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ミニバンとは? またミニバンのハイブリッドとはどういう車なのか?

ミニバンとは小さいサイズのバン。1982年、発売の日産プレーリーは日本型ミニバンの始祖。その後、90年、トヨタがエスティマ、マツダがMPVを販売。現在、ハイブリッドのトヨタ・シエンタなどが売れ筋。特にハイブリッドではシエンタやジェイド、ステップワゴンなど。

*1.【導入】ミニバンの概要紹介*

まずミニバンの歴史についてご説明します。

そもそもミニバンとは、小さいサイズのバンを意味します。バンは、貨物車から主に乗客を乗せるMPV(マルチ・パーパス・ヴィークル)までのことです。

1982年、発売された日産プレーリーは日本型ミニバンの始祖と考えられています。
当時キャッチコピーは“びっくり BOXY SEDAN”でした。耳慣れない「ミニバン」という言葉を使っても消費者に伝わらないということで、苦肉の策の表現でした。

その後90年、トヨタがエスティマを、マツダは北米向けに生産していたMPVを国内でも販売開始し、3列シートの広いスペースを生かしたファミリーカーが、徐々に評価を高めました。

そしてホンダはミニバン・オデッセイを先頭に、“クリエイティブ・ムーバー戦略”を展開。ミニバンの①CR-V、②ステップワゴン、③S-MXを市場に投入。脱セダンのラインナップを充実。

現在ではハイブリットを搭載したホンダのミニバン「シエンタ」や「ジェイド」、「ステップワゴン」など、ハイブリッド搭載のミニバンが売れ筋として販売されています。

*ミニバン・シエンタ*

ここではミニバン「シエンタ」をご説明します。

「シエンタ」はミニバンで燃費No1と言われています。
これはホンダのミニバンでハイブリッドを搭載しています。
その結果、現在、ミニバン市場トップレベルの低燃費と走りやすさで大人気なハイブリッド車となっています。

次に①燃費と②価格についてご説明します。

みなさん車を購入するときに気になる①燃費や②価格ですが…
①ミニバンNo.1シエンタの燃費は、トヨタ公式サイト公表によりますと「HYBRID G(7人乗り)」の場合で『27.2km/L(JC08モード)』となっています。

また②価格ですが、「HYBRID G(7人乗り)」の場合で、232万9855円となっています。

【メイン①】ミニバン -ハイブリッド車とガソリン車の比較-

次にミニバンの①ハイブリッシャと②ガソリン車について「ヴォクシー」を用いてご説明します。

ミニバン -①ハイブリッド車と②ガソリン車-

*ミニバン・ヴォクシ- -①ハイブリッド車と②ガソリン車ー*

まず生産についてですが…
①ミニバン・ヴォクシーのハイブリッド車、②ガソリン車ともに新型・3代目ハイブリッド車、ガソリン車が生まれました。

ですがここで①ハイブリッド車と②ガソリン車が明確に分けられることが起きました。

*ミニバン・ヴォクシー -①ハイブリッド車と②ガソリン車のエンジン-*

そこで次にエンジンについてですが…
①ミニバン・ヴォクシーのハイブリッドではエンジンが「3ZR-FAE」から、「2ZR-FXE」に変更されました。それに伴い、「2ZR-FXE」は、アトキンソンサイクルを採用し、熱効率を向上させたもので、燃費の向上が見込まれます。出力は落ちますが、モーターにより駆動がアシストされ、変わらない加速や力強さが備わっています。

一方、②ミニバン・ヴォクシーのガソリン車ではエンジン形式は2代目と同じですが、バルブマチックの見直しが行われ、燃焼効率を向上しています。

ここでは①ミニバン・ヴォクシーのハイブリッド車の方が、よりエンジンの向上に力を入れたと考えられます。

*ミニバン・ヴォクシー -①ハイブリッド車と②ガソリン車の燃費-*

次に燃費ですが…
①ミニバン・ヴォクシーのハイブリッド車では「2ZR-FXE」いうエンジンを採用され、燃費が向上しました。また、モーターによりEVモードでの走行も可能となっています。
その結果、23.8km/L(JC08モード カタログ値)の燃費性能になっています。

②ミニバン・ヴォクシーのガソリン車ではエンジンのバルブマチックや変速機に改良が施されています。
また「Super CVT-i」の搭載により、変速比の幅は広いものとなっています。
これにより、更に燃費性能は向上しています。

さらに全グレードでアイドリングストップが装備されているのも特徴です。
その結果、②ミニバン・ヴォクシーのガソリン車の燃費は16.0km/L(JC08モード カタログ値)になりました。

ここでは①ミニバン・ヴォクシーのハイブリッド車の方が圧倒的に燃費が良いことがわかります。

*ミニバン・ヴォクシー -①ハイブリッド車と②ガソリン車の価格-*

次に価格ですが…
【HYBRID V】 305万4857円
【HYBRID X】 293万1429円
【ZS・V】    267万4285円
【X】      246万8571円
【X(C package)】227万3143円
【ZS煌】 272万4686円~294万9942円
となっています。

ここでは②ミニバン・ヴォクシーのガソリン車の方が価格が安いと言えます。

*ミニバン・ヴォクシー -①ハイブリッド車と②ガソリン車の販売日-*

最後にミニバン・ヴォクシーの①ハイブリッド車とミニバン・ヴォクシーの②ガソリン車のそれぞれの販売日ですが…

①ミニバン・ヴォクシーのガソリン車ですが、2014年1月20日から販売しています。
②ミニバン・ヴォクシーのハイブリッド車ですが、2014年2月24日から販売しています。

ここでは②ミニバン・ヴォクシーのガソリン車の販売が約1か月早かったことがわかります。

【メイン②】ミニバンのハイブリッドシステムについて

次にミニバンのハイブリッドシステムについて「ジェイド」を用いてご説明します。

*ミニバン・ジェイド -ハイブリッドシステムについて Ⅰ-*

まずミニバン・ジェイドのハイブリッドシステムの特徴について①燃費(JC08モード)で説明します。
・ジェイド HYBRID   ⇒ 25.0km/L
・ジェイド HYBRID X ⇒ 24.2km/L
・ジェイド RS       ⇒ 18.0km/L
と、なっておりガソリン車と比べると少なくとも6㎞/L以上燃費が良いことがわかります。

次にミニバン・ジェイドのハイブリッド車の②乗り心地良さについて説明します。
ジェイドのハイブリッドを試乗した方によると…
ハイブリッド車とガソリン車との乗り心地の良さはかなり異なり、エンジン音が静かで、かつ長時間乗っても疲れないということです。

*ミニバン・ジェイド -ハイブリッドシステムについて Ⅱ-*

今度はミニバン・ジェイドのハイブリッドのエンジンについてご説明します。
「SPORT HYBRID i-DCD」を搭載しています。これは、①アクセルを踏み始めてから力強いトルクを発生させるモーター、②低回転から高回転まで効率良くパワーを発揮する直噴エンジン、そして③高性能リチウムイオンバッテリーを内蔵したインテリジェントパワーユニットで構成され、結果、低燃費で滑らかな走りとパワフルな走りを両立しています。

また「SPORT HYBRID i-DCD」では、デュアルクラッチトランスミッションが、モーターとエンジンの接続、切断を兼ねることで、モーターのみのEV走行を①軽量で、かつ②コンパクトに実現しています。

そして①エアコン用電動コンプレッサーや②減速エネルギーを回生する電動サーボブレーキなど、システム全体でエネルギーを効率的に活用して、高い燃費性能を発揮しています。


最後にミニバン・ジェイドのハイブリッドの価格についてご説明します。
ホンダ ジェイドのハイブリッド車とガソリン車のメーカー希望小売価格は次のようになっています。
・ジェイド HYBRID   ⇒ 2,720,000円
・ジェイド HYBRID X ⇒ 2,920,000円
・ジェイド RS       ⇒ 2,530,000円
です。価格だけを見るとジェイドのガソリン車のほうが安い価格に見えますが、燃費やエンジンの良さなどを考えるとジェイドのハイブリッドでも安い価格のように思えます。

【メイン③】他のミニバン・ハイブリッド車との比較

次に他のミニバン・ハイブリッド車との比較についてご説明します。

ミニバン・ハイブリッド車 -ライバル①:「日産セレナ ハイウェイスターG S-HYBRID」-

*日産 ミニバン・セレナ ハイウェイスターG S-HYBRID*

日産 ミニバン・セレナ ハイウェイスターG S-HYBRIDについてご説明します。

まず最大8人まで乗車可能で、7人乗り、8人乗りと自由できます。

次に低コストのシステムを開発したことにより、①今まで捨てていたガソリンをエネルギー回生に利用、②バッテリーに電気を蓄える。③無駄なガソリン消費を抑えるアイドリングストップ、④モーターがエンジンを助けるトルクアシスト、などができるようになりました。

ミニバン・ハイブリッド車 -ライバル②:「トヨタ プリウス」-

*トヨタ ミニバン・プリウス*

トヨタ ミニバン・プリウスについてご説明します。

まず高速走行時の燃費効率に優れた1.8L エンジンが搭載されています。
そのために…モーターや発電機などを小型、軽量化し、結果、JC08モード採用して走行燃費は32.6km/Lが可能となりました。

次にハイブリッドエンジンは「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を取得しています。
なので…①モーターだけでも走行できる、②排気ガスがクリーン化、など結果、地球に優しいシステムを持ち合わせています。

【メイン④】トヨタ ミニバン・プリウスを検討した人の声

次にトヨタ ミニバン・プリウスを検討した人の声をご紹介します。

*トヨタ ミニバン・プリウス*

“1800ccとは思えないほどの力強さ”
“とにかく静か。こんな静かな車には今まで乗ったことがない”
“燃費は常に23キロ前後!”
など、多くの喜びの声届いています。

【まとめ】全体を通したまとめ・総括

最後にミニバン・ハイブリッドについての感想ですが…
90年、トヨタがエスティマ、マツダがMPVを販売。現在ではハイブリッドのトヨタ・シエンタなどが売れ筋になり、特にハイブリッドではシエンタやジェイド、ステップワゴン、プリウスなど、燃費や地球環境のことを考えた車が種類が多く存在します。

なのでミニバン・ハイブリッド車とは…ただ乗るだけのものではなく、その時代の人間生活や地球環境の大切さを表現しているのではないでしょうか?

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