ワンランク上の空間！マツダ・ビアンテの燃費と実燃費のまとめ

今回はビアンテの燃費、実燃費、さらにはオーナーによる燃費評価をご紹介しますが、そもそもビアンテとはどんな車なのでしょうか。
まずは簡単にビアンテについてご紹介します。

ビアンテは、マツダが製造・販売するミニバン型の8人乗りの乗用車で、一時期消滅していたマツダのワンボックス型ミニバンのラインナップを復活させた車です。
ビアンテのベースとなったのはマツダの人気車プレマシーです。

ビアンテは他車ミニバンが5ナンバーで競争している、そうした制約にとらわれることなく全幅を1クラス上のミニバンに迫る1770mmとし、3ナンバーで売り出しました。
その結果、「最広空間」と謳われ、2000ccクラストップの室内空間・容量を確保しました。

ビアンテのインテリアは広さだけではなく、扱いやすさにもこだわられています。
その一つに、どのシートに座っても開放的な前方視界が得られるという後方へ行くに従ってヒップポイントが高くなるようにレイアウトされたシートが挙げられます。

また、ビアンテは「リビングモード」、「ウォークスルーモード」、「ラゲッジモード」と用途に応じたシートアレンジが可能で、家族でのお出かけ、アウトドア、キャンプなど、様々な場面で大活躍します。

そんな便利で上質なファミリーカー、ビアンテの燃費とはどのくらいなのでしょうか。
ここではマツダが公式に発表しているビアンテの燃費データをご紹介します。

マツダが公式に発表しているビアンテの燃費はSKYACTIV搭載車の場合で14.8km/Lで、SKYACTIV非搭載車の場合で9.4km/Lとなっています。

このように比較するとSKYACTIVが搭載されているのと、されていないのでは大きく燃費が変わってきますね。
SKYACTIV搭載車の方がお買い得なようです。

では、実際にビアンテで走ってみた際の燃費はどうなのでしょうか。
次はビアンテの実燃費をご紹介します。

ビアンテのSKYACTIV搭載車の平均実燃費は10.8km/Lで、SKYACTIV非搭載車は7～8km/Lというような感じになっています。

実燃費があまり良くないように感じますが、実燃費は運転の仕方や交通状況によって大きく左右されますので、あくまでも平均値ということになります。
しかし、実際に車を購入しようと思うと一番気になるところでもありますね。

実燃費を伸ばすには「急」がつくような発進・加速・停止をしないこと、必要のない荷物を乗せっぱなしにしないこと、エアコンの温度を下げすぎないなどの方法があげられます。
運転はいつもスムーズに行うように心がけてみてください。

他にもストップ＆ゴーの多い渋滞路や坂道の多い地域では燃費が悪くなり、逆に高速道路など安定して走れる道路では燃費が伸びる傾向にあります。
様々な要因で燃費は良くも悪くもなるので、自分なりに模索してみるのもいいでしょう。

最後にビアンテオーナーによる燃費評価も見ていきましょう。
実際にビアンテに乗っている人は愛車をどのように評価しているのでしょうか。

ビアンテの評価を見ていくと「燃費が悪い」や「まぁ仕方ない」、「SKYACTIVさまさま」など、評価はバラバラでしたが、「良い！」というようなものは見つかりませんでした。
では、なぜビアンテに乗り続けているのでしょうか。

その疑問を解くヒントがこの評価です。
「燃費はいまいち！でも売れない理由がわからないくらい良い車」や「燃費は良くないが、それ以外は最高」
このようにビアンテのもつ魅力があれば燃費はさほど気にならないということです。

燃費に対する満足度は高くありませんでしたが、それ以外の部分に関する評価が高いので買い替えるという決断にはならないようです。