2016/04/23
k86y
仮免試験は運転技術を判断する技能検定と知識を見る学科の2つがあり、その2つに合格しなければなりません。ただ実技の自信はあるけど学科が不安だという方も多いと思いまので、今回は仮免試験の学科についてお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
運転免許証を取得する際、大きく分けて「仮免試験」と「本免試験」の2回の試験があります。そのいずれの試験に合格しなければ運転免許証の取得は認められません。
仮免試験の学科は本免の学科時よりも問題数が少なく出題の形式もマル、バツの2択問題となるので本免試験の学科よりかは難易度が若干下がります。
仮免試験というだけありそこはやはり試験ですので合格ラインと制限時間などが設けられていますので、その仮免試験の学科の合格ラインと制限時間などを紹介します。
●仮免試験の学科では全50問が出題され「マル、バツ形式」となり、それを30分以内で回答し、100点中90点以上(1問2点)の場合で合格となります。
ちなみに本免許の学科試験の場合、出題される問題数は100問となり仮免試験では50問と問題数は半分です。出題数も半分だし「楽勝だ!」と甘く考えていると合格出来ませんので仮免試験前はしっかりと勉強しておきましょう。
仮免試験の学科では50問出題されるうち90点以上で合格となる。採点は1問につき2点という採点方法がとられているため、50問のうち45問を正解しなければならず、間違えて良いのはたったの5問ですのでしっかりと勉強しなければ受かりません。
では、仮免試験の学科はどのような問題が出題されるのかを知るために、いくつか問題を紹介しますので参考にしてみてください。
2.道路工事を行っている場所では、工事区域の端から5メートル以内の場所は駐停車禁止である。【正解:×】
【説明】:道路工事区域の端から5メートル以内の場所は駐車禁止だが停車は禁止されていない。
3.安全地帯や立ち入り禁止部分の標示によって、車の通行が禁止されている場所をやむを得ず通行しなければならないときは、警察署長の許可がいる。【正解:×】
【説明】:安全地帯や立ち入り禁止部分は、例外なく入ってはいけません。
というように、学科試験の内容は簡単な一般常識問題からひっかけのように問題が出題され、しっかりと読まないと正解出来ない問題が出題されます。
特に交差点から〇〇メートル以内は・・・とか、追い越し30メートル手前では・・・などの数字が出てくる問題に関してしっかり覚えておく必要があります。
日本には警察や国土交通省、また市町村などで定められている標識が数多く存在しているわけで、似たような標識もあります。仮免試験でも標識の問題は出題されますが、なかでも見間違いそうな標識を挙げますので良く確認するようにしてください。
「この標識がある道路では、車や路面電車の通行は禁止されているが歩行者は通行できる。」と出題され、歩行者であれば通行できると思いがちですがそれは間違いです。これは歩行者も全て通行止めということになります。
これは「車両進入禁止」です。問題では「この標識は車両通行止めである」と出題されることがありますが、「車両通行止め」ではなく「車両進入禁止」です。間違えないようにしましょう。
「この標識がある場所では、高さ3.3メートルの車は通行できる?出来ない?」など高さ制限の標識ですが、これは「3.3メートルを超える車は通行できない」という意味の標識ですので間違えないようにしましょう。
このように標識問題では比較的ややこしい問題が出題されますので、標識に意味をしっかり理解出来るまで覚える必要があります。
勉強しているのに「仮免試験の学科に受からない」という人も中にはいるでしょう。ただ、仮免や本免もそうですが、出題される問題自体決してむずかしいものではありません。受からないのは「問題を良く読んでいない」や「理解が足りていない」のどちらかでしょう。
しっかりと勉強し、余裕で95点以上取れるよう今一度交通ルールを頭に叩き込んでください。
仮免に限らず学科試験は勉強しなければ受かりません。また、ひっかけるような問題も出題されるので問題文は最後まで読み切ることが大切です。しっかりと勉強し一発合格出来るよう頑張ってください。
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