トヨタの伝統を引き継ぐ高級セダン車「マークＸ」の魅力と中古車情報

中古のマークＸ情報を知る前に、まずはトヨタ「マークＸ」がどういう車種がご紹介させていただきます。
1968年の誕生以来、国内での販売台数が400万台以上を超えるトヨタのベストセラーカーである「マークII」の後継車として、2004年にデビューしたのが、トヨタの高級セダンの「マークX（エックス）」です。未知数を意味する「X」を付けることで、未知なる可能性に挑む思いを込めているとのことです。

エンジンは伝統の直列に別れを告げ、完全新設計のV型6気筒エンジンへ変更し、排気量の異なる2タイプの直噴（D-4）2ユニットを用意し、6速ＡＴ+シーケンシャルシフトマチックを組み合わせる事で、ハイパワーなスポーティさと上質さを併せ持つトヨタの高級後輪駆動セダンとしての威厳を誇ります。
グレードも、通常の「250G」を始め、トータルチューニングを施し、スポーティーな仕様に仕上げたモデル「Gs」など、様々あります。

エンジンは先程の申し上げた通り、完全新設計のV型6気筒エンジンであり、組み合わされる電子制御6速ATは非常に滑らかな変速と素直に加速に乗っていく感じは、FR車独特の爽快なステアリングフィールも相まってか、走りの気持ち良さにつながっています。そして、高級セダン車が売りの一つであるマークＸであるため、静粛性の高さをも持っているのも特徴です。

特にマイナーチェンジした2代目のマークＸにおいては、防音材や制振材の採用を前代より拡大することで、最高級セダン車「クラウン」に負けないくらいの静粛性を備えるようになりました。
またこのマイナーチェンジでは同時に、ボディ剛性の強化も図られており、これも乗り心地の良さにつながっています。

さらにプレミアムの2WD車には振動数感応型のショックアブソーバーを採用することで、よりショックの少ない非常に快適な乗り心地を実現しています。
操縦安定性を無駄にしないまま、乗り心地を向上させたことで、走りの質感が一段と高いレベルに達したのが「マークX」の取り柄と言っても過言ではありません。

防音材や制振材を多用することで、最高級セダン車「クラウン」に負けないくらいの静粛性を備えた「マークＸ」。そのマークＸの内装をより豪華にした特別仕様車として「リラックスセレクション ブラックレザーリミテッド」を設定しており、グレード「250G」および「250G Four」をベースに、ブラックの本革シート表皮や、本革巻き4本スポークステアリングホイール＆シフトノブなどを採用することで、より高級感のある室内空間を演出しています。

しかし通常グレードにおきましても、やや大きめのボディサイズのおかげで、全幅の拡大を生かして運転席と助手席の間隔や後席の左右方向の空間も広がり、ゆったりした室内空間を作っています。
また足回りの熟成も進められ、先程申し上げた静粛性をも相まって、乗り心地も向上しています。

では高級セダン車「マークＸ」の中古車情報はどうなっているか見てみましょう。
トヨタ・マークＸの新車時価格は238万円-609万円で、中古車価格は10万円-428万円となっております。
今現在、現行車扱いの2代目の中古車価格はさほど落ちておらず、新車購入の方が利点がありそうですが、中古価格が安くなってきた初代や、オプション品等の追加費用を気にするようであれば、状態の良い中古車でも良いかもしれません。

中古車探しで特に注意してほしいのは、「G's」等といったチューニングされた中古のマークＸです。不快に思うようであれば候補から外しておきましょう。そして、中古のマークＸを探される際には、内装の擦り切れや穴開き等を気にするだけでなく、走行距離や修復歴の有無等に注意しながら、見ておくとよいでしょう。

いかがでしたでしょうか？
2016年現在のトヨタ「マークＸ」のほんの少しの中古車情報ですが、その中古車に関する事柄を交えつつ、ハイパワーで気持ちの良い外装や走行性能、そして高級車を謳うかのように、とことん高級感のある内装や静粛性にこだわった内装造りなどといった、トヨタのの伝統ある高級セダン車「マークＸ」の魅力についてご紹介させていただきました。もし少しでも中古の「マークＸ」が気になりましたら、一度中古車ディーラーを覗いてみてはいかがでしょうか。