クラシカルなデザインが人気！クライスラーPTクルーザーの燃費と実燃費について

クラシックなアメリカ車を彷彿とさせる外観デザインで人気だったPTクルーザーですが、どんな車だったのでしょうか。
燃費についてご紹介する前に、PTクルーザーについてちょっとおさらいしておきます。

PTクルーザーは2000年から2010年までアメリカのクライスラー社から販売されていた車です。
2.4LのDOHCエンジンを搭載したFF車で、ATのみの設定となっています。
シャーシー剛性が高く、足回りもしなやかなため、見た目に反して動力性能はなかなか良いと言われています。

そんなPTクルーザーの価格を見てみましょう。

【PTクルーザーの価格】
メーカー希望小売価格で
クラシック　276万円、カブリオ　347万円、リミテッド　336万円の設定となっていました。

現在は販売終了のため、中古車しか有りませんが、30万円台～80万円台の中古車が多いようです。

さぁ、本題に入りましょう。
PTクルーザーの燃費、一体どれぐらいなのでしょうか。

PTクルーザーの燃費はカタログ値で　8.3km/L～8.6km/L（ともに10.15モード燃費）となっています。

PTクルーザーの燃費はお世辞にも「良い」とは言いがたい燃費ですね。エコカー減税の対象外だったこともうなづける数字です。

当時のアメリカの自動車メーカーはまだまだエコカーへの取り組みに積極的ではありませんでした。

販売終了から5年経ったPTクルーザーですが、まだまだ現役で元気に走ってます。
デザインに人気のある車ですし、中古車価格もお手頃です。では、実燃費は一体どのぐらいなのでしょうか？

【PTクルーザーの実燃費】
5.94～14.8km/L
平均　8.34km/L

PTクルーザーの実燃費を調べて見ると、燃費の良いときと悪いときの差が大きいことが分かります。

PTクルーザーの燃費と実燃費が分かったところで、実際にPTクルーザーに乗っておられる方の燃費に対する評価を見てみましょう。

「年に１、２回故障してます。ある程度メンテナンスできる人にはオススメです。街乗り４の燃費、ただし高速は１２」

「かわいい　高級車にみえてしまうオーラがすごい。燃費、6ぐらいです。小回りがきかないです。」

「アメ車らしい車だと思います。外観が気に入れば他の欠点なんて気にしては行けません。燃費、小回りが利かない等、国産に比べればきりがないほどありますが、それも味ですね。」

と燃費はあまり良くないが、それを上回る魅力があるので全体的には満足、という意見が多くありました。

PTクルーザーの実燃費の項目でも触れましたが、PTクルーザーは燃費の良いときと悪いときの差が大きい車のようです。ということは、運転次第で燃費走行が出来るということでもあります。
では、少しでも燃費を向上させる運転方法をご紹介していきましょう。

車は加速時に一番多くのガソリンを消費します。また、低速ギアで走るとより多くのガソリンを使ってしまいます。なので、目標の速度になるまでは出来るだけ短時間で加速し、高速ギアに入れてしまうのが効率が良いのです。

目標速度になったらアクセルを緩めて軽く足を乗せるだけに、出来るだけ速度維持を心がけましょう。

2～3台前の車が減速したら、早めに低速ギアに変えてエンジンブレーキをかけましょう。AT車でもこの方法はガソリンを節約する方法として有効です。

ここでは3つ運転方法を上げました。
でも、一番大事なのは「安全」です。事故が一番コストが高いので、危険な場合は燃費を気にせず危機回避を一番に行ってください。

PTクルーザーの燃費と実燃費、燃費に対する評価や低燃費な運転方法をご紹介してきました。
ここでは、同年代のライバル車の燃費をご紹介しておきます。

【燃費】12.2～13.0km/L（10.15モード燃費）

【実燃費】8.77～13.28km/L

【燃費】13.4～17.6km/L

【実燃費】10.97～14.21km/L

いかがでしたでしょうか？
クライスラー　PTクルーザーの燃費や実燃費とその評価、燃費走行の方法、ライバル車との燃費比較をご紹介してきました。

外観デザインにとても雰囲気があり、人気のPTクルーザーのご購入を健闘されている方は、ぜひ参考にしてみてください。