記事ID2077のサムネイル画像

新型のロータリーエンジンを積むRX-8の燃費は良くなったのか

燃費が悪いといわれ続けてきたロータリーエンジンを搭載するRX-8。RX-8では新型のロータリーエンジンで燃費を含めた大幅な環境改善を行った。その結果はどうなったのか。そのRX-8のロータリーエンジンの燃費の実態に迫ります。

走りのロータリーエンジン搭載スポーツカーRX-8とは

マツダといえば、ロータリーエンジンと言われた名機を搭載していたRX-8!そんなRX-8とはどのような車種なのか見ていきましょう。
RX-8は4人乗れる4ドアセダンのような車ですが、観音開きが特徴の車です。
そんな車にスポーツカーのエンジンを積んだのがRX-8です。
RX-8のエンジンはコンパクトで高回転まで回わる気持ちよさがあり、高出力を出しやすいエンジンです。その分、低回転域が弱点で燃費も苦手な分野の1つでした。

RX-8は2012年に製造を終了されたため、現在は中古車でしか購入できません。
RX-8の中古車自体にはプレミアもついており、状態の良いものは200万円前後しています。

RX-8の燃費

気になるRX-8の燃費ですが、10・15モード燃費で約10km/L。
JC08モード燃費換算で約9km/Lです。
最新の車からすると見劣りしてしまいますが、RX-8は13年前の設計ですから酷評だったロータリーエンジンの燃費を考えるとRX-8の燃費は面目躍如でしょう。

RX-8の実燃費

続いて、RX-8の実燃費についてです。
なんと、平均7.95km/L!!
意外にカタログ値よりも燃費の低下が少ないです。
これであれば、ファミリーカーとしても十分使えますね。

RX-8の燃費評価

RX-8の燃費についてはロータリーエンジンの当たり外れがあるという話がありました。
エンジンの部品の精度を上げることが難しいようです。
その為、燃費の悪いエンジンにあたると4km/Lくらいの燃費になることもあるようです。
そう考えるとRX-8にはあまり低燃費を求めてはいけないのかもしれません。
RX-8は純粋に走りを楽しめるファミリースポーツカーなのだと思います。

RX-8の低燃費な運転法

RX-8を低燃費で走らせるにはどうしたらいいでしょう?

単純に燃費だけを考えるなら、ストップアンドゴーの多い都市部でしたら3000回転中心、高速道路や信号のない田舎道の国道を走るのでしたら2000回転中心がいいと思います。

出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

RX-8のロータリーエンジンは一般的なレプシロエンジンとは異なり、低回転の燃費が良い訳ではないんですね。

渋滞を出来るだけ避ける、車に余計な物を積まない、アクセルを丁寧に踏んでやるといった方が効果があると思います。

出典:http://minkara.carview.co.jp

このあたりの低燃費走法はRX-8でない他の車を乗る場合と同じですね。

RX-8のライバル車の燃費

86(2.0L)

JC08モード燃費 12.4km/L
実燃費 11.42km/L

最新スポーツカーなかなかの低燃費ですね。

インプレッサ(2.0L)

JC08モード燃費 16.2km/L
実燃費 11.44 km/L

86とそんなに実燃費は変わらないんですね。

いかがでしたか?
これまで、RX-8の燃費について調べてみました。
RX-8に何を求めるかで車選びも変わってくると思います。
RX-8を含めた数少ないスポーツカーの購入検討される際には、以上のRX-8の燃費比較もぜひ検討材料の1つにお役立てください!

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ