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大家族でもラクラク♪走る快適空間、エスティマハイブリッドのすべて

手頃なサイズと充実の快適装備、さらにはお財布にも優しい低燃費性能と、あなたの「欲しい」を全て叶えてくれるのが今回ご紹介するエスティマハイブリッドです。ノーマル車とハイブリッド車の違いや、他のライバル車との比較を交え「エスティマを選ぶべき理由の全て」を解説します

ノーマルとどこが違うの?ハイブリッドなエスティマならではの利点とは

「天才タマゴ」のキャッチコピーをひっさげて1990年に誕生したトヨタ「エスティマ」は、その売り文句に違わぬ丸みを帯びた流線型のボディラインが美しく、居住性や安全性など実用的な理由でミニバンを選択していた若年ファミリー世代を中心に「スタイルにもこだわる」新たなミニバンとして人気を博しました。
上質で広々した空間と軽快な走りで、ノーマル車でも十分に魅力的と言えるエスティマですが、あえてエスティマハイブリッドを選択する理由はどこにあるのでしょうか?

なんといっても低燃費!!トータルコストだけでは計れない魅力

クラストップである「リッター18km」の燃費を誇るのがエスティマハイブリッド。ノーマルのエスティマの「リッター11.6km」も7・8人乗りのミニバンとしては優秀ですが、レジャーなど長距離の移動が多い方やファミリーには、旅の途中で「どうしようガソリンがない!!」なんて心配する機会がグンと減るのは本当に頼もしく感じられます。
ただし、全体のコストで見ると必ずしもお得とは言えない事も事実として知っておきたいところ。ベースグレード同士で比較しても、新車販売価格でおよそ「100万円」ほどの価格差のあるエスティマとエスティマハイブリッド。その差額を節約出来たガソリン代だけで相殺するには「15万km以上」も走行する必要があり、経済的メリットはあまり期待出来ないかもしれません。

会話も弾む、静かな走りもハイブリッドならでは

始動時や低速走行時、エンジンを使用しないモーター走行中の静粛性は特に住宅街などを走行する時の大きなセールスポイントです。エンジンから感じる音や振動は、長時間のドライブでは小さなストレスとして積み重なってくるものですが、エスティマハイブリッドはそうしたイライラからもユーザーを解き放ってくれそうです。

エスティマハイブリッドの"ハイブリッドシステム"についてもっと詳しく

"ハイブリッドミニバン"の先駆けとして、確かな存在感を示し続ける「エスティマハイブリッド」ですが、ここではその心臓部である「先進のハイブリッドシステム」についてより具体的に解説しましょう。

エスティマハイブリッド

新世代のハイブリッド「THS Ⅱ(TOYOTA Hybrid System Ⅱ)」の正体

モーターとエンジンの相乗効果により、車の持つポテンシャルを最大限に引き出すトヨタのハイブリッド技術「THS Ⅱ」
最大650Vという制御電圧を実現したことで、低中速域におけるモーター走行のための余裕のある電力供給が可能になっており、ハイブリッド専用の高回転・高出力2AZ-FXEエンジンとの組み合わせはドライバーのアクセルワークに対するリニアな反応と、スムーズで力強い加速を実現しています。また、平成17年度基準排出ガス75%低減レベルの認定を受けた「国内最高水準の低排出ガス」レベルを達成している所も見逃せません。

エスティマハイブリッドには、E-Fourという独自の後輪制御技術も採用れており、フロントモーターとは独立したリヤモーターが後輪を駆動させる事によって、滑りやすい路面でも安定した走行が出来るようサポートしてくれます。

また、排気熱再循環システム「Exhaust Heat Recirculation System」が排気ガスの熱エネルギーを回収し、エンジンの暖気を促進。これにより燃費の向上だけでなく暖房性能も向上させられています。

ライバルと対決!!他車との比較で見えてくるエスティマの魅力

3ナンバーサイズかつミニバンのハイブリッドカーは現在トヨタの独壇場で、他社にはなかなかライバルと呼べる車種すら見つかりません。それだけ、個性が際立つ存在の「エスティマハイブリッド」ですが、ここでは同じくトヨタの高級志向ミニバンハイブリッド「ヴェルファイアハイブリッド」とややサイズダウンするものの気になる存在のホンダ「ジェイド」の2車種をピックアップ。それぞれの特徴やエスティマとの比較についても調べていきたいと思います。

トヨタ・ヴェルファイアハイブリッド

ヴェルファイアハイブリッド

兄弟車の「アルファード」と共に、トヨタの最上級ミニバンとして君臨する「ヴェルファイア」
よりアグレッシブに力強いイメージを求めてデザインされたフロントマスクは堂々たる風格を備えます。

プラットフォームやハイブリッド機構など、基本的な部分をエスティマと共有するヴェルファイアですが、ボディサイズは後者が一回り大きく、全長は70mm、全幅で20mm、車高に関しては145mmも上回っており、スクエアなその外観と相まって実際目にした時に感じるサイズ感は相当なものとなっています。
大きさの違いは車重にも表れており、ベースグレード同士の比較でも約150kgも重たくなるヴェルファイは、エスティマに較べてやや加速の軽快さに劣る部分があると言えます。
また、標準装備されるタイヤのサイズが16インチとなっており、対して17インチのタイヤを履くエスティマのほうがコーナーでの運動性能でもややリードしている事も付け加えておきます。

ホンダ・ジェイド

ホンダ・ジェイド

2013年に中国で先行販売され、その後2015年に日本市場にも投入されたホンダのグローバルカー「ジェイド」
車高を抑えた流線型でスタイリッシュなフォルムこそエスティマと共通していますが、同じミニバンでも一回りコンパクトな存在であり、そのぶん燃費や取り回しの良さといった普段使いでの利便性に優れます。

ジェイドに採用されているホンダのハイブリッド技術「SPORT HYBRID i-DCD」は、1.5リットル直噴エンジンとモーターの接続・切断を7速デュアルクラッチトランスミッションに兼ねさせる事により、従来よりも軽量かつコンパクトにスムーズなEV走行を可能にしたという技術です。
これまでのハイブリッドシステムのように燃費性能の追求にのみ特化されたものから、より快活な運動性能をも両立させるという目的の通り、リッター25kmの低燃費と爽快な走りを同時に味わう事が出来るという点がセールスポイントになっています。
ただし、同じ3列シートながらボディサイズが小さいぶん、3列目のシートサイズには不満も残るよう。この点ではあらゆるシートアレンジで快適性を確保しているエスティマに軍配が上がるようです。

オーナーの声から浮かび上がってくる「愛車としての」エスティマハイブリッド

実際にエスティマハイブリッドを購入された方の声を抜粋して以下にまとめてみました。
カタログスペック等からは知ることが出来ない「生の情報」も確認しておきたいところ。

エスティマハイブリッド

・シートアレンジが良い。特に3列目。3列使っても荷室容量が大きく、格納時も邪魔にならない。
・バランスのとれた良い車。操縦性が特によく、FF駆動でコーナリングしているとは思えない。
・ミニバンのわりに運転しやすい。重たい割には燃費が良いのでエコを感じることが出来る。
・とても静かでよく走る車。坂道でも四駆に自動対応してくれアクセルワークに慣れてくると燃費も伸びる。
・1500Wまで利用できる100V電源が非常に便利。停車中でも電化製品が使える車は他にない。

等、本文では触れられなかった利点についても語られています。

気になった点、不満な点についてまとめると 「価格が高め」「踏み込んだ時のエンジン音がよくない」などが挙げられていましたが、全体としてみると、ほとんどの方が購入に満足されていて、高評価ばかりが目立つ事が印象的でした。

知れば知るほど欲しくなる! エスティマハイブリッドを是非「体験」して下さい

エスティマハイブリッド

ミニバンの枠にとらわれない美しいスタイリングに、目一杯詰め込まれた「快適」という性能。
エスティマハイブリッドという車の魅力を余すこと無くお伝え出来たでしょうか?

先進のハイブリッドシステムと、決してそれだけには留まらない「車としての所有する喜び」など、各種データやオーナーの声を交えてご紹介しました。

是非、新車購入の参考にして頂ければ幸いです。

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