スポーティなウィッシュ！その燃費と実燃費をまとめてみました！

今回はスポーティなミニバン、ウィッシュの燃費、実燃費、さらにはオーナーによる燃費評価をご紹介するのですが、そもそもウィッシュとはどんな車なのでしょうか。
まずは簡単にまとめてみます。

ウィッシュはトヨタが2003年から生産、販売しているミニバンで、全幅が1.7m以下の5ナンバーサイズを基本とする3列6～7人乗りです。
6～7人と表記が揺れるのは、乗車定員が選べるからです。

ウィッシュはイプサムが2代目にフルモデルチェンジする際に大型化したことから、5ナンバーサイズの後継を担う目的もあったようです。
しかし、トヨタはウィッシュをイプサムの後継車ではないとしています。

その理由として、初代イプサムとはエンジンの排気量が異なること、また初代イプサムが「ファミリー」を重視したのに対し、ウィッシュは「スポーティ」を多く取り入れた内外装やグレード構成にするなど、両車種の違いが多いためです。

そんな息の長いウィッシュですが、販売から13年となる今年、生産終了が予定されています。
スポーティなファミリーカーといったイメージで、ファミリー層や若い男性から人気がある車種だけに、生産終了になるのは残念ですね。

そんなウィッシュの販売価格は190万5709円～259万2582円となっています。
今ならまだ新車での購入に間に合うと思いますので、気になる方はディーラーへ足を運んでみてください。

そんなウィッシュの燃費はどのくらいなのでしょうか。
13年という長い年月を走り続けてきたウィッシュの燃費をご紹介します。

トヨタが公式に発表しているウィッシュの燃費は14.4～16.0km/Lです。
ウィッシュは1800㏄と2000ｃｃのガソリン車ですが、現在主流となっているハイブリッドカーに比べるとやはり見劣りしてしまいますね。

しかし、ウィッシュのエンジンには吸気バルブリフトを連続的に変化させるバルブマチックが搭載されているため、軽快な加速性を発揮し、環境性能にも優れています。
そのため、走行性能に定評があります。

ハイブリッドカーの評価でよく目にするのは「エコモードにすると加速がもたつく」などです。
ハイブリッドカーは燃費がいいものの、燃費がいい運転を心掛けると加速がもたつくため、快適な走りを求める方はガソリン車を選ばれることも多いようです。

燃費をとってハイブリッドカーを選ぶか、軽快な走りをとってウィッシュを選ぶかはあなた次第ということになります。
軽快な走りを体感したい方は、ぜひ試乗してみてください。
きっと素敵な出会いとなるはずです。

ウィッシュの燃費が分かったところで、実際に走ってみた際の燃費をまとめたいと思います。
車を購入する際に気になるのはカタログ燃費よりも実燃費だと言われているので、注目してみたいと思います。

ウィッシュの実燃費の平均は12km/Lです。
やはりカタログ値よりは下回るものの、そこまで大きく下回っているという印象はありません。
さらに実燃費は状況によって常に変化するものです。

坂道が多い道路や渋滞が多い市街地などではおそらく平均実燃費よりも低い数値になるでしょうし、高速道路が中心のドライブや混雑していない道路を多用する乗り方なら平均値よりも伸びるでしょう。

他にも実燃費は運転の仕方でも変わってきます。
「急」がつく加速、発進、停止などを繰り返していると燃費はどんどん悪くなりますし、逆にスムーズに安定した走りをしている場合は燃費が伸びます。

ウィッシュだけに限りませんが、どの車も運転の仕方や交通状況で大きく燃費が変わりますので、自分なりに低燃費な走り方を模索するのも楽しいかもしれませんね。

最後にウィッシュオーナーによる燃費評価をご紹介します。
ウィッシュに乗っている人はどのように評価したのでしょうか。

ウィッシュの燃費評価は「車の大きさの割に良かった」や「想像よりもよかった」など、当初のイメージよりも燃費がよかったようで、燃費評価はおおむね高かったのが印象的でした。

他にも「この走りでこの燃費なら大満足」や「よく走る」など、ウィッシュの軽快な走りもウィッシュの燃費評価を上げている材料になっているようです。

このように燃費の数値だけを見ると、悪いかな？と感じるのですが、車格や走りの面から見ると燃費への評価が上がるようです。