車のシートをきれいにしたい!シートの掃除方法を調べてみました!
2016/01/16
kaori7
車を洗車したりすると身に覚えのないキズや、身に覚えのある?キズを発見する事はありませんか?少し目立つような傷だと、かなりのショックを受けてしまいます。DIY修理を敢行するにも自信がない…そんな方のために、簡単に修理する方法をお教えします!
車のキズといっても、いろいろなキズがあります。最初にどんなキズなのかをしっかりと確認することが大切です。
飛び石などによる点キズであれば、「キズの大きさ」「キズの深さ」「キズによるボディのへこみ」をチェックしてください。
ボンネットの飛び石によるキズ
点キズの場合は多少深くても車から離れると目立たない場合がほとんどです。気にならない様であれば無理に修理するのではなく、そのままにしておいてもいいかもしれません。
但し下地が出てしまっている場合やへこみを伴う場合に修理をする場合は、塗装又はパテ埋めなどが必要になる場合があります。
車についた線キズ
線キズは、ほとんどがこすってしまったときにできます。線キズの場合は「キズの深さ」「キズの太さ」「キズによるへこみの有無」を確認します。
線キズの場合は、光を当てないと分からない程度のキズもあります。気にならない場合はそのままでも大丈夫ですし、洗車してカーワックスなどをかけると、目立たなくなる場合もあります。
線キズの場合はキズが少しでも深ければ、しっかりと修理しないと目立つ場合がありますので、しっかりとキズの状況確認をする事が大切です。
ぶつけてしまいへこんでしまうと、板金修理が必要になります。
ボディがへこんでしまったキズ
へこんだキズのDIY修理が一番手間のかかる修理となり、必要な場合は叩きだしや引っ張り出しが必要になり、パテ埋めもしなければなりません。
とにかくへこんでしまった場合は、一通りの修理工程が必要となりますので、時間もコストもかかってしまいます。
実際に車についたキズを発見し、修理見積りを取ると小さなキズでも数万円かかってしまいます。しかし、へこみキズであってもDIYであれば数千円~1万円程度の出費で修理する事ができます。
もちろん、DIYの一番恐ろしい点は「失敗」です。しかし、DIYであればやり直しもできますので、勇気と時間のある方はチャレンジしてみましょう。
点キズの場合は「深さ」と「大き」さ、線キズの場合は「深さ」と「太さ」と「長さ」を確認します。深さを確認して下地まで行ってるか行ってないかも必ず確認してください。
点キズと線キズの場合は、下地まで出ていない限り無理な塗装は必要ありません。この場合は磨くことで対処できますので、誰でもチャレンジできます。
浅い点キズと線キズを磨いて消す場合に準備するものは次の通りです。
・コンパウンド
・コンパウンド用スポンジ
・研磨剤入り車用ワックス
・マイクロコンパウンドタオル2枚
液体コンパウンド
コンパウンドは数種類あります。「粗目」「細目」「極細」「微粒子」があり、チューブタイプや缶タイプ、液体タイプなどがあります。
この修理の際に準備するコンパウンドのタイプはどれでも構いませんが、「極細」か「微粒子」を準備してください。
1.車のキズ部分を水洗いできれいにします。
2.コンパウンドスポンジににコンパウンドを適量つけます。(多すぎないよう注意)
3.スポンジのコンパウンドが付いた部分でキズ部分を左右一方向に磨きます。
4.磨き終えたらキズ部分に残ったコンパウンドを取り除きます。
5.別のマイクロファイバータオルで磨き上げます。
6.キズ部分を確認し、目立たなくなったら修理完了です。
1.粗目のコンパウンドを使用すると逆にキズがひどくなる場合があります。
2.コンパウンド使用の際、磨きすぎると下地が出る恐れがありますので、適度に磨いてください。
研磨剤入り車用ワックスでもコンパウンドの代用にもなり、コンパウンドよりも車の塗装面が削られないので、本当に浅いキズであれば車用研磨剤入りワックスで十分です。
車の修理というよりも車を磨くだけの簡単な作業ですので、気になる浅い傷がある場合はぜひともチャレンジしてみてください。
車にできた下地が出ているような点キズと線キズは、厄介なものです。
下地が出ている場合はキズが白やグレー、さらに深いと鉄が見えてしまっている場合も少なくありません。キズが深い場合の修理手順をご紹介します。
修理をする場合の準備品は次の通りです。
・マスキングテープ(点キズの場合は点キズ用マスキングシール)
・カラータッチペイント
・脱脂剤(シリコンオフ)
・耐水サンドペーパー(500~800番 1000~1500番)
・サンドペーパー台
・バケツ
・コンパウンド(粗目、極細又は微粒子)
・コンパウンド用スポンジ
・車用ワックス又はコーティング剤
・マイクロファイバータオル2枚
点キズ用のマスキングシールとは、丸いシールの中心に穴が開いているもで、数枚セットで販売されています。
マスキングテープ
サンドペーパーについては、普通のサンドペーパーだと1回使うと目詰まりしてしまいますが、耐水サンドペーパーはバケツにい汲んだ水で水洗いしながら数回使用できます。
1.車のキズの修理部分を水洗いで汚れを落とし、コンパウンドで浅い傷を消します。
※このとき耐水サンドペーパーを2つ折にし、折り目でキズの中をならしてください。
※削りカスはきれいに取り除いてください。
2.脱脂剤(シリコンオフ)でキズ部分を拭き、油分を取り除きます。
シリコンオフ
3.線キズの上下に線キズに沿ってマスキングテープを若干長めに貼り付けます。
※できるだけ線キズのみが見えるように貼り付けます。
※点キズシールは穴の中心にキズが来るように貼り付けます。
4.キズが見えなくなるくらいカラータッチペイントを塗り付けます。
※筆は同じ方向に動かすようにしてください。
※カラーは肉痩せしますので、少し厚めに塗ってください。
※空気が混入しないようにしっかりと塗り付けてください。
カラータッチアップペイント
5.カラーを乾燥させます。
※乾燥は最低でも半日以上、一晩以上がベストです。
※肉痩せがある場合は4と5の工程を繰り返します。
6.耐水サンドペーパーでカラーを削ります。
※ある程度まで500~800番で削ってください。
※ある程度削ったら1000~1500番でマスキングテープと同じ高さまで削ります。
※耐水サンドぺーパーはサンドペーパー台に巻き付けてください。
※他の部分にキズを付けないよう注意してください。
耐水サンドペーパーで削る
7.マスキングテープ(マスキングシール)を剥がします。
8.コンパウンドで磨きます。
※ある程度までコンパウンド粗目で磨きます。
※コンパウンド極細又は微粒子で周辺と均一に磨き上げます。
※コンパウンド使用方法は「浅いキズの修理」を参照してください。
コンパウンド研磨
9.脱脂剤(シリコンオフ)でコンパウンドをふき取り、ワックスやコーティングをして完了です。
1.必ず車のカラー番号を確認してカラータッチペイントを購入してください。
2.鉄部分が多く出てしまった場合は防錆剤の塗布をおすすめします。
簡単ではありませんが、チャレンジしてみる価値は十分にあります。一度チャレンジしてみてはいかがでしょう?
車をぶつけてしまい、ボディがへこんでしまうとかなり大きなショックを受けてしまいます。
ボディがへこんでもへこみ角が丸みを帯びている場合は、へこみの周辺を手(こぶし)でトントン叩いてやると戻る場合もあります。
しかしへこみ角が鋭角になっていたり、へこみ自体が鋭角になっていたりすると叩いても戻りませんし、修理に出すとなると大きな出費も覚悟しなければなりません。
へこみの修理は、なかなか本格的なDIY修理となりますが、きれいにできると感動を覚えること間違いなしです。(失敗するとけっこう落ち込みますが・・・)
修理をする場合の準備品は次の通りです。
・マスキングテープ
・新聞紙
・車用ボディパテ
・パテ用パレット
・サフェーサー(プラサフ)
・カラースプレー
・ぼかし剤スプレー
・脱脂剤(シリコンオフ)
・耐水サンドペーパー(500~800番 1000~1500番)
・サンドペーパー台
・バケツ
・コンパウンド(粗目、極細又は微粒子)
・コンパウンド用スポンジ
・車用ワックス又はコーティング剤
・マイクロファイバータオル2枚
1.へこみ部分、へこみ周辺を水洗いできれいにします。
2.耐水サンドペーパーでへこみ部分と周辺部を500~800番で削ります。
※耐水サンドペーパーの使い方は「深い線キズの修理 準備品」「修理方法」参照。
3.パテ用パレットにパテを出し、硬化剤と均一になるように混ぜ合わせます。
※硬化剤は、パテ製品の必ず指定量を混ぜてください。
※一度にたくさん混ぜてしまうと使用する前に硬化するので出し過ぎに注意してください。
4.へこみ部分とある程度の周辺にパテを盛ります。
※乾燥させるとパテは肉痩せするので、盛り上がるまで3、4を繰り返します。
※パテは最低でも一晩以上乾燥させた方がベストです。
※乾燥状態で周辺よりも少し盛り上がっていることを確認してください。
※パテは削っていない塗装部分まで盛り付けないでください。
パテ盛り付け
5.パテを耐水サンドペーパーで削り、きれいに整えます。
※ある程度まで500番→800番→1000番の順で削っていきます。
※周辺と均一になるまで削ります。
※均一にした際、気泡穴がある場合は、パテを薄付けして乾燥後、削ります。
※パテの仕上げは1000番で平らにしてください。
※パテ補修部周辺の塗装部分もある程度削っておいてください。
※手でパテ盛部全体をなでると均一かどうか確認できます。
パテ削り終了
6.マスキングをします。
※パテ盛り付け部分とその周辺が出るようにマスキングしてください。
※ほかの面に塗料が付かないよう広い範囲をマスキングしてください。
7.サフェーサー(プラサフ)を補修部分全体と周辺に塗布します。
※使用前によく振って下さい。
※気温が低い時は、お湯でスプレー缶を温めてください。
※上から「右→左」「左→右」を交互にスプレーします。
※一工程はひと吹きで行ってください。
※繰り返しながら徐々に下に進んでいくようにしてください。
※均一になるように塗布してください。
サフェーサー(プラサフ)
8.サフェーサー(プラサフ)を削ります。
※耐水サンドペーパー1000番~1500番で均一に削ります。
※サフェーサー(プラサフ)と塗装面の境目は特に平らになるように削ります。
※耐水ペーパーの後にコンパウンドで研磨してください。
※境目は塗装面にも若干キズを付けておいてください。
※パテ地が出ない程度に削ってください。
※削った後は必ず脱脂剤(シリコンオフ)で拭いてください。
ここを丁寧にやっておかないと、この後のカラー塗装で失敗してしまうので、慎重にやってください。
9.サフェーサー(プラサフ)削りのキズに合わせてマスキングします。
※他の部分にカラー塗料が付かない様広範囲に新聞などを張り付けてください。
10.部分塗装の場合、塗装直前にぼかし剤を塗布します。
※スプレーにより玉状になって散布した塗料をなじませてくれる効果があります。
※パネル塗りの際は必要ありません。
11.カラースプレーで塗装します。
※使用前によく振って下さい。
※気温が低い時は、お湯でスプレー缶を温めてください。
※上から「右→左」「左→右」を交互にスプレーします。
※一工程はひと吹きで行ってください。
※繰り返しながら徐々に下に進んでいくようにしてください。
※均一になるように塗布してください。
※メタリック系やパール系はクリア塗装も必要になります。
※クリアーは塗料が乾燥しきる前に塗布します。
カラースプレー
12.カラー塗装部分を乾燥させます。
※カラー塗料は本来2日以上乾燥させた方がベストです。
13.カラー塗料が乾燥したことを確認したら、マスキングをすべて外します。
※しっかりと乾かないうちにマスキングを外すとカラーも剥がれますので注意してください。
14.カラー塗料を削って、磨き上げます。
※はじめは800番、ある程度から1000~1500番で削ってください。
※ある程度削ったらコンパウンド粗目で削ります。
※仕上げはコンパウンド極細、最後に微粒子コンパウンドで磨き、艶を出します。
コンパウンド研磨
15.ワックスやコーティングをして完了です。
1.焦れば焦るほど失敗しますので、冷静に作業をしましょう。
2.パテを削る際は、もともとの角や丸みに注意して削ってください。
この修理作業は、簡単なものではないのが分かるかと思いますが、要領が分かると意外に楽しく作業ができます。
「失敗は成功の基」とは言いますが、やはり失敗は嫌なものです。しかし、数をこなすとけっこう上手になりますので、チャレンジしてみてはいかがですか?
車のキズを自分で修理すればコストも押さえられる上に、車に対して今まで以上に愛着がわきます。失敗しても同じ要領でやり直しもできますので、愛車にさらなる愛情をつぎ込む意味でもぜひチャレンジしてみてください。
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