2016/06/12
isshe_m
大切な命が宿る妊婦さんは、危険を避けるためになるべく自動車の運転をしない方が良いと言われています。ですが地方など「車を運転しないとどこにも行けない!」という方も多くいらっしゃいます。今回は妊婦さんの運転で気を付けたい事をまとめました!
妊婦さんの運転は…
日本の法律では妊婦さんが運転しても特に問題はありません。いつまで運転して良いなどの法的な決まりも今のところはないようです。
妊娠が後期になってきたら運転は避けましょう。妊娠の後期になると、お腹が大きくなりハンドルにお腹がつかえてしまいます。子宮が下りてきて足の付け根に力が入りにくくなりアクセルやブレーキの操作が難しくなります。
ハンドルの操作がしにくい、アクセルやブレーキを踏みづらいなど感じ始めたら妊娠前期、後期にかかわらず運転は控えてください。
妊婦さんもシートベルト!
妊婦さんはシートベールとをしなくても良いと思っている方もいますが、道路交通法では健康上やむを得ない場合は使用しなくても良いことになっており妊婦だからしなくて良いとは明記されていません。
座っているのもつらい臨月で出産の際などは健康上やむを得ない状況に該当するようです。もしもの時に命を守ってくれるシートベルトは、妊婦さんも着用しましょう。
妊婦さんのシートベルトの装着方法
妊婦さんは腰ベルトの位置が重要になります。腰ベルトがお腹の方に回ってしまうと急ブレーキなどでお腹が圧迫される危険があるからです。
腰ベルトはお腹のふくらみを避け腰骨にそって低い位置に固定します。足の付け根の方へ通すと良いようです。
肩ベルトは胸の間を通し、腰ベルト同様お腹のふくらみを避け装着しましょう。
マタニティ専用シートベルトがおすすめ!
心配な方はマタニティ専用シートベルトもおすすめです。下半身を中心に装着するのでお腹が圧迫されません。
妊婦さんは突然の体の変化に注意!
妊娠初期は、たくさん寝ていても眠気に襲われることがあります。眠気がある時は運転するのはやめておきましょう。
運転中に眠気に襲われたら、車を安全な場所に停止させ目をつぶり休憩してください。
眠気以外にも、急にイライラしてきたり、お腹が張ってきた場合は安全な場所に自動車を停止させて休憩を取りましょう。無理な運転は禁物です。
妊婦さんは運転する前に自分の体調や気分をよく確認しましょう。気分は悪くないか、眠気はないか、お腹は張っていないか、イライラと不安定な気分ではないかなど細かく確認しましょう。
妊婦さんは無茶な運転をしない!
妊婦さんは運転をいつもより丁寧に行いましょう。スピードはあまり出さず、車間距離を十分にとって運転してください。
急発進、急ブレーキもお腹に響くので気を付けましょう。
体調がすぐれない時や、心が不安定な時は運転を控えましょう。これは妊婦さん以外でも言える事ですね。
妊娠中は身体や心が激しく変化します。長距離、長時間の運転は避けましょう。もしどうしても行わなければならない場合は時間に余裕をもって休憩をこまめにとりながら運転しましょう。
長時間、同じ姿勢でいると胎盤がうっ血しやすくなるので注意しましょう。休憩をとる際は車から降りて体をほぐすようにしましょう。
高速道路は…
長距離でなくても、妊婦さんはなるべく高速道路は避けたほうが良いようです。運転中に体調や気分が悪くなっても急には車を止めることが出来ません。一般道と違い緊張感が高まりお腹が張ってしまう場合もあるようです。
妊娠中の車の振動は気になりますよね。ですが、舗装された道を通るのであれば心配はいりません。
段差は減速して走ろう!
段差を通る際は、速度を落とし振動を抑えるようにしましょう。お店に入る際などは注意して運転してください。
座席にクッションなど敷くと振動対策になります。低反発クッションなどは効果的なようです。
母子手帳と保険証は忘れずに!
どんなに注意していても、交通事故に巻き込まれる可能性はあります。そんな万が一の時のために保険証と母子手帳は必ず持っておきましょう。
妊娠の状況も母子手帳を見ればわかります。
妊婦さんも安全で楽しいカーライフを!
運転には集中力と少しの緊張感が必要です。妊婦さんは体に無理のない程度に運転しましょう!最後までお付き合いいただきありがとうございました!
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局