2016/02/26
bruklyn
高い車は数あれど、その中でも特に高い車って?そんなちょっとした疑問を抱えている人も少なくないでしょう。そこで今回は2015年版の世界の高級車ランキングを紹介します。あの車はいったいいくら?
いきなり億越え!
同率9位に輝いたのは、伝統あるF-1チームを所有するメーカーが世界中で375台のみ限定生産するマクラーレンP-1です。2013年のジュネーブモーターショーで正式に発表されたこの車はカーボンコンポジット製モノコックにアグレッシブなデザインのボディが特徴。さらに最高出力737psの3.8LV8ツインターボエンジンを搭載しており、走りの性能も抜群です。加えてハイブリッドシステムにより179psのモーターが加わるので、実際は916psになります。
出典:car-me.jp
10位のマクラーレンP1と同額だったのは、アメリカのチューニングメーカー、ヘネシー・パフォーマンスが製造する最高峰モデル「ヴェノムGT」だ。ロータス・エキシージをベースとした軽量ボディに、GM製7.0Lツインターボエンジンを搭載、最高出力は800hp、1,000hp、そして1,244hpの3段階に調節が可能となっている。「ヴェノムGT」の購入者にはヘネシーのテストドライバーによる講習がサーキットにて受講できる特典付きだ。
デンマークのZENBOオートモティブがジュネーブショー14で欧州初公開した斬新なスタイルのスーパーカー「ST1」。GM製6.8Lにターボ+スーパーチャージャーのダブル過給で、1,104psを発生する。スチール製スペースフレームにカーボンファイバーボディの組み合わせは、1,688kgとこの手のクルマとしては重量級だ。
出典:gigazine.net
2013年にワールドプレミアされたフェラーリ発のハイブリッドカー。F-1と同じ工程で製造されたカーボンモノコックに、初採用の「アクティブ・エアロダイナミクス」で最適な空力特性を実現し、6.2LV型12気筒エンジンは自然吸気ながら800ps。さらにF-1で培われた運動エネルギー改正システム(KERS)を介して163psをアシスト、トータルで963psを発生する。上記の価格で限定499台ながら、世界中から1千人以上の購入希望者が殺到した。
2011年に発表されたイタリアのバガーニ・アウトモビリが製造する南米先住民族が信仰する”風の神”を意味する「ウアイラ」。AMG製V型12気筒エンジンにツインターボを装着する。カーボンとチタニウム性モノコックフレームとガルウイング・ドアを持つ「風の神」は、730ps最高速度は370kmに達する。
「ランボルギーニ・ムルシエラゴ」ベースのスーパーカー。デザインのモチーフはステルス戦闘機F‐22だとデザイナー自らがいう物騒なクルマでもある。エンジンはV型12気筒6.5L650馬力。0-100km/h加速3.4秒の加速性能を持つ。2007年のフランクルトモーターショーで初公開され20台限定で販売された。そのうち1台は日本に輸入されている。
スウェーデンのスーパーカーメーカー「ケーニセグ」の究極のスーパーカー。5.0LV型8気筒ツインターボエンジンの最高出力は1341hp。パワーウェイトレシオの理論上では、最高速度は440km/h。もちろんタイヤが原型をとどめていればだが。0-100km/h加速となれば計測不能のようで、発表されていない。生産台数は6台で、自殺志願者がすでに予約済みだ。
W型16気筒8.0Lエンジンは4つのターボチャージャーにより1,001psを発生する同グループのフラッグシップカー。4WDを介し、0-100km/h加速2.5秒、最高速とされる407km/hを体感するには最低11.5kmの直線が必要らしい。ちなみにこれに耐えるミシュランPAXランフラットタイヤは、1セット270万円とされる。
アラブ初のスーパーカーとして、カタールモーターショーでお披露目されたのが、レバノンのWモーターズが製造する「ライカン・ハイパースポーツ」だ。ランボルギーニっぽい前衛的なスタイルのボディに、水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力760ps最高速度394km/hのスペック。7台の生産予定だったが、世界中から100件以上のオーダーが入ったという。大半はアラブ周辺の方でしょう。
世界で最も高価なクルマ、堂々の№1は、やはりこのメーカー、ランボルギーニだった。この何とも美しいクルマはランボルギーニ創業50周年を記念して公開された。世界限定で3台しか生産されないロ-ドスターモデルは、750psを発生する6.5LV型12気筒エンジンを搭載。最高速は365km/h、0-100km/h加速は2.9秒だ。クローズとボディはもれなく屋根が付いて、なんと2,000万円ほどお得です。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局