マツダデミオ!モデルチェンジしたディーゼルモデルの燃費性能とは?
2015/09/28
candle
ランドクルーザーの現行モデルが発売されたのが2007年、今年で10年目になります。そろそろフルモデルチェンジの時期では?本格SUVのランドクルーザーは、今までおよそ9年サイクルでフルモデルチェンジしてきました。今回は次期フルモデルチェンジについての考察です。
ランドクルーザー
2015年に大きなマイナーチェンジをして、最新の安全装備を搭載し、完成度を増して熟成したモデルになりました。また、2007年に販売を終了したディーゼルモデルが復活しています。
外観は、一目見ればわかるほどで、フロントスポイラーやグリル周りと後ろ姿のデザインが、重厚からシャープへとイメージが変わりました。
その上、車と人に対する安全装備「プリクラッシュセーフティ」や自動ブレーキ制御などトヨタの最新の安全制御を採用。さらに、車の周囲の状況をチェックできる機能が追加されるなど制御系の刷新が図られました。
一方、メカニズムを見るとエンジンやシャースの変更はありませんでした。
歴代のランドクルーザーたち
1th ランドクルーザー
1989年の東京モーターショウで「80系・ランドクルーザー」と4ドアセミロング「70ライト系ワゴン」が披露されました。
その翌年の1990年に「プラド」の名前が付けられ市場発表・発売されました。
2th ランドクルーザー
1996年に2代目にフルモデルチェンジしました。
このモデルからエンジンやフレーム、サスペンションが、「ハイラックスサーフ」と共用になっています。
1999年には、マイナーモデルチェンジされ、フォグランプをバンパー内に装備しました。
2000年にもマイナーモデルチェンジし、ディーゼルエンジンが、3.0LDIHCに変更されました。
3th ランドクルーザー
2002年 メインマーケットをヨーロッパとし、トヨタヨーロッパの「ED2」デザインが採用されました。3ドアの「ショートボディ」と5ドアの「ロングボディ」の2タイプ設定で、国内モデルでは、MT車が廃止されました。
マイナーモデルチェンジを2004年、2005年に実施して、ガソリンエンジンの型式を変更しています。
2007年には、ディーセルエンジンモデルの販売を終了しています。
4th ランドクルーザー
2009年のモデルからは、3ドア「ショートボディ」が廃止されました。
また、廃止された「ハイラックスサーフ」の役割を兼ねるモデル設定となり、エクステリア、インエリア共に一新されました。
また、「7個のエアバッグ」「プリクラッシュセイフティーシステム」など安全装備の向上が図られました。
2013年にマイナーモデルチェンジで、大型フロントグリルなどエクルテリアの変更で力強いデザインとなりました。
2014年には、「70シリーズ」30周年記念モデルが発売され、
2015年には、ディーゼルモデルが復活しました。
ランドクルーザーも三菱パジェロも全世界で高く評価されている本格SUVです。
世界的に知名度の高いランドクルーザーとパリ・ダカールラリーで有名なパジェロをこれから比較していきましょう。
三菱パジェロ
初代の発売が、1982年です。
2006年のフルモデルチェンジで4代目の現行モデルとなりました。
パリ・ダカールラリーで優勝経験があり、世界で本格SUVとして知られています。
現行モデルのボディは、モノコックボディ+ラダーフレームの採用で軽量化と高剛性を両立しています。
また、クリーンディーゼル車モデルをラインナップに揃えています。
非常に高トルクで、オフロードでも高い加速性能を発揮します。
・価格は、
ランドクルーザーが472万円〜723万円
パジェロが429万円〜495万円です。
最近人気のクロスオーバーSUVでは若干高いですね。
中古車は、
ランドクルーザーが約60万円〜約1,100万円
パジェロが約20万円〜約500万円です。
どちらもフルモデルチェンジから年数がたっており比較的多く出回っているので
幅が大きいようです。
・燃費は、ランドクルーザーが、
「ディーゼル」 11.2km/L〜11.8km/L
「ガソリン」 9.0km/L
パジェロは、
「ディーゼル」 10.0km/L〜10.4km/L
「ガソリン」 8.4km/L〜8.7km/L (2016.02現在)
データでは、差がほとんど無く、ディーゼルでは、両車種とも検討しています。
初代の海外モデルは、ガソリンエンジンやターボなしのディーゼルエンジンに簡素な内装、装備を組み合わせることで廉価で軽量なSUVとして評価されました。
3代目では、ヨーロッパをターゲットとし、オフロードの走破性に加えてオンロードの走行安定性や静粛性を加えたモデルとして国内外で人気モデルとなりました。
初代モデルの国内での評価は、クロスカントリーのヘビーな外観に対して高価で、パワーが不足しており、いまいちでした。
その後、1990年のマイナーチェンジで「プラド」のサブネームを付け、電子制御式燃料噴射などでエンジンパワーをアップして人気車種となりました。
さらに、2代目でフレームなどをハイラックスと共用してSUVのスタイリングを持ち、人気を博し、3代目でオフロードの走破性に加えてオンロードの走行安定性や静粛性を加えて国内外で人気モデルとなりました。
次のフルモデルチェンジは いつ?
これまで、ランドクルーザーの歴史を見てきましたが、初代から現在まで各世代で2〜3回のモデルチェンジをしながら進化してきています。
また、代変わりのフルモデルチェンジの発表は、モーターショウなどのイベントで行って来ました。
このような過去の様子と、現在のモデルの、成熟度合いや、2017年に東京モーターショウが開催されるなど、舞台はそろったように思われます。
最後のマイナーモデルチェンジは、最新の安全装備を含め現在市場に対する電子制御系の最善の答えと見えますが、メカニズムの進化がありませんでした。
メカニズムの変更には、膨大な開発費と時間がかかるので、次期モデルチェンジに温存しているとも考えられ、次期モデルチェンジは、エンジンやシャーシなどのハードウエアの変更が主題ではないでしょうか?
iPhone のようにモデルチェンジの発表前に情報がリークされることの無いランドクルーザーですが、海外では、モデルチェンジが近づくと内覧会や試乗会が密かに行われるとの噂もありますので、そのようなイベントのウォッチ情報が楽しみですね。
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