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SUVの低燃費車は?いすゞ ビークロスの燃費と気になる実燃費を紹介

生産終了となってしまった いすゞ ビークロス。そんな いすゞ ビークロスの燃費、実燃費の調査結果を紹介します。また、いすゞ ビークロスを所有している方の評価、さらに現在、販売されているライバル車との燃費を比較します。買い換えを検討されてる方は要チェックです。

生産終了してしまったビークロスとは?

生産終了してしまったビークロスですが、
『ビークロス』とは一体そういうものだったのでしょうか?
まずは『ビークロス』がどういう車種だったのかを見ていきましょう!

ビークロスは、いすゞ自動車によって販売されていたSUVです。1997年4月より発売を開始し、1999年2月に国内販売を終了しました。クロスオーバーカーの先駆けであり、以降トヨタのハリアーや日産のムラーノなどのクロスオーバーSUVの登場に影響を及ぼした車です。

そんな気になるビークロスの価格はいくらだったのでしょうか?

いすゞ ビークロスのメーカー希望小売価格は、
・ビークロス 175リミテッドエディション   ⇒   3,220,000円
・ビークロス ベースグレード         ⇒   2,950,000円
となっています。

ビークロスの燃費

それでは、次に本題!
クロスオーバーカーの先駆けとなったビークロスの気にる燃費は一体どれほどのものだったのでしょうか?

いすゞ ビークロスの燃費(10・15モード)は、
・ビークロス 175リミテッドエディション   ⇒   7.8km/L
・ビークロス ベースグレード         ⇒   7.8km/L
となっています。

1973年~1991年までの日本でのモード走行燃費は、甲州街道での市街地走行を想定した「10モード燃費」が用いられていました。その後、高速道路の走行も加えた「10・15モード燃費」が策定されました。ビークロスの燃費表示は、このモードとなっています。

現在、2013年3月以降の車は、JC08モードでの燃費表示となっています。
JC08モードは、試験時間をこれまでの2倍とし、冷間始動(コールドスタート)が試験対象となるなど、実際の運転状況との乖離が少なく、かつ、より厳しい内容を想定した場合の燃費ということです。

参考までに、車両によって異なりますが、一般的にJC08 モード燃費の方が10・15 モード燃費より概ね1 割ほど低くなる傾向があるようです。

数字だけではイメージがつきにくかもしれません。

この燃費数値が向上したことによる具体的な効果としては、「1か月あたりの燃料代が安くなった!」
「給油回数が減り、ガソリンスタンドに行く回数が減って、非常に楽です!」などがあります。

燃費は、私たちの生活に、とても良い効果をもたらしていることがうかがえる数値ということが分かりますね!

ビークロスの実燃費

当時のSUVとしては、そこそこ良い数値を出しているビークロスの燃費ですが、実燃費はどれくらいだったのでしょうか?
購入の際にみんなが気になる実燃費は?

カタログ燃費は先ほど見ましたが、ビークロスの実際の燃費はどのくらいだったのか、
ということでビークロスの実燃費を調べた結果…

【ビークロスの実燃費】
・6.49km/L (164人の記録平均)

という声がありました!

実燃費は、カタログ燃費を下回る形となりました。

ビークロスの燃費評価

ここまでに「ビークロス」の燃費と実燃費を見ていきました。
さて、ここでビークロスの燃費に対する評価がどうだったのかを見てみましょう!

自動車のバランスを踏まえた上での評価としては、
「ビークロスは、排気量が3.2Lと大きいためか、街乗りの燃費が非常に悪いです。」という声がありました。

また、走行速度に注目した評価としては、
「高速道路での燃費の伸びがあまり良くない印象です。空気抵抗が大きいのか、4ATのせいなのか、フルタイム4WDのせいなのか、わかりませんが、少し期待外れでした。」という声もありました。

自動車全体のバランスを見てみると、街乗りでの実燃費の評価は悪いようです!
また、長距離、高速での走行によっても体感できる燃費が変わってくるようです。

ビークロスの低燃費な運転方法

「ビークロス」の良さを引き出す運転の際のポイントは…?

1.SUVでありながら、スポーティな走行も可能です。過度な急発進は避けましょう。
2.街乗りは、苦手なようです。ちょっと走ってエンジンを切り、また、走り出すといった運転は、極力控えましょう。

これが効果的な運転方法のようです。

低燃費な運転方法を考える上で弱点把握も大切!ということで
ビークロスの弱点を調べてみると…
「すべての自動車に言えることですが、エアコンの設定温度、オーディオのボリューム等は、正しく調整しましょう。」
との声がありました。

運転をする際に少し工夫をすると、「ビークロス」の燃費向上をより体感できるみたいです!

ビークロスのライバル車の燃費

さて、ここまでビークロスの燃費や評価などを見てきましたが、近年注目されているSUVで、低燃費をウリにしている自動車は他にもあります。
そんなビークロスのライバル車の燃費がどれほどなのか「燃費」「実燃費」を
見てみましょう!

トヨタ ハリアー PREMIUM(4WD)

トヨタ ハリアー PREMIUM(4WD)の燃費(JC08モード)は、
・ハリアー PREMIUM(4WD)   ⇒   15.2km/L
となっています。

気になる実燃費は、14.5km/Lとなっているようです。

日産 スカイライン クロスオーバー 370GT FOUR(4WD)

日産 スカイライン クロスオーバー 370GT FOUR(4WD)の燃費(JC08モード)は、
・スカイライン クロスオーバー 370GT FOUR(4WD)   ⇒   8.8km/L
となっています。

気になる実燃費は、7.67km/L(993人の記録平均)となっているようです。

いかがでしたか?
「ビークロス」よりもライバル車の方が燃費が良いことがわかりますね。
こう見ていくと、長い年月をかけて低燃費を実現することが出来る自動車製造の技術力も
すごいですね!

ビークロスが好きだった方、まだ愛着があり手放せていない方など、最近の自動車は、技術革新によって、かなり低燃費な車が登場していますので、買い換え時の参考になればと思います。

自動車の購入検討の際には、以上のビークロスとライバル車の燃費比較をぜひ、
検討材料の1つにお役立てください!

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