2016/02/07
bruklyn
ジュネーブモーターショー2015でポルシェ911 GT3 RSが公開されました。この車はサーキットでの走りを追求した車となっています。ポルシェ伝統の「RS」の称号を持ち、ポルシェ史上最強のエンジンを搭載していると言われるこの車。今回はポルシェ911 GT3 RSとはどんな車なのかについて簡単にまとめてみました。
ポルシェ911 GT3 RS
公開されたポルシェ911 GT3 RS
限界とは、人々にとって最も刺激的な領域です。多くの人はそこで満足するかもしれません。しかし私達にとって限界への到達は、さらなる進化の始まりに過ぎません。すなわち、かつてないスポーツパフォーマンスの実現へのスタートなのです。200分の1秒の短縮は、新たな走りの領域を切り開きます。今、それを実現する革新的な1台が誕生しました。ニュー911 GT3。
ポルシェがこう語るように、このポルシェ911 GT3は今までのポルシェを凌駕するものとなっています。そのスパルタンモデルいうだけあってポルシェを代表するような車になっています。その1つがエンジンです。リアに搭載された4.0リットル水平対向6気筒ガソリンエンジンは、自然吸気ユニットにも関わらず最大出力は500psを発揮します。これは歴代の911の自然吸気シリーズの中では最強です。このエンジンから繰り出される走りは地面をがっしり掴み、コーナリングに関しても申し分ないものです。
エンジンだけではなく、細かいところにも気を使っています。ルーフにマグネシウムをしたり、カーボンファイバー製エンジンフードとフロントリッド、代替素材を使用することによって911 GT3より約10kgの軽量化に成功しています。また、軽量ルーフによって重心が下がり、横方向のダイナミクス改善を達成しています。外観は基本的に911 GT3をベースに設計されています。スポーツデザインドアミラーのベース部には、ホイールのスポークやフロントエンドのエアインテーク開口部と同じくV字型のデザインが取り入れられており、空力特性を高めることに貢献いています。また、フロントフェンダー上部にエアエグゾーストベントを装備し、フロントアクスルのダウンフォースを向上させています。
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