マイ・パートナー・コンパクト・二代目ブーンの気になる燃費

初代に続き、トヨタとの共同開発で初のフルモデルチェンジを果たしたダイハツ・ブーンですが、いったいどんな車なのでしょうか。

まずは、ブーンがどういった車なのか、から見てまいりましょう！！

安定感のあるアンダーボディは乗り降りも走りやすさも追求した形ではないでしょうか。エンジンは初代から引き続き1KR-FE型を搭載していますが、1.3Lは1NR-FE型に置き換えられた事により動力性能と燃費性能を両立させています。トランスミッションは新開発のCVTを、1.3L車はパワーロスが少ない1.3L用のCVTをそれぞれ搭載。さらに燃費効率がよくなっているようです。

【ダイハツ・ブーンの価格】
ブーン　CL 　1,263,600円
4WD車は　　1,452,600円
ブーン　ＣＬリミテッド　　1,360,800円
4WD車は　　1,549,800円

田中麗奈　ダイハツ・ブーンCM動画

大々的な燃費効率の見直しが行われた二代目ブーンですが、その燃費はどうなっているのでしょうか。まずは各グレードのJC08モードでの燃費からご紹介します。

2WD車　　27.6km/l

4WD車　　21.0km/l

と、なっています。

参考に初代ブーンの燃費もご紹介しましょう。同様にJC08モードでの燃費になります。

2WD車　　23.0km/l

4WD車　　19.0km/l

比較すると二代目はさらに燃費がよくなっているのが数字でわかりますね。

さて、それでは実燃費の数字を見てまいりましょう。果たしてどのくらい差があるのか、無いのか気になる所ですね。

混雑した街なかでの走りで13.7km/L
高速道路での走りは19.8km/L

その他条件での走りを合わせて平均的な実燃費は15.9km/Lという調査結果を見つける事が出来ました。
ストレスなく走る事が出来ればブーンの燃費は20kmを超えそうですね！

さて、それではブーンの燃費に対する評価がどのようなものかここで見ていきましょう。

何より燃費がいいですね。遠乗りするとリッター２０ｋｍ近く伸びますよ、びっくりしました」
先ほどの実燃費の結果と同様な結果が出ている方のようです。20km/L走ってくれたら嬉しいですよね！

「冬場の燃費がいまいちに思いました」
冬場の燃費にはどの車もしょんぼりしてしまう事が多いのではないでしょうか。これからどんな対策がされるのか、されないのか。期待してしまうところです。

「燃費が思ったより良くない」
「低燃費戦国時代に埋もれて」
たしかに低燃費をうたった車が多くなっていますのでそれらと比較してしまうとさすがにブーンも目立たなくなってしまうのでしょうか。

思ったような燃費が出ないなら工夫すればいいじゃないか！！と、そこまで気負わなくても良いですが、知っておいて損は無いブーンの低燃費運転方法を調べてみました。

「冬の時期は、エンジンをかけたら、暖機運転はしないでゆっくり走りはじめると燃費向上」
先ほどの燃費評価にもあった冬場の燃費対策を早速見つける事が出来ました。これは寒く時期にはすぐに実践できるのではないでしょうか。

「ブレーキの整備を怠っていては、エアの混入、ジャダー、片効き、引きずり等があり燃費がよくならない」
ブレーキもそうですが、タイヤの空気圧によってガソリンの減りがずいぶん違うように感じています。

「自動車の整備で、エンジンがパワーアップし燃費改善」
当たり前の事ですが、一番重要な事ですね。燃費だけでなく危険防止の為にも車のメンテナンスはやってやりすぎるという事は無いと思います。

ブーンのライバル車と言われている車の燃費はどうなっているのでしょうか。ちょっと見てまいりましょう。

18.6～24.5km/l

15.2～17.0km/l

いかがでしたでしょうか。こうしてライバル車の燃費を調べてみるとブーンの燃費もライバルに一歩も引けを取らない事がわかっていただけたのではないでしょうか？

ブーンの燃費について調べてまいりましたが、燃費効率を良くするために自動車製造の技術も日々進化しているのだと改めて実感しました。

以上、このまとめを自動車購入のおりに検討材料としてお役に立てていただければと思います。