スポーツカーで人気のトヨタ86ですが、トヨタ86の燃費ってどの位?
2016/03/29
なみけん
イタリアのホットハッチと言えば、アルファロメオのミト! 丸みのあるデザインなのに、ミトは正真正銘のホットハッチ。ホットハッチの燃費はあまり良くないのでは!というイメージをお持ちの方必見!ミトとライバル車の燃費を一挙に公開します!
丸みのある一見かわいい外観のミト。街でもよく見かけますね。
でもミトはたんなるかわいいコンパクトカーじゃないんです!
ミトの燃費をご紹介する前に、ミトがどんな車なのかちょっとご紹介しておきましょう。
アルファロメオ ミト
ミトは2009年にアルファロメオから発売された小型のハッチバック車です。
1260kgの軽い車重で1.4Lの直列4気筒のDOHCターボエンジンを搭載し5000回転で135馬力という十二分なパワーを持つ”ホットハッチ”と呼ばれるカテゴリーの車です。TCTというデュアルクラッチを内蔵したオートマチックミッションが巧みにクラッチをコントロールして「半クラ」状態を作るため、変速ショックが少なくスムーズで小気味よいドライビングが堪能できるのです。
そんな、車好きの心をくすぐる車ミトの価格は…
【ミトのメーカー希望小売価格】
324万円
となっています。
さぁ、本題に入りましょう。
ミトはホットハッチというカテゴリの車で、かわいいふりしてとてもスポーティに走る車であることは、もうご紹介しましたね。
そんな、車の燃費って一体どれぐらいなのでしょうか。
アルファロメオ ミト
アルファロメオ ミトの燃費は『14.6km/L((JC08モード)』と、スポーツカーと考えるとなかなかの燃費です。
いかに実際の走行に近い測定方法のJC08モードといえども、実燃費ではありません。実燃費、気になりますね。
アルファロメオ ミト
アルファロメオ ミトの実燃費、しっかり調べてみました。
【ミトの実燃費】
12.61~15.95km/L
平均14.56km/L
なんと、平均だとほぼカタログ値に近い数字を出しています。
これは、なかなかすごいことです。
ミトの燃費と実燃費をご紹介しました。
車の善し悪しは燃費だけではありませんよね。なので、ユーザーや試乗された方のミトの評価をここで見てみたいと思います。
アルファロメオ ミト
まず、燃費に関する評価を見てみましょう。
「どんなに意地悪な走りをしてもリッター10km下回らない燃費も好印象。巷のエコカーに比べれば良くはありませんが、それはパワーを発揮させたらのこと。ミトのエンジンはフィアットが誇るマルチエア、1400ccのダウンサイジングターボなので、走り方次第ではリッター15km以上も狙えます。」
「回し方次第だが、コンパクトなエンジンなので、走りに比べて悪くない。」
というように、悪くないという評価が大半です。
続いては走行性能について
「キビキビ良く走り、パワーに不満はない。
特に3,000回転付近からパワー、トルクがモリモリ湧く。」
「見た目よりハードなサスペンションとパワフルなエンジン、ツインクラッチATのセッティングが絶妙で、峠越えも難なくこなせます。」
「結構勇ましいです。意外に速いし、楽しい音します。パワー以上に速いですよ。正直はやい。
もうスポーツカーですね」
というように、やはりスポーティな乗り味にぞっこんというところでしょうか。
最後はやっぱりデザインやスタイリングについての評価を見ておきましょう。
「どこから見ても隙のない艶やかさで、車へ乗りこむ際、いつも外観に見惚れてニヤニヤしてしまうほど。」
「4連メーター(速度、タコ、燃料、水温)の赤い針は蛍光性があるようで、ライトオンしなくても薄暗い状態で針の赤色が浮かび上がり、視認性が良いだけでなく「美しい」。」
「まったく飽きないデザイン。」
「写真で見るよりボリューム感と塊感があるエクステリアの存在感はなかなかのもの。浮世離れした存在感ではなく、ちょっと目を引くという加減が好ましい。」
やはり、イタリア車特有のセクシーさにやられた方、続出でした。
さて、どんな走り方をしても燃費が大崩れしないというミトですが、走り方によってはカタログ値を上回る燃費を記録するそうです。
ミトにはTCTという奇数段と偶数段それぞれあるクラッチをうまく制御して効率よくエンジンを使うとても優秀なトランスミッションを持っています。このTCTはオートマチックとマニュアルの2つのモードを任意に切り替えて使うことが出来ます。
では、一体どんな運転をすれば燃費がよくなるのか、調べてみました。
アルファロメオ ミト
出来るだけ短い時間で目的の速度になるよう加速した方が、低速ギアを使う時間を少なく出来るため、燃費が良くなることはよく知られています。
ミトの場合はTCTが優秀なので、オートマッチモードで加速するのがベストです。
減速時はエンジンブレーキを使うと、エンジンへのガソリン供給が一時的に遮断されるため、燃費が向上します。
ミトではTCTをマニュアルモードに切り替えて、意図的にシフトダウンすることで、より強力にエンジンブレーキをかけることができます。
でも、どんなに燃費走行を心がけても、事故が起きてしまうと、とんでもなくコストがかかります。
そう、「事故は高い」のです。
安全運転が一番コストが安いことをどうぞお忘れなく。
ミトには強力なライバルが居ます。
ここでは、ミトのライバル車について、燃費と実燃費をご紹介していきます。
MINI COOPER S
【燃費】16.4 km/L
【実燃費】7.38~15.57km/L 平均10.50km/L
プジョー 208GTi
【燃費】13.8km/L(JC08モード走行)
【実燃費】7.02~22.97km/L 平均13.39km/L
ライバル車の燃費を見と実燃費に幅があります。これは運転の仕方によって燃費に大きく影響があるといって良いと思います。
その点、ミトは実燃費の幅が小さく、TCTの優秀さが際立っていると言えますね。
いかがでしたでしょうか?
ミトもその他のライバル車も、スポーツカーと言って良い”ホットハッチ”でありながら、なかなかの燃費性能を発揮することが分かりました。
車をご購入の際は、ぜひライバル車との燃費比較をしてみてください。特に外国車はその特徴がよく現れるので、検討材料になると思います。
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