北米トヨタが誇るビッグサイズのSUVセコイア。燃費はどうなの？

セコイアの燃費についてみていく前に、まずはセコイアがどのような車なのかご紹介したいと思います。

セコイアは北米トヨタが製造するフルサイズSUVです。

2000年に4ランナーとランドクルーザー100の間を埋める車種として登場したセコイアはベースとなったタンドラと同じく、アメリカのインディアナ工場で生産され、アメリカとカナダで販売されています。
（1995年にカナダから撤退したランドクルーザーの後継的役割を担う車種となっています。）

セコイアは同社の上級SUVであるランドクルーザーや、アメリカンブランドであるシボレー・タホと比べても大きいボディサイズで、フォード・エクスペディションに迫るサイズとなっています。

ビッグサイズのボディはさすがアメリカ生まれ！という感じですが、セコイアにはドリンクホルダーなど日本人にとっては必要不可欠ともいえる収納スペースが数多く備えつけられています。
インテリアの細かな心配りはさすがはTOYOTAのTOP OF SUVといわざるを得ません。

北米市場専用車ではありますが、日本にも逆輸入されていますので日本国内でも目にする機会があるかもしれません。

セコイアの価格はグレードによって異なります。

【SR5 】￥7,800,000
【リミテッド 】￥8,700,000
【プラチナム】￥9,800,000

それではセコイアの燃費についてみていきたいと思います。

まずはじめにセコイアのカタログ燃費を見てみたいと思います。

セコイアのカタログ燃費は市街地で7km/L、高速で8.5km/Lとなっています。
セコイアはビッグサイズのフルサイズSUVですので、やはり燃費は良くありません。

セコイアの燃料タンク容量は100Lですので、ガソリンを満タンすると1万円以上かかってしまいます。
逆輸入車ということもあって車体価格も決して安くはありませんので、セコイアを購入するとなると維持費も含めてかなり高額になってしまいそうです。

次にセコイアのオーナーが産出されたデータからセコイアの実燃費を見てみましょう。
セコイアのカタログ燃費と比べて実燃費はどのような値になっているのでしょうか？

セコイアに乗っている方の声としては市街地では5km/L、高速は8km/Lのようです。
実燃費とカタログ燃費で誤差が大きい車種が多いですが、セコイアはそこまで差がないようです。

では次にセコイアオーナーの燃費評価をご紹介いたします。
セコイアオーナーは実燃費をどのように感じているのでしょうか？

オーナーの方もセコイアは燃費が良くないと感じているようです。
それでもセコイアを購入し、乗り続けているということからセコイアは燃費の悪さをカバーするだけの魅力があるのでしょうね。

日本にも逆輸入されているセコイア。
もし機会があれば試乗してみてください。ご自分の運転だとどれくらいの燃費になるかが分かりますし、燃費が悪くても欲しくなるセコイアの魅力に気が付くかもしれません。

それでは最後にカイエンのライバルと考えられる車と燃費を比較してみたいと思います。

市街：6.3km/L
高速：9.3km/L

市街：5.0～6.0km/L
高速：7.0～8.0km/L

市街：5km/L
高速：7.6km/L

セコイアのライバル車種と燃費を比較してみましたが、セコイアもライバル車種もそれほど燃費に差はないようでした。
こうしてみると、フルサイズSUVはどれも燃費があまりよくありませんね。

近年はハイブリッドカーやコンパクトカーなど、燃費が良い車が好まれる傾向にあります。
そんな時代だからこそセコイアのようなフルサイズSUVに乗る、というのも格好良いですね。