SUVの低燃費車は?いすゞ ビークロスの燃費と気になる実燃費を紹介
2015/10/07
ヒロメリー
精悍なフロントフェイスやダイナミックなサイドビュー、迫力あるリアエンドと大排気量エンジン、そのすべてが存在感を主張するシボレー カマロ。アメリカン クーペの象徴 カマロの燃費とその評価、さらにライバル車との燃費の比較などについて検証してみたいと思います。
大排気量エンジンを搭載したアメリカン スポーツクーペの象徴 カマロの燃費について検証する前に、カマロの概要を紹介したいと思います。
カマロは1967年の発売以来、ボディは2ドアハードトップ、クーペとコンバーチブルのみ、駆動は全てFR、直列6気筒もしくはV型8気筒の大排気量エンジンを搭載。サーキットではフォード マスタングと覇を争ってきました、GMがシボレーブランドで販売する、アメリカを象徴するスポーツカーです。
2015年5月16日、6代目新型カマロがGMから公式に発表されましたが、まだ日本では販売されておらず、今回は2009年から2015年販売の5代目カマロをベースに検証します。
現行の5代目カマロのスペックは、3.6リッターV6直噴エンジン搭載のLT RSおよび6.2リッターV8エンジン搭載のSS RSで、ともにミッションは6ATです。2011年モデルからはヘッドアップディスプレイが標準装備となりました。2014年のマイナーチェンジモデルが最新のカマロとなります。
今回は燃費ということで、3.6リッターV6直噴エンジン搭載のカマロLT RSを取り上げてみましょう。
メーカー希望小売価格(税込) 4,680,000円
さて、カマロの注目のカタログ燃費はどれくらいなんでしょうか。
※残念ながら現行モデルのカタログ上では、JC08モード燃費も10.15モード燃費も公開されていません。
ちなみに2009年発売の現行5代目カマロの初期型では、米国EPA燃費公表値によると、3.6LカマロLT RSの燃費が市街地走行時で約7.7km/L、高速走行時では約12.3km/Lとなっています。一応参考までに。
アメリカではガソリンが日本に比べて安くて、国土も広く大排気量車が多いので。元々燃費が良いとか悪いとかという概念があまりないのかも知れませんね。
カタログ燃費が公開されてない以上、実際の走行の実燃費を見てみるしかないですね。
5.25km/L~11.48km/L
※カマロの平均実燃費 6.66km/L (172人調べ)
最近の国産車の低燃費の数値を見慣れていると、やはり燃費が良いとは言えませんが、アメリカ車のカマロというイメージで見ると、悪くない燃費だとも思えるのですが・・・。
ここまでカマロの燃費と実燃費を見てきましたが、カマロの燃費に対する評価はどのようなものでしょうか。
カマロに乗っている人の絶対数が少ないので、当然燃費のサンプルも少なく評価に困りますね。上記の数値を見た限りでは、思ったほど悪くないというのが正直な感想です。昔はアメリカ車はリッター2~3kmとが言われたもので、そのイメージからするとかなり改善されているんだなと感じました。
カマロの燃費を伸ばすエコな運転法を紹介します。これはカマロだけに限らず、どんな車にも言えることですのでぜひ実践してみて下さい。
まずブレーキペダルから足を離したらすぐにアクセルを踏まず、一呼吸置いてからゆっくりと踏むようにします。AT車の場合はブレーキから足を離すと自然に前に進む「クリープ現象」というものが起きますが、このクリープで前進したところでじんわりアクセルを踏むようにします。アクセルは踏みしろから先に、わずか少しだけ踏む程度の感覚です。エンジンの回転数で言うと2000回転未満。それ以上踏み込む必要はありません。
走行中は先を見ることがポイントです。車の流れや信号などを見ながら常に先の状況を把握し、なるべく一定速度で走行し、無駄なアクセルワークはしないようにします。長いストロークで一定速度で走行できるような状況の場合、アクセルはごく緩く踏みっぱなしの状態がベストです。アクセルを踏んだり離したりを繰り返すのはNGです。
それでは最後にカマロと競合するライバル車との燃費を比較してみましょう。
JC08モード燃費 5.9km/L~8.4km/L
10・15モード燃費 6.8km/L~8.6km/L
メーカーによって10・15モード燃費だったり、JC08モード燃費だったり、カマロみたいに公開せずだったりで、アメリカ車はよく分かりませんね・・・。
以上、シボレー カマロの燃費について検証してみました。サンプル数が少なかったので、満足いく検証はできなかったかも知れませんが、少しでもお役に立てたのなら幸いです。
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