トヨタのビックサイズSUV、FJクルーザーの燃費を知りたい方へ

FJクルーザーの燃費が気になりますが、まずはFJクルーザーがどのような車なのかご紹介したいと思います。

FJクルーザーは2006年からトヨタ自動車が製造、販売するビッグサイズのSUVです。

FJクルーザーは北米市場専用車種として開発されましたが、特徴的なエクステリアから日本にも根強いファンおり一定の需要が見込めると考えられたことから販売開始から4年後となる2010年より日本国内でも正規販売されるようになりました。

FJクルーザーのシャーシにはランドクルーザープラドと同じ構成のラダーフレームが採用され、本格的なSUVとなっています。

搭載されるエンジンはタコマや4ランナー、プラドと共通のV型6気筒 4.0Lの1GR-FE型。
トランスミッションはともにフロアシフトの6速MTと5速AT。日本仕様のFJクルーザーは平成17年排出ガス基準50%低減の低排出ガス車の認定を受けています。

乗降用ドアは両側面ともピラーレスの観音開き。
後部のドアに前席のシートベルトが組み込まれているため後ろのドアのみを開けることはできない構造となっています。

FJクルーザーの価格はグレードによって異なります。

【FJクルーザー】3,240,000円
【FJクルーザー“カラーパッケージ”】3,342,857円
【FJクルーザー “ブラックカラーパッケージ”】3,456,000円
【FJクルーザー “オフロードパッケージ”】3,466,286円

それではFJクルーザーの燃費についてみていきたいと思います。

まずはじめにFJクルーザーのカタログ燃費を見てみたいと思います。

FJクルーザーのカタログ燃費はJC08モードで8.0km/Lとなっています。
お世辞にも燃費が良いとは言えませんね。

とはいえビッグサイズSUVのFJクルーザーを通勤や買い物など、普段の足代わりに使用する方は少数派で多くの方はアウトドアを楽しむときにFJクルーザーに乗るのではないかと思います。

そう考えると多少燃費が悪くてもそれほど気にはしないのかもしれません。

次にFJクルーザーのオーナーが産出されたデータからFJクルーザーの実燃費を見てみましょう。
FJクルーザーのカタログ燃費と比べて実燃費はどのような値になっているのでしょうか？

オーナーの方々の標準燃費はレギュラーで7.50km/L、ハイオクで6.85 km/Lとなっています。
カタログ燃費と比べて実燃費が著しく悪くなるということはないようですね。

FJクルーザーは燃費が決して良くありませんが、国産車っぽくないエクステリアや走破性にひかれて購入される方が多いようです。

では次にFJクルーザーオーナーの燃費評価をご紹介いたします。
FJクルーザーオーナーは実燃費をどのように感じているのでしょうか？

現在、FJクルーザーにお乗りの方も燃費はあまり良くないとの意見が多かったです。
そんな中、「燃費が良い車がよければ他の車に乗ればいい。」という声がありました。

確かにその通りでハイブリッドカーをはじめ、最近はびっくりするほど燃費が良い車が増えていますので、燃費を気にする方はそういった車を購入されるのが良いと思います。
「FJクルーザーには燃費が悪いけど欲しい。」と思わせる魅力があるのだと思います。

それでは最後にFJクルーザーのライバルと考えられる車と燃費を比較してみたいと思います。

10・15モード：11km/L

10・15モード：8.9～11.6km/L

JC08モード：8.8～9km/L
10・15モード：8.9～9.3km/L

ライバル車種の燃費をご紹介いたしました。
FJクルーザーの燃費はライバル車種とほぼ同程度であると言えそうですね。