アウディのフラッグシップSUVの新型Q7の内装デザインに注目
2015/10/25
Takashi Yamaguchi
高い走行性能と静寂性を兼ね備えたアウディ「A7スポーツバック」。 走行性能の高さに目が行きがちな高級ヨーロピアンの内装・インテリアはどのようなものなのでしょう?ユーザーの評価やグレード・価格の紹介と合わせてA7の内装・インテリアを紹介します!
高級ヨーロピアンの内装・インテリアとなると気になるのも当然ですが、まずは「アウディA7」について、どんな車かを簡単に紹介しておきます。
日本向け基本スペック
全 長:4990 mm
全 幅:1910 mm
全 高:1430 mm
エンジン:V型6気筒3L 直噴ガソリン
スーパーチャージャー付
アイドリングストップ機能装備
駆動方式はクワトロと呼ばれている独自の4WD機構
A7はドイツのアウディ社が製造する5ドアハッチバック車。A6とA8の中間モデルで別名はスポーツバック。アウディのハッチバック車では最高ランクとなります。日本国内では2011年5月から販売されていて、2015年7月にマイナーチェンジが行われました。
グレードについては、後ほど価格と合わせて紹介させていただきます。
ではいよいよ高級ヨーロピアンA7スポーツバックの内装・インテリアを紹介します。
2015年7月にマイナーチェンジされた新型A7の内装は、エアコンの吹き出し口などが新たにデザインされて、より質感の高い仕上がりになっています。
また、内装・インテリア面での最大の特徴が車内全体の静寂性です。
A7内装:前部
安全走行系の電子装備で武装して、それらの操作スイッチ類がコンパクトにうまく配置されています。
フロントウインドーとフロントドアガラスに遮音性に優れたアコースティックガラスを採用したことが静粛性が格段に上がった要因の一つです。
メーターパネルは未だにアナログなところは好みが別れるかもしれません。
A7内装:後部
マイナーチェンジ前は、左右独立型の2人がけだったのが、3人がけのベンチタイプに変更されて、乗車定員が5名になりました。
また、静寂性への取り組みとして、ハッチゲートまわりからの騒音の遮断具合が向上しています。
本皮シートは座り心地もよく、内装の高級感をより一層引き立てています。その他の部位にも高級素材が使われていて、内装デザインのこだわりを感じます。
また、一人あたりの着座スペースにはかなり余裕があって、車内空間全体もセダンなみの広さがあります。
次に、A7の内装設備や機能、そして収納面の特徴を紹介します。
新型A7の内装設備では、よりIT化が進化していて、運転中に様々な情報を得ることが可能になりました。
Audi connect
A7の内装に追加されたIT装備です。携帯電話回線で通信を行って、天気・ガソリンの価格・駐車場の空き情報などの情報をリアルタイムに入手して、センターコンソール上部の液晶モニターに表示します。Google earthやStreet viewも利用できるんです。
また、画像のようにナビ画面をメーターパネル内に表示することができます。
さらに、専用のコールセンターに電話をすることでオペレーターと対話しながらホテルやレストランの予約の手配を行う「予約手配サービス」も利用可能です。
トランクルーム
A7のトランクルームの容量は、後部座席を立てた状態で535リッター、後部座席を倒した状態で1390リッターの大容量が確保できるので、ハッチバックであることと合わせて、かなり使い勝手が高いのではないでしょうか!
また、全車「BOSEサラウンドサウンドシステム」を標準装備しています!
A7は2011年5月の日本国内での販売以来、一度もモデルチェンジを経験していませんでしたが、2015年7月にマイナーチェンジが行われました。大きな変更点をご紹介します。
2リッターエンジンを追加
2.0リッター直列4気筒ターボエンジン搭載の2.0 TFSI quattroが追加されました。
・最高出力252馬力
・最大トルク370Nm
従来の3.0リッターV型6気筒エンジンもパワーアップされました。
・最高出力333馬力(23馬力UP)
・最大トルク440Nm
かなり驚きの数値となっています。3.0リッターの方は、これだけのパワーアップをして尚且つ燃費がさらに良くなっているとのことです。
マトリクスLEDヘッドライト
対向車や先行車を検知して自動的にハイビームをカットします。
また、ウィンカーライトは前後とも流れるように点滅します。
(2.0リッター車ではオプションです)
3つ目の大きな変更点は、内装装備でも紹介した「Audi connect」です。追加情報ですが、Wi-Fiスポットとしても活用出来て、最大8台までネットワーク機器を接続できます。
その他、内装関係の変更点として、後部座席が3人がけとなったことで乗車定員が5名になりました。元々A7は4人乗りでした。
高級ヨーロピアンA7の内装に対するユーザー評価をまとめましたのでご覧ください。
内装の質感は、元々定評があるアウディですが、さすがに「A7スポーツバック」ともなれば、ドアを開けても、同社最上級サルーン「A8」と質感では、同等レベルといえます。よりアグレッシブにデザインされた内装デザインは、ドライバーを包み込むような適度なタイト感が心地がいいものです。シックなレザーとウッドパネルのコラボもモダン家具のような趣で、上質さを演出しています。
内装は、インパネ上部のラインがドアに回り込み、センターパネルは運転席側にチルトするなど、囲まれ感を意識したデザインです。低めの全高に合わせて、シート高も落とし込まれているので、かなりスポーティな雰囲気です。
Audi connectは、車載端末だからこそ、安全性を考えて文字情報だけでなく音声伝達もしてほしい。ありがたかったのは、ナビで目的地をセットすると、メーターパネルのセンターに地図で経路案内が表示されること。
内装の質感の高さや心地良い居住性に対する評価が多いですね。その一方で、新搭載のAudi connectについて、実体験ならではの注文も上がっていますね。
A7の日本向けグレードは、2015年7月のマイナーチェンジで2.0TFSIが追加されたことで、現行2種となりました。
A7 2.0 TFSI クワトロ
・エンジン:直列4気筒DOHCターボ
・排気量:2000cc
・最高出力:252ps/5000~6000rpm
・最大トルク:370N・m/1600~4500rpm
・タイヤサイズ:255/45R18
・価格:7,160,000円(税込)
A7 3.0 TFSI クワトロ
・エンジン:V型6気筒DOHCSチャージャー
・排気量:2994cc
・最高出力:333ps/5500~6500rpm
・最大トルク:440N・m/2900~5300rpm
・タイヤサイズ:255/40R19
・価格:9,240,000円(税込)
いずれのグレードも以下の項目は共通仕様となっています。
・駆動方式:フルタイム4WD(クワトロシステム)
・シフト:7速AT(Sトロニック)
・定員:5名
・右ハンドル仕様
外観・内装・装備についても差はなく共通仕様となっています。
いかがでしたでしょうか?アウディA7スポーツバックの内装に注目してその魅力を探ってみました。
走りにに定評のあるアウディA7スポーツバックですが、内装の高級感や装備の充実ぶりは実に魅力的でした。2015年発売の新型では、2リッターエンジンの追加や乗車定員が5人になるなど、より日本向けを意識したようなアップグレードが施されていたことも嬉しいですね。
その辺りも含めて、是非、実際に足を運んでA7を見て確認、体験してみましょう!
A7購入検討の参考になれば幸いです。最後までご覧頂きありがとうございました。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局