コンパクトスポーティー・ポロ GTIの気になる中古車の価格相場！

まずは、「ポロ」及び「ポロ GTI」について説明させていただきます。
1996(H8)年にファミリーユーズとして使えるコンパクトカーとして「ポロ」はデビューしましたが、この時はまだ、スポーツ仕様の称号である「GTI(Grand Touring Injection)」の称号は付いていませんでした。
そんな「GTI」の称号が付いたポロが登場したのが、2000(H12)年の頃です。

初代の頃から、GTIのエンブレムに加え、大型のバンパースポイラーやBBSアルミホイール、赤く塗られたブレーキキャリパーなどを備え、スポーティーさをアピールしていました。
その後も人気を博し、ポロ GTIはモデルチェンジをしながらもラインナップを続け、150馬力/22.4kgmの1.8Lターボと5速マニュアルとの組み合わせで、FF駆動最強となりつつありました。

今現在でも生産され、フォルクスワーゲンのエントリーモデルとなりつつある「ポロ（POLO）」。ラインアップが昔とは異なりかなり広がりました。1.2L 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ搭載のスタンダードモデル「TSI コンフォートライン」に、そのTSI コンフォートラインをベースとし車高を上げた「クロスポロ」。そして今もなお「ポロ GTI」は健在です。

では、ポロ GTIの中古相場を見てみましょう。
フォルクスワーゲン・ポロ GTIの新車時価格は154万円～338万円で、中古車相場は3万円～318万円となっております。
注目ポイントとしては、ただスポーティーに仕上げた初代の頃のポロ GTIのものもあれば、トータルバランスを全体的に上げながらも、WRC（世界ラリー選手権）の参戦モデルとなるゆえのポテンシャルを発揮する最新のポロ GTIまで、幅広いものがあります。

ただ人気がある外国車とはいえ、知名度はそれほど高くはないので、一昔前のポロ GTIで状態に良いものですら、100万円を切るほどの破格の安さです。
中古のポロ・GTIにおける魅力的で注目すべきなポイントでもあります。
そんなポロ GTIの中古車を探す際に参考となる、状態の良し悪しを決める見極めポイントとなるものを、内装編と外装編に分けてご説明させていただきます。

まずは内装です。
過度なカスタムされる傾向も少なく、どのポロ GTIの中古車も綺麗なままのものが多いです。
しかし、何か見えない問題も隠されている可能性があるのも中古車の問題点でもあるので、シート地や内装の目立つ汚れや傷の他にも、細かなところにも目を配らせておくといいでしょう。

続いて外装です。
年式が古いものだとボディの傷みや損傷が激しくなるのは致し方ないのですが、修復歴の有無は必ず確認しましょう。
後はエンジンです。ポロ GTIのモデルによって、ターボチャージャーのみやスーパーチャージャーを加えた2種類の過給機を搭載したツインチャージャー仕様のものまで扱い方が異なります。

一番手っ取り早いのは「中古車の試乗」です。隠れた問題が潜んでいる可能性がある中古車を、より確実ではっきりと見極められる唯一の方法です。
エンジンオイルの状態や漏れ等の、中古車の見える問題点を見つけるのも大事ですが、中古のポロ GTIの状態をはっきりと見定めるのにはお勧めです。

いかがでしたでしょうか？
今回は、長きにわたり、コンパクトカーの使いやすさや使い勝手、そしてスポーツカーのようなスポーティーでクールなデザインを継ぐフォルクスワーゲン車、ポロ・GTIの中古車相場チェックを踏まえ、中古のポロ・GTIの状態の良さを見定めるポイントをご紹介させていただきました。
これらの事柄を参考に、じっくり時間をかけて、状態の良いポロ・GTIを探してみてはいかがでしょうか？