スバルの7シーター・エクシーガ クロスオーバー7の燃費をチェック！

まずはスバル「エクシーガ クロスオーバー7」についてご説明しましょう。
元々7人乗りステーションワゴンとしてラインナップしていた「エクシーガ」。そのエクシーガをよりSUVデザインにして、「都市型SUV×多人数車」という新型クロスオーバーモデルとして登場したのが、2015(H27)年デビューの「エクシーガ クロスオーバー7」です。

エクシーガ クロスオーバー7は、本格SUVの要素を取り入れながらも、ファッション性のある内外装に仕上げ、スバルならではの全天候型AWDのハイパフォーマンス、そして開放感にあふれる7人乗りのパッケージングを併せ持っています。
エンジンは2.5L水平対向4気筒DOHCとリニアトロニック（CVT）を組み合わせ、シンメトリカルAWD等スバル馴染みのシステムを採用し、エクステリアでは、前後バンパーやホイールアーチ、サイドシルにクラッディングを施すなど、SUVらしい力強さを表現しています。

インテリアにおいても、シートやステアリングホイールなどにレザーを随所に織り込むと共に、相性の良いブルーグリーンステッチやピアノブラック調等を採用する事で、遊び心あるインテリアに上質感を加えています。また安全・快適性能でも、スバル自慢のアイサイト（ver.2）に加え、運転席＆助手席8ウェイパワーシート等を標準装備しています。
都市型SUVとして十分なロードクリアランスである最低地上高を確保しつつも、エクシーガ クロスオーバー7は使い勝手の良い優れたミニバン要素を持つ車です。

では、そんなエクシーガ クロスオーバー7の燃料消費率のカタログ数値を見ていきましょう。JC08モードで13.2km/Lまで伸び、燃費性能が劣る水平対向エンジンの中でも優れた燃費性能を実現しています。
では、どのようにしてこのような低燃費走行を実現できたのでしょうか？

このエクシーガ クロスオーバー7の低燃費ぶりは、「新世代の水平対向エンジン」と「ミッション」に関係しています。
基本構造の見直しやエンジン摩擦の低減などにより、きわめて高い効率を実現するとともに、アイドリングストップなどを組み合わせ、優れた燃費性能を発揮します。
さらに中低速域を重視したトルク特性により、アクセルを踏んだ瞬間から軽やかに ⽴ち上がる意のままの加速レスポンスも提供します。

またさらに、エンジンの効率のよい運動領域を常に活用し、アイドリングストップなどとあわせて低燃費に大きく貢献し、リニアな加速フィールを実現したリニアトロニックは、通常のCVT走行だけでなく、俊敏でスポーティなシフトチェンジが愉しめる6速マニュアルモードも搭載しています。
楽しくスポーティーなドライブが出来る上で、低燃費走行を実現します。

では実際のエクシーガ クロスオーバー7の実燃費性能はどうでしょうか？
エクシーガ クロスオーバー7の一般道での実用燃費はおおむね9km/L台から10km/Lくらいという方向が大半です。渋滞気味の高速道路をEyeSightを使っても12km/L前後という、燃費が悪い水平対向ならではの特徴が出ています。ただ、燃料タンク容量はサードシートがあるにも関わらず、現行レガシィやレヴォーグより5L多い65Lを確保しているので、実燃費を9km/Lと低めに見積もっても、航続距離は500km以上です。

いかがでしたでしょうか？ボクサーエンジンの新世代により低燃費を実現したエクシーガ クロスオーバー7ですが、最後に気になる価格です。 (※価格は税込表記)

スバル エクシーガ クロスオーバー7
2.5i EyeSight 2.5ℓ メーカー希望小売価格 ¥2,754,000

173馬力 / 24.0kgf・mというエンジンスペックや燃費以上の魅力を感じられる、スバル・エクシーガ クロスオーバー7をぜひ実車にて確かめてみてください。