ホンダ・NシリーズN-WGNの実燃費と詳細をまとめてみました。
2015/11/12
neko.shinohara
数ある5ドアミニバンの中、5ドアミニバンイプサムの実燃費を紹介!! ライバル車との実燃費の比較!! ファミリーカーとして定着したイプサムの評価、魅力とはなにか!!??これから5ドアミニバンを購入検討中の方はかならずチェックを!!!
イプサム車名の由来 ラテン語で「本来」という意味
1996年5月にファミリーカーとして登場したイプサム( IPSUM)排気量2,000ccガソリンエンジンと2,200ccディーゼルターボエンジン搭載車を送り出した。小柄なボディ(5ナンバー)
しかし7人乗りの設定(全車4速コラムAT)。ボディーカラーはツートンカラーがメインで後に「ホワイトイプサム」特別仕様を追加。CMのキャラクターにもなった"イプー"は記憶に新しい。数あるミニバンの中でイプサムはどこが違うのかチェックしましょう!!??
ホワイトイプサム(特別仕様)
2代目イプサム(IPSUM)は大きくなった車体(3ナンバー)、6人乗りと7人乗りの2種類に分けて販売(後に7人乗りのみになる)。カラーもホワイトイプサム(特別仕様)を追加する。収納スペースも大きく変わり、リヤの床下に収納スペースを確保。その為イプサム専用プラットフォームを開発。スペアタイヤは車体中央部に移動した。幾度のマイナーチェンジを経て2009年12月に生産終了しました。イプサムのクルマはいかに荷物を効率良く収納するか徹底的に考えられたクルマで感心しますね!!
リヤの収納スペース
イプサムの燃費について触れてみましょう。イプサム、カタログ燃費(レギュラー)12Km/L(10.15モード)、標準燃費レギュラー8.90Km/L 、 ハイオク9.50Km/L、軽油10.19Km/Lとなっています。実際のところイプサムの実燃費はどうなのか?? ライバル車と比較してみました。
オデッセイの実燃費は!?
5代目「ホンダオデッセイ」2,400ccエンジン搭載車、JC08モード燃費(13.8Km/L)標準8人乗りFF車。平均実燃費11.4Km/L(レギュラー) 平均実燃費とは(街中、流れの良い一般道路、高速道路のトータル) アブソルート2.4L直4 DOHC i-VTEC 5速AT「ECON」ボタン搭載(エンジン、CVT、エアコンの制御を燃費重視にする)。走行性能のトルク、実燃費に関してはオデッセイが上回っていますね。居住性ゆったり感はイプサムですね。
ウィッシュの実燃費は!?
ウィッシュ1.8X-FF-1340 ウィッシュカタログ燃費16.4Km/L(10/15モード)、街中9.8Km/L、流れの良い一般道路13.1Km/L、高速道路16.8Km/Lのトータル 平均実燃費12.9Km/L(レギュラー) 1.8Lエンジン搭載車Super CVT-i (自動無断変速機)開発により低燃費を実現。ボディはイプサム2代目より少し小さい5ナンバーになっており2種類のワイドボディも用意。1.8Lと2.0L、直4DOHC 両バブルマチック機構になっています。燃費はかなりいいですね!!
イプサム平均実燃費8.5Km/L
イプサム2.4 240s-FF-1170、イプサムカタログ燃費12Km/L(10/15モード)、イプサム街中の燃費7.41Km/L、イプサム流れの良い一般道路8.36Km/L、イプサム高速道路11.04Km/L、イプサム平均実燃費は8.5Km/L(レギュラー)。オデッセイに比べイプサムは走り重視より乗り心地重視の車。全体的にエンジン回転もゆったり感があります。またATの特徴も変則ショック少な目になっていて安定した乗り心地につながります。実燃費に関してはさほど良くありませんがファミリーカーとしては居住性、走行性能のバランスが取れているクルマではないでしょうか!!
イプサムの燃費を向上させるには!!??
1.積載荷物を出来るだけ軽くする。 2.ガソリンは必要最小限に入れて走行。 3.下り坂はN(ニュートラル)にせずエンジンブレーキを使用した方が燃費が良くなる。Nにするとアイドリンク回転数を維持する為燃料を消費する。 4.急加速、急発進はしないのはもちろんの事、AC及び電装機器の使用は控えめに。 イプサムのタイヤの空気圧を少し高めにした方が燃費が良くなる。
補足 : 日頃のイプサムの定期点検、オイル交換及びプラグ、エアクリーナーのチェックはダイレクトに燃費に影響します。
イプサムのスポーティーグレードと言えば2003年のマイナーチェンジで登場した「240s」があげられます。サスセッティングは少し固めに設定し17インチホイールをベースにしました。新車価格は204~306万円になっています。「240s」は標準グレードが225万円の所20万円高の245万円に設定されました。特徴はキビキビした操縦性そして運転する楽しさが味わえるクルマですね。
全長、全幅とも拡大された3ナンバーボディ。ホイールベースも90mm延長され、ゆったりとしたシート間隔の幅広さを確保しました。収納スペースもよく考えられておりスペアタイヤを助手席の下に移動させラケッジ床下にゴルフバッグが入るよう工夫されています。3ナンバーイプサムではコーナリングのロール傾きをジオメトリーの最適化および減水力可変ダンパーの採用により乗り心地を改善しました。さらに大きな特徴はボディが3ナンバーに拡大したにもかかわらず最小回転半径が5ナンバーイプサムと同じ5.5mになっている事。アウトドアなどでどうしても狭い場所に駐車せざるおえない時や車庫入れ、縦列駐車に心強いクルマですね。
乗り心地重視のミニバン"イプサム"
ミニバン中クラスのイプサム、乗り心地重視の車イプサム。特にイプサム240sは多人数が乗っても穏やかなハンドル操作を心掛ける事で同乗者に快適な乗車空間を満喫してもらえます。そのワケはサスセッティングが柔らかい、またオデッセイに比べイプサムは60mm~90mmも車高が高いので快適な室内での食事団欒が楽しめます。燃費重視で選ぶことも大事ですが視点を変えて純粋にドライブライフ楽しむ視点での選択もアリかと思います。多目的使用に向いているイプサム、ヒンジドアの5ドアミニバンイプサムはまだまだ貴重な存在の車です。
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