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【アウディA4】新型A4が今年夏に発売と予想されるA4について

フォルクスワーゲングループに属するドイツの自動車メーカー、アウディが製造するミドルセダン型の自動車であるアウディA4。初代A4が1994年に発売されてから現在で4代目となる。4代目が発売されたのが2008年であり、そろそろモデルチェンジの時期であるが2015年夏に新型の投入が予想されている。

アウディA4について

アウディ・80、アウディ・90に代わって1995年に日本では導入されたアウディA4、現在のモデルの基本情報についてみて見る。全長4,720mm,全幅1,825mm,全高1,440mm,排気量1,984cc,エンジンは2.0L直列4気筒TFSIエンジンで最高出力211ps,最大トルク350Nmを実現している。また、7速Sトロニックを搭載しておりツインクラッチを一体化した構造で瞬時に変速動作を完了させる。

アウディA4

現モデルの主要機能と価格

A4では5つの走行モードをボタンひとつで切り替えられるAudiドライブセレクトによって、長距離ドライブやスポーティーな走りなど用途に応じて使い分けることができる。また、搭載しているquattroは走行性を高めダイナミックな走りを実現しつつ、ハンドリング限界付近でもニュートラルな感覚で安定した走行ができる。そして、アイドリングストップ機構などの環境性能に配慮した機能やクルーズコントロール、再度アシストなどの安全性能に配慮した機能もある。価格:¥4,670,000~なおエコカー減税対象車であり Sedanは¥168,800 Avantは¥172,400の減税である。

新型

新型A4は100kgの軽量化に成功してあり、プラグインハイブリッドも搭載されるという。またエンジン縦置用のプラットフォームMLBを改良したMLB Evoが採用されている。トランスミッションは6速のマニュアルと7速のデュアルクラッチトランスミッションが用意されると考えられている。

新型アウディA4の3ポイント

 2016年2月8日に開催された発表会で石田氏は3つのポイントを提示した。
まず「デザイン&クオリティ」では、近年アウディが重要視しているプログレッシブ(先進的なイメージ)デザインを継承するとともに、フロントまわりでは2004年に発売したA6から導入しているシングルフレームグリルとLEDライトを採用。シングルフレームグリルはより拡大され、立体的な造形の8本の水平バーにすることで質感と存在感をさらに高めたという。リアでは先代同様にリアスポイラー一体型のトランクリッド、ディフューザー一体型のリアバンパーを採用するとともに、直線基調のテールランプデザインとすることで躍動感を表現した。
 また、サイドビューではドア下部にフロントからリアにかけて上昇していくデザインを与えるとともに、「ショルダーラインは従来ではつまみ型のプレス加工だったところ、谷型のプレス加工に変更し、影をショルダーラインのところで表現した」という。
 ボディサイズについては4735×1840×1430mm(全長×全幅×全高)となり、従来モデルから15mm長く、15mm広くなり、全高は10mm低くすることでよりワイド&ローを強調。ホイールベースは15mm延長されて2825mmとなっている。
 インテリアでは、室内の広さを強調する飛行機の翼を連想させるデコラティブパネルを採用したほか、先代モデルから室内長が17mm延長され、加えてショルダー部分の幅は11mm、前席乗員のヘッドクリアランスは24mm、後席足下空間は23mm(数値は欧州仕様での比較)拡大されたことで快適性が向上。また、新型TTから導入された、12.3インチの高輝度液晶モニターを用いたフルデジタルの多機能ディスプレイシステム「アウディバーチャルコックピット」(マトリクスLEDヘッドライトパッケージとセットオプション)も設定されている。
「セーフティ&コンフォート」については、新型A4では万が一の事故の際にフロントのシートベルトを巻き上げて拘束力を高める「アウディプレセンスベーシック」、約85km/hまでの速度で周囲のクルマや歩行者を感知し、衝突の危険性がある場合に警告を行なうとともに、必要に応じて自動ブレーキを作動させる「アウディプレセンスシティ」、走行速度が約60~250km/hまでの間、車両が走行レーンを越えないようにステアリングを自動修正してドライバーをアシストする「アウディアクティブレーンアシスト」とともに、「リヤビューカメラ」「アダプティブクルーズコントロール」「アウディパーキングシステム」などを全モデルに標準採用。
「ダイナミクス&エフィシエンシー」では、駆動方式によって2種類の直列4気筒DOHC 2.0リッターターボエンジンが用意されていることを紹介したほか、Cd値0.23(欧州仕様)を実現したエアロダイナミクス、従来モデルから最大120kgの軽量化に成功したボディについて紹介された。

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