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カマロ コンバーチブルを徹底解剖!知られざるその魅力とは

カマロといえばアメリカのゼネラルモーターズがシボレーブランドで生産、販売している世界的に大人気の車です。コンパクトなボディーで実用性抜群でありながら、そのパワフルな走りで今もなお多くの人を魅了するスポーツカーでもあります。
今回はそんなシボレーカマロの中でも特に人気の高い「シボレーカマロ コンバーチブル」の価格や乗り心地、様々な魅力について、詳しくまとめてみました。
カマロ好きな方はぜひご一読ください。

シボレーカマロ コンバーチブル

「コンバーチブル」というのは、屋根付きとオープンカーの切り換えが可能な自動車のことを言います。つまり、カマロ コンバーチブルというのは屋根付きにもオープンカーにもなるカマロのことです。カマロはもともと小さく手ごろなスポーツカーとして製造、販売されました。走行性能は桁外れのもので、初代のころからアメリカのSCCA(Sports Car Club of America)が主催する、トランスアメリカ・チャンピオンシップという大会の2.5L以上クラスで優勝している実績があります。コンパクトかつスポーティという点が多くの自動車好きの心に刺さり、アメリカではもちろん、世界でも大人気になりました。また、クーペタイプのカマロが映画「トランスフォーマー」に登場したことで、それまでカマロを知らなかった層にも人気が出て、一気にファンが増えることになりました。

価格とスペックは?

やはり車で気になるのは価格やエンジンの性能、そして燃費などです。以下に簡単にまとめました。・価格中古車の平均価格は382万円となっています(www.carsensor.net/usedcar/bCH/s009/より)。また、新車の価格は545万円です(www.chevroletjapan.com/cars/camaro-coupe/pricelist.htmlより)。大人気のスポーツカーというだけあってやはり値段は高いですね。・エンジン初代のエンジンは直列6気筒もしくはV型8気筒で、排気量は3.8Lから7.0Lのものを搭載しています。2代目カマロのエンジンは生産期間が長かったこともあり、そのバリエーションは歴代で最も多く、1970年~1972年: 6.6L V型8気筒、1970年~1973年: 5.0L V型8気筒、1970年~1979年: 4.1L 直列6気筒、1970年~1981年: 5.7L V型8気筒、1976年~1981年: 5.0L V型8気筒、1980年~1981年: 3.8L V型6気筒、1980年~1981年: 3.8L V型6気筒(カリフォルニアモデル)、1980年~1981年: 4.4L V型8気筒となっています。3代目のバリュエーションも2代目に続く多さです。1982年~1986年: 2.5L (151 cid) 直列4気筒、1982年~1989年: 2.8L (173 cid) V型6気筒1990年~1992年: 3.1L (191 cid) V型6気筒、1982年~1992年: 5.0L (305 cid) V型8気筒、1987年~1992年: 5.7L (350 cid) V型8気筒となっています。4代目カマロにはコンバーチブルモデルがないので説明は省略します。5代目は3.6L V型6気筒および6.2L V型8気筒のものがあります。

また、燃費も車を購入する際には考えなくてはいけません。一般にアメリカ製の車は燃費が悪いとされています。しかしこのカマロは米国EPA燃費公表値で、3.6Lにおいて市街地走行時で約7.7km/L、高速走行時では約12.3km/Lを、6.2Lでは、市街地走行時に約6.8km/L、高速走行時では約10.6km/Lを計測しています。燃費においても非常に魅力的な車であるといえますね。維持費についてはどうでしょうか。あるサイトによると、自動車税66500円/重量税20000円/自賠責11235円となっています(car-life.adg7.com/car_syousai.php?m=CH&i=24&ver=v4より)。年間で約9万8千円ぐらいかかるようです。あくまで目安なので10万前後かかると考えてください。参考程度にどうぞ。

インテリアと乗り心地について

インテリアは茶色と黒の美しいコントラストになっています。レトロで落ち着いた感じですが、洗練されており上質な雰囲気も感じ取ることができます。その姿はまさに伝統的なものと最先端のテクノロジーが融合したものです。メーターの中央には平均燃費、航続可能距離、トリップメーター、タイヤ空気圧などが一目で分かるDICが設置されています。またインテリアはボディカラーに合わせたコーディネートをすることができます。乗り心地もまさに一級品。夜の街に綺麗に映えるアンビエントライトやボストンアコースティックのオーディオシステムなど、運転中もリラックスしながら、自分だけの空間で走りを楽しめるような工夫がたくさんあります。ドライブのたび、快適な世界に浸ることができ、なんとも言えない満足感を覚えること間違いなしです。

走り心地は?

なんと言ってもそのスムーズな加速がたまりません。緩やかなコーナーではスポーツカーらしい軽やかなハンドリングを楽しむことも出来ます。ターンインの反応も速く、扱いやすい車ですが、クーペと同じく、素早い切り返しであったり横にGが強く掛かるようなコーナーは少々苦手です。しかし、外の音を気にせずに思いっきり走ることの出来る車なので、乗り心地という点でいうと、やはりスポーツカーの中でも上位に来るでしょう。また、オープンカーとして風を感じながらゆったり走るのも一興です。

結局、何が魅力なの?

詰まる所、カマロ コンバーチブルの魅力はモダンとレトロ、走行性と自由性という異なる2つの魅力がこの1台の中でうまく調和しているところにあると思います。インテリアやエクステリアは先代のものと似ていますが、決して同じではなく今風なアグレッシブなデザインになっています。そしてスポーツカーとしての走りはもちろん、運転を存分に楽しめるコクピット設計。最高のオープンエアドライブ体験を楽しむことができます。シボレーは「クール、ファン、フリーダム」というコンセプトを掲げています。それは車において、また車を運転することにおいて人々が強く求めているものを表していると思います。その3つを実現した車がこのシボレーカマロなのです。クールなデザイン、楽しい空間、自由な走り味わえる車。だからこそ長い間、多くの人に愛され続けているのでしょう。

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