2015/11/05
yuto1212
マークⅡ、チェイサー、クレスタとクレスタ3兄弟と呼ばれていたこの3台、どの車種も絶版になってしまいましたが中古車市場ではいまだ根強い人気がありますし、人気が故に盗難も非常に多い車です。今回はクレスタの中古車についてお話ししてみたいと思います。
ではまずクレスタとはどんな車だったのか見ていきましょう。
クレスタは1980年から2001年までの約20年の歴史を誇る車です。
1代目から5代目まで5世代にわたりこの世に誕生し、今でも4代目のJZX90型、5代目のJZX100はドリフト車両のベースマシンとして人気の高い車です。
東京オートサロンにてデモカーとして出展されたクレスタ。
新車発売当初クレスタは兄弟車であるチェイサーがスポーティなデザインだったため年齢層的に50代からの需要が大きかったです。
今回は5シリーズあるクレスタの中でも最終型であるJZX100クレスタに的を絞ってお話ししていきます。
クレスタにはどんなエンジンが搭載されていたのでしょうか?
クレスタには1JZ-GTEエンジンが搭載されました。
JZX100クレスタにはクラウンやヴェロッサにも搭載された。ヤマハ発動機が設計、開発を行った1JZ-GTEエンジンが搭載されました。
チューニングされた1JZエンジン
この1JZエンジンはチューニングベースとしても非常に素性のよいエンジンで生産終了から14年以上経過した今でも各チューニングメーカーから新商品がラインナップされるなどその人気の高さが伺えます。
またトヨタ車の特徴かもしれませんがこの1JZエンジンは非常に丈夫な事でも有名です。
エンジンが丈夫なのはとても大事な事で中古車を購入する際にも安心して購入できます。
では本題に入っていきましょう。そんな人気のクレスタですが現在の中古車相場はいくらくらいなんでしょうか?
クレスタの中古車相場は?
現在の中古車価格は14万〜200万円になります。
金額に差がありますがどうしてここまで中古車価格がかわってくるのか詳しく見ていきましょう。
クレスタはグレードによって中古車価格は大きく変動します。
クレスタにはターボモデルとNA、つまり自然吸気モデルがありますのでターボモデルの方が当然中古車価格は高くなります。
自分が買おうとしてるのはターボなのかよく確認しておきましょう。
クレスタはATよりMTの方が高いです。
新車価格で言えばクレスタは実用性の観点からATの方が価格は高いですが中古車になるとMTの方が中古車価格は高くなります。
これは中古でクレスタを購入する人というのはドリフトなどのスポーツ走行をメインとして使用される方が多いので中古車の場合ATよりMTの方が需要があり中古車相場は高くなります。
自分がクレスタを中古で購入してどのように乗っていきたいか考えながら購入するようにしましょう。
やはり中古車という特性上新車よりシビアに考えなければいけないところもあります。
クレスタに限らず中古車を購入する上でいくつか注意点をあげていくので参考にしてみてください。
まずはお目当ての中古車がどのくらい走行しているか確認しましょう
中古車ですから必ず前のオーナーがいます。ですので前オーナーがどれくらいの距離を走行していたのか確認しておきましょう。
車は通常10万キロで折り返し、20万キロで色々な所が壊れだすと言いますので、あまりにも過走行な中古車はさけておいた方がいいでしょう。
前オーナーがメーターを交換したなどの事により距離が分からない中古車もあります。
一概に距離不明車が悪いという言い方はできませんが素性がよくわからない車は避けた方が無難でしょう。
先ほども言いましたがクレスタという車はスポーツ走行などにもよく使われる車です。
なので中古車サイトを見ても事故歴があるものも多々あります。
これも過去にどの程度の事故を起こしていたかによってかわってきますが、もし事故歴がある車を購入する場合は車屋さんによく修復箇所を確認する、分からない場合はこちらもさけた方がいいでしょう。
以下かでしたでしょうか?今回はクレスタの中古車についてお話ししてきました。
やはり新車で手に入らない以上中古で程度のいいものを探すしかありません。
今回あげたチェック項目を確認して、もし試乗できるようなら実際に運転して確認してみるのもいいかもしれません。
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