今でも人気の一台！日産・ラシーンの燃費と実燃費をまとめました！

今回は日産・ラシーンの燃費、実燃費、さらにはオーナーによる燃費評価をご紹介しますが、そもそもラシーンとはどんな車なのでしょうか。
まずは簡単にラシーンについてまとめてみたいと思います。

ラシーンは1994年12月に販売が開始されました。
全グレードがフルタイム４ＷＤのコンパクトクロスオーバーＳＵＶで、ボディタイプはタイプI」、「タイプII」、「タイプIII」とタイプIの一部装備を簡略化した廉価モデル「タイプI B仕様」の４つがあります。

それぞれ車両の全長が違ったり、標準装備の内容や装備品の設置場所が違ったりしています。
ラシーンは一見本格的なクロスカントリーカー風のスタイルですが、激しい不整地での走行は想定されておらず、あくまでも雰囲気を手軽に楽しむためのデザインとなっています。

クロスカントリー風のデザインはもちろんですが、ラシーンは車高も低めなので運転もしやすく男性からも女性からも人気です。
2000年8月に生産が終了されて以降も、その人気は衰えず、中古車市場でも人気の一台となっています。

しかし、人気があるラシーンも販売終了から15年以上が経過していることもあり、中古車もだんだん減ってきているのも事実です。
ラシーンが気になる！という方は、早めに中古車市場を検索してみることをオススメします。

今でも人気のラシーンの燃費とはどれくらいなのでしょうか。
まずは日産が公式に発表しているラシーンの燃費をご紹介したいと思います。

日産が公式に発表しているラシーンの燃費は、1994年12月～1996年12月生産モデルのものが10・15モードで10km/L、および12.8～15.2km/Lで、1997年1月～2000年8月生産モデルのものが
10・15モードで12.8～15.2km/Lとなっています。

数値だけを見て、現在の新車と比較すると燃費の悪さが目立ちますが、ラシーンが販売された当時の車と比較すると、燃費は普通ということになります。
こうして燃費を比較すると、この10余年で日本車は目覚ましい進歩を遂げたことが分かりますね。

次は実際にラシーンで走ってみたときの燃費をご紹介します。
いくら人気があると言っても、維持費がかかりすぎるなら購入も考えさせられますよね。
では、ラシーンの実燃費を見ていきましょう。

ラシーンの実燃費は平均9.37km/Lとなっています。
実燃費は運転の仕方や交通状況によって大きく変わってきます。
実際、ラシーンに乗っている人も5km/Lと答えている人や13km/Lと答えている人もいます。

ラシーンだけに限りませんが、一般的に渋滞路の多い場所では燃費が悪くなり、高速道路などでは燃費が良くなります。
また「急」がつく発進・加速・停止を多用する人は燃費が悪くなりがちです。

運転の仕方や交通状況にもよりますが、ラシーンの燃費はカタログ値以上に伸びることもあるようですね。
これなら安心して乗ることができそうですね。

最後にラシーンオーナーによる燃費評価をご紹介します。
大人気車ラシーンの評価とは一体どんなものなのでしょうか。

ラシーンの燃費評価はＡＴかＭＴかで違ってくるようです。
ＡＴの場合は「燃費が悪い」という評価が圧倒的に多いです。
無意識のうちに現代車と比較しての評価だと考えられるので、仕方がないことなのでしょう。

ただし、当時のＡＴで４ＷＤ車であるということを分かっている方は「普通」、「このくらいが相当」、「やや悪い」などの評価をつけておられます。
またＭＴの場合は「カタログ値に近い燃費」、「燃費がいい」という評価に変わります。

つまりラシーンを購入する際はＭＴ設定のものを選ぶとよさそうですね。
中古車市場で検索してみてください。