム、前部にダイネットを配置した標準的なレイアウトです。
新型ブレビオT600のリビングデザイン
13パターンのシートデザインから選べる上に、パイロットシートカバーもリビングエリアデザインとあわせられるので全体の基調が統一でき、車内をラグジュアリーな空間に演出します。
新型ブレビオT600のバス/トイレ
トイレ/シャワー完備、90Lの清水タンクを装備しています。
新型ブレビオT600のキッチン
ギャレーは2口ガスコンロとシンクで構成され、104Lの冷蔵庫(内、冷凍庫10.5L)を標準装備しています。
新型ブレビオT600のベッドルーム
ベッドは横置きのハイマウントダブルベッドです。ベッド下には大容量の収納庫を設けています。季節を選ぶかもしれませんが、オプションのリアハッチ用テントを付ければ、さらに広く空間を使えます。
新型ブレビオT600のテールゲート
ブレビオT600の一番の特徴は大きなハッチです。
その上、可動式のバイク固定用レールも標準装備されています。
新型ブレビオT600
キャンピングカーショー2013in京セラドームにて登場以来、2015年10月現在、絶賛発売中です。
新型ブレビオT600の進む道の先には...?
日常ではなかなか触れることのないキャンピングカーの世界ですが、実は2014年に発表された「キャンピングカー白書2014」によると、2013年度は過去最高の309億7,912万円の売り上げを記録したとのことです。
その背景には、ペット連れ旅行のブームやシニア世代ユーザーの増加、高額所得者のベテランユーザーの中に高級車志向が生まれたことがなどがあるそうです。売り上げの増加とその価格帯の変化から景気が上向きになってきていることが伺えるとは思ってもみませんでした。
ちなみに日本では、およそ8万500台のキャンピングカーが全国を走っているそうです。一般的なクルマに比べれば非常に少ない台数ですが、それでも年間に5,000台ペースで増えている計算になります。日本という国を考えると決して少ない数ではない気がします。
今回ご紹介したバーストナー社の新型ブレビオT600も、これからのキャンピングカー業界を支えていく貴重な一台となっていくことでしょう。日本の旅の新たな楽しみ方をキャンピングカーが教えてくれるかもしれませんね。
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