スッペクは歴代NO.1!コルベット・スティングレイの魅力に迫る!
2016/04/05
n.nakamura
コルベットスティングレイはアメリカを代表するスポーツカーです。その最新版がc7。ロングノーズとショートデッキのフォルムは、歴代モデルの血統を受け継ぐもの。エンジンからシャーシに至るまで、進化したコルベット・スティングレイの魅力を語ってみましょう!
シボレーコルベットスはアメリカを代表するスポーツカーです。その歴史は長く、実に60年にも及ぶシリーズなのです。まずは現行モデルに至るまでの流れを振り返ってみましょう!
コルベットスティングレイ
オニトマキエイをイメージしたコルベットスティングレイのフォルム。歴代モデルに受け継がれる、普遍のデザインです。
コルベットの初代モデルは、1954年にデビューしたC1と呼ばれるオープンスポーツモデルでしたが、現在のような躍動感のあるフォルム、「スティングレイ」の名を冠したのは、1963年にデビューしたC2型と呼ばれるモデルです。
シボレー・コルベット(Chevrolet Corvette )は、ゼネラルモーターズ (GM) のシボレーブランドによって販売されている、アメリカンスポーツカーである。コーベットとも表記される。
アメリカではフォード・サンダーバードと時を同じくして誕生したスポーツカー。当初はオープンカーを中心に販路を拡大していました。
コルベットスティングレイc3
1968年から1982年にかけて製造されたコルベットスティングレイ3代目モデル。
日本ではスーパーカーブームで盛り上がる中、同じ時代に製造されていたのがC3型。日本にも多くの車両が輸入されており、アメリカを代表するスポーツカーのイメージが広く知れ渡りました。スティングレイの名称は、C2型とこのC3型、そして現行モデルのC7のみです。
コルベットc6
2005年に製造を開始したコルベット6代目モデル。
ル・マン24時間レースなどモータースポーツで数々の栄光を掴んできたC6型。よりパワフルに、情熱的に、精緻にをコンセプトに、前作C5から大幅なパフォーマンスアップを果たしたモデルです。特に最高峰スポーツモデルのZR1は、648馬力を発生するエンジンを搭載し、話題になりました。※c6にスティングレイの別名は使われていません。
2013年1月に新型モデル、シボレーは最新モデルc7をデトロイトショーで発表しました。以前から新型への発表がウワサされ続けていましたが、先代モデルc6の登場から9年ぶりにフルモデルチェンジを敢行。スティングレイの名称が30数年ぶりに与えられました。
コルベットスティングレイc7
コルベットスティングレイの最新モデルがc7
より近代的なデザインに進化した最新型のシボレーコルベットは、流れるようなスタイリングに磨きをかけて、より魅力を増しました。全体的な完成度も高く、これまで大味だったアメリカンスポーツカーのイメージ。各部の機構は欧州車や日本車のように洗練されています。
アメリカでは古典的なV8エンジンも引き継がれていますが、コルベットスティングレイc7のエンジン自体は完全なる新設計です。
コルベットスティングレイc7のエンジン
オールアルミ製LT1型エンジンを搭載するコルベットスティングレイc7。
先進テクノロジーを取り入れた6200cc V型8気筒エンジンはlt1と呼ばれ、バルブ形式は古典的なOHVですが、アクティブフューエルマネージメント、連続可変バルブタイミング、パワーと低燃費を両立させた先進的燃焼システムを組み合わせ450馬力と610Nmの強烈なトルクを発生します。
このオールアルミ製「LT1」型スモールブロックエンジンは、直噴システムと連続可変バルブタイミングを特徴とし、最高出力455hp(日本公式HPでは460ps)と最大トルク63.6kgmを生み出す。
新型ではミドシップになるのではとウワサされていましたが、コルベットスティングレイc7は伝統的なFRレイアウトでデビューしました。
パワフルな走行性能
V8エンジン、460馬力のパワーは強力な動力性能を発揮します。
時速約100キロまでの加速力は4秒以下、コーナリング時の最大横Gは1Gを超えるコーナリング性能を発揮。フットワークも俊敏です。
コルベットスティングレーの価格
価格 994〜1545万円
そんな注目のコルベットスティングレーですが気になる日本国内での価格をチェックしましょう。もっともベーシックなモデルがZ51 2LTというグレードで、価格は994万円。もっともハイグレードなZ06コンバーチブル3LZで1545万円となっています。
コルベットスティングレーの燃費
時代の流れか、新型エンジンによって燃費性能も大幅に改善されています。
V8大排気量エンジンを搭載するコルベットスティングレーですが、日本の道路事情の中でも実燃費は6km/L〜8km/Lを達成しています。日本のハイブリッドカーと比べると、かなり燃料消費が激しいですが、このクラスのスポーツカーとしてはまずまずの数値といえるでしょう。
コルベット・スティングレイまとめ
洗練されたパッケージングは、新世代のアメリカンスポーツカーといえるものに完成されています。
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