トヨタのコンパクトなエコカー!新型アクア登場!その魅力は?!
2015/09/05
まりりん1124
2016年11月2日、いよいよ日産が新型ノートの販売を開始しました。日産の中でもコンパクトカーに位置する新型ノートには最新技術「e-POWER」が投入されています。そんな新型ノートがどんな車なのかを、性能やスペックを見ながら追及していきます。
2016年11月、ニッサンから新型ノートが販売開始されましたが、革新的な技術を採用する事により、今までにない全く新しいタイプの車となったようで、価格は次の通りとなります。
日産 新型ノート
e-POWERメダリスト 価格:224万円
e-POWER X 価格:196万円
この新型ノートは、ヘッドライトの形状やフロントグリル、フロントバンパーなどに変更点はありますが、型式は変更されていませんので、マイナーチェンジという事になります。
中でも一番注目すべき点は、日産の新技術となる「e-POWER」というシステムを採用したことにより、今までにない電気自動車として登場しました。
新型ノートの動力系は、日産リーフと同じシステムとなっており、基本的に見てみますと電気自動車という事になりますが、充電という意味では大きく異なります。
新型ノート e-POWER
これまでの電気自動車リーフや従来のハイブリッドとは違い、発電用のモーターと発電用のガソリンエンジンを搭載しています。
e-POWERは、エンジンによる電気供給と発電用モーターによる電気供給によって、ガソリンの消費量を減少させているというのが大きな特徴になります。
日産リーフの場合、ガソリンは一切使用せずに充電による電気によってモーターを駆動させ、走行可能にしていますが、設備が限定されるため充電時間と航続可能距離に不安を感じさせる部分があります。
日産 リーフ
充電式のリーフの場合、走行により電池残量が少なくなれば充電設備を探す必要がありますが、新型ノートの場合は、ガソリンスタンドでいいので、ガソリン車と同じにも考えられるという事になります。
新型ノートの場合はガソリンエンジンを搭載しているため、電池がすなくなればエンジンによって発電して充電することから、「航続距離」「充電設備」という2つの不安を解消してくれるのです。
では、新型ノートに搭載されたe-POWERとはどんなパフォーマンスを披露してくれるのでしょう?エンジンスペックについて見ていきましょう。
日産 新型ノート e-POWER
発電用エンジン型式:HR12DE(DOHC水冷直列3気筒)
排気量:1.2L
最高出力:58kW(79PS)/5400rpm
最大トルク:103N・m(10.5kgf・m)/3600-5200rpm
モーター型式:EM57(交流同期電動機)
定格出力:70kW(95PS)
最高出力:80kW(109PS)/3008-10000rpm
最大トルク:254N・m(25.9kgf・m)/0-3008rpm
動力用主電池:リチウムイオン電池
燃費:34.2km/L~37.0km/L
これまでのノートとは違い、パワーも109馬力にアップしていますので走りも力強くなりましたが、燃費は各段に良くなったことが分かります。
発電用エンジンは、ガソリン車のノートと同じ型式であることから、ガソリン車用のエンジンをそのまま発電専用にしたことになります。
エクステリアの変更点で一番最初に目が惹かれるのは、日産が統一化を図っている「Vモーショングリル」と呼ばれるグリルが採用されている手になります。
新型ノート Vモーショングリル
日産マーチなど、日産の他の車種にも採用されているVモーショングリルによって、ヘッドライトの形状が変更され、フロントバンパーには新デザインが採用されたことによりイメージチェンジされています。
リヤ周りはテールランプの配色とリヤバンパーに変更がありますが、それほど大きな違いにはなっていないようです。
マイナーチェンジ前後のボディサイズを比較してみましょう。
新型ノート(マイナーチェンジ後)
全長:4100mm
全幅:1695mm
全高:1520mm
ノート(マイナーチェンジ前)
全長:4100mm
全幅:1695mm
全高:1525mm
新型では全高が5mm程低くなっていますが、e-POWER以外のグレードだと同じ高さになっており、サイズ的にはほぼ変更されていないようです。
マイナーチェンジですから、イメージ的には変わったものの、大きく変更された点はないという事になります。
内装もデザイン的には大きな変更点はありませんが、新型ノートは配色やシートデザインを変更する事で、雰囲気が少し変わったように感じます。
新型ノート e-POWER(メダリスト)
室内長:2065mm
室内幅:1390mm
室内高:1255mm
ノート マイナーチェンジ前(メダリスト)
室内長:2065mm
室内幅:1390mm
室内高:1255mm
マイナーチェンジ前後を見てみますと、内装カラーはグレードによって異なってしまいますが、シートのデザインが変更されていることが分かります。
室内サイズについては、ボディサイズ、室内デザインに変更はありませんので、マイナーチェンジ前後でも同じという事になります。
新型ノート e-POWERのシフト部分
新型ノートe-POWERのシフト部分は、日産リーフと同タイプのシフトになっており、パーキングの「P」はシフト中央のスイッチ式になっています。
日産の新型ノートは、「技術の日産」が開発した最新技術「e-POWER」の搭載により、国産トップレベルのエコ性能を手に入れました。現在のところ新型ノートe-POWERはFFのみとなっていますので、今後の4WDの登場と更なる進化に期待したいと思います。
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