大人気の軽自動車！！ダイハツ・ウェイクの燃費と実燃費のまとめ

今回はダイハツから販売されているウェイクの燃費、実燃費、さらにはオーナーによる燃費評価をご紹介していきたいと思います。
しかし、まずはウェイクがどういった車なのかを簡単にまとめたいと思います。

ウェイクは日常からレジャーまで幅広い用途に対応できる新ジャンルの軽自動車を目指して開発されました。
そんなウェイクの特徴は、全高は1835mmでありながら室内高を軽自動車で最も高い1455mmを実現していることです。

ウェイクも他のダイハツ車にも採用されている「ファン＆リラックスドライブコンセプト」が採用されているため、サスペンションやボディ構造を工夫したりと、ハイトールでありながら操舵安定性と乗り心地を高次元で融合した走行性能を実現しています。

ウェイクは荷室にラゲージアンダートランクを設けており、特に2WD車は高さ320mm・容量約90Lの大容量のものが設けてあります。
デッキボードを開けて使用すると2WDの場合、荷室とアンダートランク全体の高さが1485mmとなり、ゴルフバッグなどの長尺物もリアシートを畳まずに立てて積載することが可能です。

そんなウェイクの燃費はどのくらいなのでしょうか。
ウェイクは軽自動車なのですが、車両重量は1060kg…なんと１ｔ超えです。
コンパクトカーよりも排気量が小さく、車両重量が重いウェイクの燃費とは一体。

ウェイクの燃費は
D、L、X、ＧグレードのFFモデルが23.8～25.4km/L
L、X、Ｇグレードの4WDモデルが23.2～24.6km/L
と公式に発表されています。

最近の軽自動車の燃費は30km/L前後が当たり前になってきているので、そう考えるとウェイクに燃費はいまいちと感じるかもしれませんが、先述したとおりウェイクの車両重量は非常に重いのでこのくらいで推移するのが妥当なところなのかもしれません。

ちなみに、同じエクストラハイルーフのタントの燃費が28.0km/Lのことを考えると、それよりも全高が高いウェイクの燃費が25.4km/Lなのは納得できる燃費データと言うことになります。

ウェイクの燃費の大きな特徴はFFと4WDの燃費がほとんど変わらないという点です。
一般的には4WDの方が燃費が2割ほど悪くなります。
4WDだと車体価格は上がるものの、燃費がいいので4WDの方が売れ行きも好調なようです。

さて、燃費データが分かったところで、次にウェイクの購入を悩んでいる人が一番気になるであろう実燃費をご紹介します。
ウェイクの実力とは一体どのようなものなのでしょうか。

ウェイクオーナーによって算出されているウェイクの実燃費は
ＦＦ車の実燃費が14.0～22.1km/L
4WD車の実燃費が13.5～21.5km/L
となっています。

やはり実燃費でもＦＦ車と4WD車にあまり差がないようです。
実燃費は運転の仕方や交通状況によって大きく変わってきますが、ウェイクはカタログ燃費の約8割程度の数字が出ているので、かなり理想に近い燃費性能ということになります。

ウェイクの大きさを考えると、空気抵抗が大きいので、空気抵抗の大きい車種としてはなかなかの数値と言えるのではないでしょうか。

最後にウェイクオーナーによる燃費評価をご紹介します。
オーナーの方はウェイクの燃費をどのように評価しているのでしょうか。

「ターボモデルで燃費は１９～２０リッターくらい走ります。」
「十分によい。この形でこの燃費はなかった。」
「一度もリセットしてない平均燃費によれば17.2ｋｍ/ｌです。15ｋｍ/ｌいけばいいかと思ってたので、期待よりは良かった。」
という評価がありました。

よい評価がある一方で
「街乗りで12キロから15キロで高速は18キロくらいです。悪いのは覚悟していました。」
「平均リッター15㌔くらいです。いまいち伸びない。」
「最高19.8km/L、最低15.2km/L、STOP＆GOが多いとか街乗りだと燃費が極端に悪くなる」
「冬場も夏よりは1～2km/L悪い」との評価もありました。

評価を見ていてわかるのが、同じような燃費数値が出ていても運転する人の期待感や感じ方によって評価が大きく違ってくるようでした。