大衆車から高級車までのクロスオーバーSUVをまとめてみました☆
2015/09/28
NITRO
「車高が高くて不安定」「燃費が悪い」といった理由で、敬遠されていたクロスオーバーSUVですが、最近は普通車の売上げランキングでも、当たり前のようにランクインするようになってきました。クロスオーバーSUVの中でも人気がある車種10台のランキングを紹介します。
クロスオーバーSUVとはモノコック構造の普通車をベースにしているSUVのことです。クロスオーバーSUVはフレーム構造の本格的なSUVと比べて、オフロードでの走行性能や耐久性では劣るものの、舗装道路での走行性能や乗り心地、燃費などに優れ、それをアピールポイントにしている車種がほとんどです。最近ではSUVといえば、クロスオーバーSUVを指すことが大勢になってきました。
CUV(クロスオーバー ユーティリティ ビークル)とも呼ばれます。
それでは早速クロスオーバーSUVのランキングを見ていきましょう。併せてそのクロスオーバーSUVの特徴や燃費、価格なども検証します。
いやぁ、まさかのハスラーでしたね!ランキングトップを軽自動車が獲るとは思っていなかったでしょう。ハスラーは軽自動車ながらいろんな工夫が施されている、楽しいミニクロスオーバーSUVです。
ハスラーの4WDモデルには急な下り坂でも安心して走れる「ヒルディセントコントロール」や、スリップしやすい路面で効果を発揮する「グリップコントロール」といった機能が備わっています。
他にもインテリアに塗装ではなく色が剥げない材料着色素材を使ったり、ハスラーが動くアニメが表示されるなどユニークな作りとなっています。
ヴェゼルは2014年と2015年上半期のクロスオーバーSUV販売台数ランキング№1です。ランキング2位に甘んじていますが、ランキング1位でもおかしくないですね。
ヴェゼルはリーズナブルながら機能性や実用性に優れ、ミニバンに匹敵する快適な居住性を兼ね備えているクロスオーバーSUVです。
フィットをベースに開発されたホンダ ヴェゼルは、SUVの力強さとクーペの美しさ、ミニバンの使いやすさや燃費性能など、多面的な価値を融合させることをテーマに開発された、人気抜群の小型クロスオーバーSUVです。運転がしやすく、雪道や悪路での走りが安定しているのも人気となっています。
洗練された都市型SUVや高級クロスオーバーSUVと表現されるトヨタ ハリアー。
高級サルーンの乗り心地と快適性を兼ね備えたSUVとして人気で、堂々のランキング3位です。
ハリアーは前、後席の足まわり設定やクッション性が高いシートなど「快適な乗り心地」を大事にしている車です。ステアリングやシートの位置を最適化することによって、どんな体型の人でも楽な姿勢で運転できるのも魅力です。またインテリアは他では感じられないくらいの高級感があります。
クロスオーバーSUVの中でも抜群の人気を誇るCX-3。デミオをベースにしたコンパクトSUVで、エンジンは異例ともいえる1.5Lディーゼルターボのみの設定となっています。
CX-3はシンプルだけど躍動的で「魂動(こどう)」フォルムが美しい、デザイン性に優れたクロスオーバーSUVです。その動力性能は1.5Lディーゼルターボで、105馬力の最高出力はデミオと同じですが、圧縮比を高めて最大トルク 27.5kg・mとデミオよりも高いトルクになっています。それにより優れた走行性能を誇ります。
エクストレイルは登場以来「ガシガシ使える」というコンセプトや、いかにもSUVらしい武骨なスタイルが好評だったミドルサイズのクロスオーバーSUVですが、現行の3代目モデルからシティ派SUVへと変貌して人気を集めました。
エクストレイルは滑りやすい路面でもコーナーリングを予測して滑らなくしてくれる「オールモード4X4i」や、路面状況に左右されることなく安定した走りができる「世界初のシャシー制御技術」などによって、オンロードとオフロード両方の運転を楽しむことができます。また上から自分の車が見える「アラウンドビューモニター」や、衝突の可能性を防いでくれる「エマージェンシーブレーキ」など安全装備も充実しています。
CX-5は「魂動」デザインの躍動美をテーマとしたクロスオーバーSUVです。発売後の2012年、2013年と2年連続でSUV国内販売台数でランキング№1を獲得し、その人気を不動のものにしました。
CX-5はディーゼル車、ガソリン車ともにトランスミッションとの相性がよく、スムーズに加速することができて、気持ち良く運転できるのも魅力の一つです。ハンドリング性能や運転席でのシンプルなスイッチ配置など、「運転のしやすさ」がよく考えられている質の高いSUVです。
フォレスターは実用性や居住空間の評価が高く、ボディサイズが手頃で小回りがきくのと、発進や加速がスムーズなので扱いやすいクロスオーバーSUVです。
フォレスターは本格的なオフロードが可能で、重心が低く安定した走りができます。
また「X-MDE」システムは「エンジン」 「CVT」 「4輪駆動システム」 「横滑り防止装置」を最適な状態に制御してくれ、雪道などの滑りやすい路面を運転する場合などには心強いシステムです。
XVはインプレッサをベースに作られたクロスオーバーSUVです。オンロードだけではなく、オフロードでも安定した走りが楽しめるSUVです。
XVは運動性能が優れていて安定した走行が楽しめます。 また収納に関しては、ハッチバックタイプの開口部なので荷物の積み下ろしがとても楽で便利です。
XVはハイブリッドもあり、 「スバル初のハイブリッド」と銘打ってして販売していますが、重くてあまり魅力的ではありません。ハイブリッドの評価は中途半端な感じになってるのが残念なところです。
生産終了となったレガシィツーリングワゴンの伝統を受け継ぐ後継車種であるレヴォーグ。その「スポーツカーのようなワゴン」 であるハイスペックなレヴォーグも、一種のクロスオーバーSUVといえるのではないでしょうか。
レヴォーグはリッター当たり100馬力を超えるハイスペックなエンジンと、それに見合った足回りでスポーツカーのような走行性能を発揮します。またステレオカメラで常に前方を監視し、必要に応じて自動ブレーキなどの制御を行う運転支援システムである、アイサイト(ver.3)を全車に装備しています。
ジュークは個性的なスタイルとオンロードでの走りの良さが魅力で、街中での機動力が高いコンパクトなクロスオーバーSUVとして人気です。
コンパクトサイズSUVで運転しやすく、1.5Lエンジンなので維持費を抑えることができます。
ただそのユニークなスタイルのせいか、他のSUVに比べると室内が狭く感じられます。特に後部座席の足元が狭いです。それと荷物を出し入れする開口部が狭くて使いづらいですね。
以上、ランキングごとの車の特徴や燃費、価格を検証してみました。
今後、SUVを購入検討される方の参考になれば幸いです。
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