世界トップレベルの低燃費!! エスティマハイブリッドを大紹介
2015/09/01
ichigo427
トヨタが販売するエスティマ ハイブリッド。独自の空力を考慮したボディで燃費の向上に努めており、それと同時に力強い走りを実現している車として世界的に高い評価を受けています。今回は、世界トップレベルの18.0km/Lという低燃費を実現しているこのトヨタ エスティマハイブリッドがいったいどんな車なのか、簡単にまとめてみました。
現行のエスティマは3代目にあたり、2006年に販売が開始されました。デザインは大きな変更はありませんが、ヘッドランプが涙目のような形になっていたりと、やや細かな変更点はあります。また、全てのピラーをブラックアウトすることで、ルーフが浮いているようなイメージの「フローティングルーフ」となっています。2代目にはウィンカーにサイドマーカーを採用していましたが、3代目ではそれがなくなった代わりに、サイドターンランプが付いたミラーが標準装備になっています。シートは今まで同様、7人乗りと8人乗りの2種類が設定されています。3列目シートは2代目のチップアップ式ではなく、床下収納式となっています。また、7人乗りなら3列目のシートを収納し、2列目のシートを最後尾までスライドさせれば、広々としたスペースができます。一方、8人乗りの方も2列目シートにチップアップ機能を搭載しており、床下に収納できる3列目シートを利用して広々としたスペースを作ることができます。収納や車中泊などにも便利な実用性のある車となっています。
エスティマハイブリッドは、2001年6月に登場したトヨタ自動車ではプリウスに次いで二番目、ミニバンでは初となる市販のハイブリッドカーです。重量がおよそ1.85トン、排気量2.4リットルのガソリンエンジンを搭載する車両ながら10・15モードで18.0km/L(マイナーチェンジ後は18.6km/L)の低燃費を達成しています。
エスティマハイブリッドに搭載されているハイブリッドシステムTHS-C(Toyota Hybrid System-CVT )は、前輪を駆動させるアトキンソンサイクルの2AZ-FXE型、排気量2,362cc、131馬力/5,600rpm、19.4kgm/4000rpmガソリンエンジンを13kW/1,130-3,000rpm、11.2kgm/0-1,130rpmのジェネレータ兼モータでアシスト、エンジン動力は効率の良いCVTを通して前輪のみに伝えられます。
前述の鳥、広々とした空間が第1の魅力です。ハイブリッド車ならではの燃費の良さと、その洗練されたデザインによる高級感も魅力の1つです。エンジンは新開発の2GR-FE型3456cc・V6DOHCの280psを搭載しており、国産ミニバン、および前輪駆動車で初の280psを達成するなど、非常に優秀です。 また、2362cc・直4気筒はモデルチェンジの際に170ps・22.8kgmと改良されています。ハイブリッドでは燃費は20km/lに向上しています。先進感のあるデザインが売りで、ハイブリッドならではの走りの静かさは心地いいものがあります。
若干値段がお高めですが、間違いなく世界でもトップクラスのハイブリッドカーというだけあってその性能は文句なしです。しかし改良を繰り返すたびに、安全性の面などにも力を入れることで顧客に満足のいく1台に仕上がっています。
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