2015/11/05
yuto1212
先日ダウンサイジングされて「718ケイマン」として新たにモデルチェンジしたポルシェケイマン。その人気は中古車市場でも衰えず、ポルシェらしさを手軽に味わえるモデルとして幅広い世代から支持されています。今回はポルシェケイマンの中古車について調べてみました。
ポルシェケイマンの中古車について調べる前に、まずはポルシェケイマンがどんな車か調べてみましょう!
ポルシェケイマン(初代)
ポルシェケイマンは、2005年に同社2シーターオープンである「ボクスター」から派生したクーペモデルです。
搭載エンジンは、発売当初はNA3.4L水平対向6気筒エンジンのみだったが、翌年に2.7Lを追加。トランスミッションに6速MTと5速ティプトロニックSを組み合わせていました。ボディ−は、クローズドボディーになり、曲げ剛性はボクスターの2倍に設定されました。
ポルシェケイマンS(2代目)
2代目は2013年にフルモデルチェンジ。ヘッドライトやサイドエアインテークの形状を変更しました。
エンジンには、先代後期からの新設計の直噴エンジンを搭載。新たに6速MT、7速PDKが組み合わせられました。また新たなモデルとしてGTS、GT4が追加されました。
ポルシェ718ケイマン(2代目後期モデル)
2015年にボクスターと共に後期モデルへビッグマイナーチェンジ。ダウンサイジング化して登場しました。
エンジンはこれまでの自然吸気フラット6から2.0L、2.5Lのフラット4ターボエンジンに変更、一見変わりないエクステリアもボンネットルーフなどを除いて新設計されています。
では次に、実際のポルシェケイマンの中古販売価格を新車価格と比べながら、見ていきましょう!
ポルシェケイマン(初代)
新車販売時車両価格
604万円〜1,027万円
中古車販売価格相場
219万円〜765万円
ポルシェケイマンGTS(2代目)
新車販売時車両価格
612万円〜1,064万円
中古車販売価格相場
588万円〜1,500万円
初代、2代目ともにオプションによって中古車価格に差が出ているようです。また、販売時期の短さから台数が少ないケイマンR、GTS、GT4についてはほぼ新車価格と変わらない相場を維持、または上昇しているようです。
では、まずは中古車全般で実際に購入する際の注意点について見ていきましょう!
ポルシェケイマンR
新車時の性能を維持するためにも定期点検は重要。中古車選びの条件にも定期点検記録簿の有無は要確認です。
①修復歴の有無
②記録簿の有無(走行距離が正確か?)
③ボディの状態(外装の状態、傷の有無をチェック)
④内装の状態(匂い、シートのやれ、ヘタリ、ペダルの減りをチェック)
⑤メカニカルチェック(バッテリー、エンジン音、パワステ、エアコンなどの作動確認)
最低限上記の項目くらいはチェックして、納得できないことはあらかじめ販売担当者に確認をしておく必要があります。また、登録からわずかしか経過していない、新しい中古車を購入の際は、新車保証がいつまで使えるのか、その保証はどのくらい延長できるのかしっかり確認しておきましょう!
ポルシェケイマン メンテナンスノート一式
メンテナンスノートはこれまでの車の使用状況が目で把握できるものです。車載しているか確認しましょう!
さて、ポルシェケイマンについてですが、基本的に故障リスクが少ない車のようです。通常3〜4万kmぐらいから消耗部品の劣化が始まるので、定期的な点検は必要です。多くは報告されていませんが、プーリーなどのベルト周りとウォーターポンプなどに故障が発生しやすいようです。
それでは、実際のポルシェケイマンの中古車情報を幾つか見ていきましょう!
ポルシェケイマン
中古市場ではPDKとスポーツクロノパッケージを装備したモデルが人気のようです。
ポルシェケイマン GT4
現行の718ケイマンに変わる直前に、フラット6モデル最後の最強グレード「GT4」が販売されました。
さていかがでしたか?
今回はポルシェケイマンの中古車を、初代モデルから現行モデルまでの歴史を見ながら、改めて調べてみました。ポルシェケイマンは、ポルシェの中でエントリーモデルに位置しますが、走行性能においては他のシリーズに引けを取らず、ポルシェの中でも人気の高い1台でした。これをきっかけに2シータースポーツカーを中古車でご購入予定の方は、ポルシェケイマンについてご検討されてはいかがでしょうか。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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