惜しまれつつも生産が終了してしまったディフェンダーの燃費情報

燃費が気になるディフェンダーですが、まずはディフェンダーがどんな車なのかご紹介いたします。

ディフェンダーはイギリス・ランドローバー社が製造していた四輪駆動車です。
車名は1948年から製造していたランドローバー・シリーズを1990年に改良した際に付けられました。

日本には1997年にディフェンダー90が500台、1998年にディフェンダー 90SW 50周年記念モデルが450台導入されました。その後もディフェンダー 110SW、ディフェンダー 110SE、ディフェンダー 110Sなどが導入されています。

ディフェンダーは衝突安全基準や排ガス規制に対応することが難しくなったことから2015年12月20日に生産終了となり67年間という歴史が終了しました。

ディフェンダーには先進の安全装備は搭載されていませんが、強靭なラダーフレームのシャーシやアルミニウムボディにより高い車両剛性となっており、各国の軍用車両や警察、消防車両などに採用されています。

ディフェンダーの日本への導入台数が少ないことと既に販売が終了していることから詳細な価格は分かりませんでしたが、いくつか参考になりそうな価格情報がありましたのでご紹介いたします。

【2002年4月1日～2004年4月モデル】446～470万円
【ディフェンダー ステーションワゴン 110】650万円
【ランドローバー・ディフェンダー 110 XS SW】880万円

それではディフェンダーの燃費についてみていきたいと思います。

それではディフェンダーの燃費をご紹介してきたいと思います。
まず最初にご紹介するディフェンダーの燃費情報はカタログ燃費です。

ディフェンダーのカタログ燃費は欧州モードで7.4km/L～10.3km/Lとなっています。
車体重量が約2tの四輪駆動車ということで燃費はあまり良くありません。

次にディフェンダーのオーナーの方々の標準実燃費をご紹介いたします。

ディフェンダーのオーナーの方々の標準的な実燃費は以下のとおり。

【ハイオク】4.66 km/L
【軽油】9.27 km/L

車種によってはカタログ燃費と実燃費で大きな差が出ることがありますが、ディフェンダーの標準実燃費はカタログ燃費とそれほど大きな差はなさそうですね。

続いてディフェンダーに乗っている方々による燃費評価をご紹介いたします。
オーナーの方々はディフェンダーの燃費をどのように評価しているのでしょうか。

ディフェンダーに乗っている方々の多くはあまり燃費が良くないと感じていることが分かりますが、オーナーの方々はあまり燃費のことは気にされていないようでした。
国産車にはない雰囲気や迫力のあるエクステリアが気に入って乗っているようです。

それでは最後にディフェンダーのライバル車種との燃費比較をしてみたいと思います。

JC08モード燃費：7.9～11.8km/L
10・15モード燃費：7.6～11.6km/L

10・15モード燃費：5.5～10.6km/L

JC08モード燃費：6.7～10.4km/L
10・15モード燃費：5.9～7.1km/L

ディフェンダーのライバル車種の燃費をご紹介いたしました。
こうしてみるとディフェンダーは同クラスの中では標準的な燃費性能であることが良くわかります。
四輪駆動の本格的なSUVに乗りたいとお思いの方は燃費なんて気にしてられませんよ！