知りたい!カーフィルムの上手な貼り方を♪そしたら自分でできます!
2016/03/08
lalala.rararaura
UVカットやプライバシーの保護などに役立つスモークフィルム。ただ施工を依頼すると意外に高い!そこで今回は、自分でもスモークフィルムが貼れるよう貼り方などを紹介しますので、紹介する貼り方などを参考に、是非スモークフィルムの施工にチャレンジしてみてください。
スモークフィルムとは、車のガラス部分に貼るフィルムの事で、「UVカット」や「プライバシーの保護」また「ドレスアップ」などの目的が主とされています。
また、スモークフィルムは直射日光などの紫外線もカットする役割をするので、肌の日焼け防止はもちろんシートなどの色褪せ効果も期待出来ます。
カーフィルムの色はブラックやブラウン、ミラーなど様々な色が販売されており、その可視光線透過率は%で記されています。例えばブラックのスモークフィルムで可視光線透過率が1%のものをガラスに貼れば真っ黒になり、外からは殆ど見えなくなります。逆に可視光線透過率が99%であれば薄ら黒がかかるくらいとなります。
スモークフィルムの可視光線透過率は1~99%までありますので、フィルム選びは本体の色と可視光線透過率をしっかりと確認しましょう。ちなみに可視光線透過率1%の場合、暗すぎて特に夜は外の状況が見づらくなるので注意も必要です。
では実際スモークフィルムの貼り方とそのコツについて紹介していきたいと思います。
・水に中性洗剤を入れたスプレーボトル
・ゴムヘラ
・カッターやハサミなど
・タオルやキッチンペーパーなど
(中性洗剤は台所用の洗剤で大丈夫です)
【ポイント】
スモークフィルムを貼る際必要となる水と中性洗剤を混ぜたスプレーですが、その作り方は「水500ccに対し中性洗剤3~5滴」を目安としてお作りください。
まず窓ガラスの型取りから始めましょう。この時スモークフィルムを窓ガラスより少々大きめなサイズにカットしガラスへ貼りつけていき、貼り終えたら窓の枠に沿ってカッターで余分な所をカットします。(それぞれパーツごとに切り分けます。)
【ポイント】
型取りを始める前はガラスを綺麗に清掃してください。ゴミや誇りなどが付着している場合スモークフィルムに傷がつく可能性があります。
水と洗剤で作ったスプレーをフィルムを貼る面のガラスにたっぷりと吹きかけます。ここは遠慮なくビショビショになるまで吹きかけてください。
【ポイント】
特に夏場はガラスが熱くなりスプレーしてもすぐ蒸発してしまいますので、遠慮なくたっぷりかけるようにしてください。
スモークフィルムに貼られている透明なシートを剥がし、フィルムの端を両手で持ちながらガラスの上のラインと左右のバランスの良いところで貼ります。
【ポイント】
貼りつけ位置がズレてもすべらすように位置を動かすことが出来るので焦らずピッタリと合わせましょう。
上手く貼ることが出来たら次はゴムヘラを使用してガラスとフィルムにある洗剤水を、初めは優しく徐々に強く左右に滑らすように洗剤水を抜いていきます。
【ポイント】
ゴムヘラで水を抜く際は、スプレーしながらおこなうとフィルムに傷がつきにくくなります。
綺麗に洗剤水が抜けたらゴムヘラでは届かなかった左・右・下の隙間などに薄いヘラを使用して中に入れ込んでいきます。
【ポイント】
この作業も焦らずゆっくり、そして優しくおこないましょう。急いでやるとフィルムに傷がつく可能性があります。
このような要領でおこなえば完了です。尚、屋外で作業する場合、風が強い日などはホコリが付着しやすいので極力避けた方が良いです。
さらに詳しくスモークフィルムの貼り方が知りたいという方のために、スモークフィルムの貼り方動画をご用意しましたので、併せてそちらも参考にしてみてください。
フィルム施工作業の様子
平面の場合は比較的簡単に貼ることが出来るのですが、リヤガラスなど曲面になるとシワなども寄りやすく難易度が上がります。
では続いて、難易度の上がるリヤガラスへの貼り方について紹介していきますので、参考にしてみてください。
リヤガラスへのスモークフィルムの貼り方はそれぞれ分割して貼るのが一般的です。ちなみに現在では車種別にカットされたスモークフィルムも販売されているのでそれらを利用すると便利です。
基本的にリアガラスにスモークフィルムを貼る場合も先程と同様の貼り方で作業していきますが、フィルムを分割するなど少々異なる部分もあるので、貼り方について動画を紹介しますのでそちらをご覧ください。
リアガラス1面 分割でのフィルム施工の様子
スモークフィルムを貼る場合、守らなければならない規制があり、運転席と助手席の窓に関しては可視光線透過率70%以上が必要となります。70%以下の場合は不正改造(整備不良車)として検挙されますので注意してください。
不正改造車とは道路交通法で定めらた保安基準を満たしていない車両のこと言い、主に「フルスモーク」や「ボディからのはみ出しタイヤ」、さらには「競技用のマフラー」など、その車検証に記載の内容と異なる状態の場合不正改造車とみなされます。
不正改造(違法改造)の罪は、以前は違反点数と反則金だったのですが、現在は整備命令が出されることになっています。整備命令を受けたにもかかわらず、それに従わない場合には、6ヶ月以下の懲役または20万円以下の罰金が課せられます。
スモークフィルムを貼る際は、このように不正改造車とならないよう決められた基準範囲内で施工を行うようにしてください。
スモークフィルムを貼る作業はやはり慣れが必要で、最初のうちは傷がついたり空気が入り込んだりとなかなか上手くいかない場合があります。ただコツさえつかんでしまえば作業は簡単ですので、あきらめずにトライしてみてください。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局