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【ホンダ インテグラタイプR】圧倒的人気を誇る最上位スポーツカー

抜群の加速とレーシングカーに近い走りで高い人気を得るインテグラタイプR。この車はホンダが販売していたクーペまたはハードトップ型の車です。ホンダの最上位車、タイプRの車だけあって、その製造が中止になるときも販売中止を惜しむ声が多数寄せられました。今回はこのインテグラタイプRはどんな車なのかについて、簡単に説明します。

初代 DC2/DB8型

インテグラタイプRは1995年に3代目インテグラのスポーツバージョンとして3ドアクーペと4ドアハードトップの2種類が発売されました。初代はB18C Spec-R 直4 1.8L DOHC VTECエンジンを搭載しており、最高出力を200PS/8,000rpmのスペックを誇ります。また、トランスミッションはエンジンの高回転化に伴い、2−5速がローレシオ化されクロスレシオとなった5速MTで、トラクション性能の向上のためヘリカルLSDが装備されました。これらの機能は革新的であり、当時から「気軽にレーシング気分を味わえる車」として多くのファンに指示されていました。

2代目 DC5型

2001年にフルモデルチェンジが実施されました。2代目専用にハイチューンされたK20A型 直4 2.0L DOHC i-VTECエンジンを搭載することで、初代を超えるエンジン性能(220PS)に加え、ホンダ初のブレンボ社製ブレーキキャリパーで装備面を強化したり、性能が向上しています。しかし、安全装備の標準搭載や衝突安全性を考慮したため、ボディが100kg以上増えてしまったり、フロントサスペンションのマクファーソンストラット化や、スポーツクーペとしては広めの室内空間・トランクスペースの確保などで全高が高くなったといった短所も出てきてしまいました。それでも初代同様、世界最速のFFと評価され、多くの人たちから高く評価されています。 また、ハイスペックエンジンを搭載していますが、国土交通省が定めた低排出ガス車認定制度平成12年排出基準の「優-低排出ガス(☆☆)」を満たしており、10・15モード燃費は12.4km/L(実燃費も8km/Lから11km/L前後)とスポーツカーとしての走行性だけでなく、低燃費もきちんと実現しています。

この車の魅力って?

この車の魅力、それは何といっても「気軽に速い走りを楽しめる」ということです。高速道路などスピードが出せるところだと、非常に速い走りを楽しむことができ、高回転の力強さを肌で感じることができます。それだけでなく、普段の生活でも高いパフォーマンスを発揮するところも魅力です。広い居住空間やスポーツカーなのに大きなトランクなど、様々な場面で役に立つ車です。「どんな場面でも役に立つ上に、思いっきり走りを楽しめる」というのが、これほど支持されている理由なのでしょう。

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