技術とアイデアはドイツでもピカイチ!アウディのセダンをご紹介!
2015/12/23
Hiro-X
これまでのセダンのイメージは高級、少し古臭いでしょうか。そのためどうしてもお金に余裕が出てきた中年の方が乗っている車と思いがちです。しかしAudiからA3セダンが発売され、そのイメージは一新しました。そんなA3セダンの魅力を徹底解剖します。
皆さん、「セダン」という言葉はよく耳にして知っていると思います。
しかし、それがどういうタイプの車を指すことかよく知らない人は意外に多いと思います。
まずは「セダン」とはどういう車なのか、どういう特徴があるのかをご説明したいと思います。
Audi A3 セダン
セダンとは自動車のボディタイプの一つで、一般的には2列のシートで、乗車定員4名~6名、ドア枚数4枚、リアに独立したトランクルームを持つ3ボックスの車のことを言います。タクシーの形がセダンの一般的な形だと思ってください。
実は「セダン」とは日本とアメリカ独自の名称で、他国では別の名前で呼ばれています。英国ではサルーン 、ドイツではリムジーネ、フランスではベルリーヌ(ベルリネット)、イタリアではベルリーナ(ベルリネッタ)もしくはクワトロポルテ(「4つの扉」の意) と呼ばれています。
つまり上記の呼び名で呼ばれていても、思い浮かべる形はタクシーでおなじみのあの形です。
セダンタイプの車は、4つのタイプに分かれています。
・ コンパクトセダンは150~170万円で、エンジンは1200㏄~1500㏄、燃費がよく、空間効率もよいので大人4人でも快適です。内装の質はあまり高くないけれど、視界も良く、コンパクトなため扱いやすいサイズです。
・ミドルサイズセダンは、180~250万円で、コンパクトセダンよりもボディは大きくなりますが、走行安定性が良くなります。また、内装も上質で室内空間も広いです。サイズも5ナンバーと3ナンバーの両方があります。
・Lサイズセダンは、280~500万円で、2000㏄を超えるエンジンを積んだ上級セダンも多く、V6の2500㏄~3700㏄クラスも多数あります。動力性能や走行安定性が高いので長距離運転も楽です。居住性も良く、後部座席もゆったりしている車も多いです。
・プレステージセダンは、600~1000万円で、V6やV8エンジンなどの大排気量の車が多く、まさに「高級セダン」の名にふさわしい内装や動力性能、走行安定性を誇ります。
ではセダンに乗ることには、どんなメリットがあるのでしょうか?
セダンの利点をご紹介します。
Audi A3 セダン
セダンの利点はまず安全性です。
セダンにはトランクルームがあるため、万が一後ろから追突されても車内の人間への衝撃が緩和される可能性があります。またセダンは座席位置が低いので、ミニバンやSUVに比べて左側の死角(見えない部分)が小さいため、運転がしやすいです。
セダンは大きな車よりも視野も狭そうに感じますが、意外にも視界は広いのです。
Audi A3 セダン
セダンで高級感を感じるのは見た目ももちろんですが、やはり内装ではないでしょうか。
セダンは、軽自動車やコンパクトカーのように競争が激しいジャンルではないため、内外装を上質にできます。
コンパクトセダンの場合ならばホンダのフィットクラスと同じ価格帯であるにも関わらず、内外装はコンパクトカーと全く異なっていて、高級感が漂っているということになります。
Audi A3 セダン
セダンは重心が低く作られ、座席とトランクの間にある隔壁のおかげでボディー剛性が高くなっています。そのためコーナリングにおいても安定感があり、危険回避性能が優れています。また重心と背が低くつくられているため左右に振られにく、不快な振動が遮断されていて、乗り心地が快適です。
つまりセダンは安全で快適な高級車と言うことになります。
セダンについて少しわかってきたところで、本題のAudi A3セダンについて見ていきたいと思います!
AudiにはA3セダンの他にもたくさんのセダンを生産・販売しています。
では今回見ていくA3セダンにはどんな特徴があるのでしょうか?
Audi A3セダンは高級感あふれるセダンであるのにスポーティさも兼ね備えています。広く、低く、コンパクトの3つの要素を追い求めた、まさに幅広い年代に愛される一台であると言えます。
Audi A3 セダンの力強い印象のシングルフレームグリルやヘッドライトが、3次元のボディラインに美しく融合しています。スポイラーやエアインテークの個性的なデザインはスポーティさをより一層際立たせています。
LEDライトパッケージのセットオプションにすると、夜間走行時でも昼間の光に近い照明によって進路を照らしてくれます。そのため安全性と快適性を向上することができました。LEDなのでエネルギー消費が少なく、長い耐用年数を誇るのも特徴です。
Audi独自の昼夜一体型配光パターンが強い個性を主張しており、歩行者などからの視認性にも非常に優れています。またロービーム、ハイビームが一体となったポジショニングライト、ウインカー機能、スタティックコーナリングライト、オールウェザーライト、ハイウェイライト機能など、すべてのライトにLED技術が使用されています。
Audi A3セダンのエンジンは時代の先端を行く優れた効率性とパフォーマンスが追求されています。排気量を大きくすることなく、燃費の向上と余裕あるパフォーマンスを実現するダウンサイジングコンセプト。それを具現化させたのがTFSIエンジンです。
TFSIは、シリンダーへガソリンを直接噴射することで燃焼効率を高めた直噴システム(FSI)とシリンダー内に大量の空気を送り込むターボチャージャーを組み合わせたテクノロジーで、優れた効率性と卓越したパフォーマンスを両立し、走り出しから驚くほどダイナミックなパフォーマンスを発揮します。
つまり低速時からトルクフルな走りを感じることができるということです。
Audi A3セダンにはDIS(ドライバー インフォメーション システム)カラーと言う機能が搭載されています。
これはドライブをアシストする様々な情報を、メーターパネル内の高解像度カラーディスプレイに表示することです。
ドライバーが不注意になる兆候を察知した場合、音響信号を用いて警告を発します(時速約65km以上で作動/無効にすることも可能です)。
他にもアダプティブ クルーズコントロールがついています。
車両前部のレーダーセンサーが前走車との距離を感知し、アクセルとブレーキを電子制御するシステムです。コントロールレバーであらかじめ設定した車間距離よりも短くなると、エンジンの回転数を下げるとともにブレーキをかけ一定の車間距離を確保してくれるのです。そして車間距離が長くなると、再び自動的に設定速度まで加速し始めます。
さて、Audi A3セダンの特徴について見てきました。エクステリアといい、エンジン性能といい、安全性能といい、Audi A3セダンにはたくさんの魅力がありました。
乗ってみたいと思われた方も多いのではないでしょうか。でもここでネックになってくるのが価格ですよね。外車ですし、高いんだろうなと思われている方も多いですよね。
というわけで次はAudi A3セダンの価格や燃費についてみてみましょう!そして国産セダンの価格・燃費とも比較したいと思います。
次は、Audi A3セダンのライバル車についても見ていきましょう。
国産メーカーも多数のセダンを生産・販売しているので、国産セダンとAudi A3セダンを比べてみましょう。
Audi A3セダンと国産セダンの燃費・価格について調べてみました!
Audi A3 セダン
<燃費>
14.8~20.0km/L
<価格>
3,210,000~4,470,000円
トヨタ カムリ ハイブリッド
<燃費>
23.4~25.4km/L
<価格>
3,207,600~4,014,655円
ライバル車として比較したのがトヨタのカムリです。
カムリとは価格帯が同じですが、カムリはどのグレードもハイブリッドであるため燃費はカムリのほうが良いようです。
ただ、Audi A3セダンが全長4,470×全幅1,795×全高1,380mmであるのに対して、カムリは全長4,850×全幅1,825×全高1,470mmであるので、少し大きいです。
排気量を比べるとカムリは2500㏄のみですが、A3セダンは1400㏄、1800㏄、2000㏄の3タイプから選べます。
では、もう一台比較してみましょう。
日産 フーガ
ガソリン車
<燃費>
8.9~11.2km/L
<価格>
4,104,000~6,054,069円
ハイブリッド車
<燃費>
17.8~18.0km/L
<価格>
5,139,720~6,874,869円
日産フーガの燃費、価格はそれぞれこのようになっています。こうして見てみると、日産フーガはハイブリッドであっても同じくらいの燃費と言えますね。
つまりはAudi A3セダンがガソリン車として、大変優秀だということがわかりますね。
このように「セダン」とひとつのグループの中でも、いろいろな車があることが分かります。
国産セダンとAudi A3セダンを比較してみて、意外にも国産セダンの有名どころと価格が変わらないということがわかったのではないでしょうか。
また燃費に関してもそんなに悪いほうではないと思われたのではないでしょうか。
Audi A3セダン
では最後に、Audi A3セダンを購入した人の声を見ていくことにしましょう。
Audi A3セダンを購入して運転している人は、Audi A3セダンをどのように評価しているのでしょうか?
実際にAudi A3セダンを購入した人たちの感想・評価をお聞きください!
DCTミッションは凄い。日本車頑張れという感じ。エンジンを小さくし、ボディサイズをひろげているのはさすがドイツ車だと感じた。日本車は、ハイブリッド、ハイブリッドで燃費向上ばかりだが、外車はハイブリッドに頼らずエンジンの改良で、燃費向上。ミラーも見やすい。安心感もある。私が、一目惚れしたスクーバブルーメタリックのサンルーフ付きアウディ。かなり綺麗な色で品がある。
車は、乗っていてワクワクするのがいいですよね。
ハイブリッドに頼らず燃費を向上させているAudiに高い評価がつけられています。
価格以外では、不満点はほぼ無い素晴らしいクルマだと思います。ウチでは、妻が子供の送迎中心に使うのですが、サイズ的にドンピシャです。A4が大きくなりすぎたこともあり、A3へサイズダウンしたのですが、横幅は1800だから結構大きく感じます。アウディらしい、美しい作り込まれたクルマだと思います。
コンパクトなAudi A3セダンは女性でも乗りこなせるサイズ感だと高く評価されている方が多くいらっしゃいました。
要らないかな?と思っていたACC、付けないと損です。大損です。
先行車の動きに合わせて加減速を賢くコントロールしてくれるし、きちんと止まってくれる。
渋滞時の低速走行時に、非常に楽で助かる。エクステリア以外で買って良かったポイントです。
ACCはアダプティブ クルーズコントロールの略ですね。
日本は渋滞が発生しやすいので、これをつけておいてよかったという声は意外にも多く寄せられていました。
実際に走ってみないとわからないことなので、参考になりますね。
Audi A3セダン
いかがでしたでしょうか。
Audi A3セダンについていろいろと見てきました。
実際、セダンは若年層には古臭くみえ、価格も手が出しにくいため、若い方たちにはあまり評価されていないようです。しかし、セダンは走行性、安全性、快適性のどれをとっても、本当はとても魅力的な車なのです。
Audi A3セダンはガソリン車でありながらハイブリッドにも負けない燃費を誇り、コンパクトながら広々とした快適空間を実現しています。Audi A3セダンにはAudi社の洗練されたあらゆる技術が尽くされているのです。
Audi A3セダンをはじめ、国産のセダンに少しでも興味を持っていただけたらと思います。
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