日産・スカイライン クロスオーバーの中古相場をチェックする！

スカイライン クロスオーバーについて、まずご説明しましょう。
2009(H21)年に、日産の伝統的なスポーツセダン「スカイライン」をベースに、クーペとSUVを融合させて誕生したのが、「スカイライン クロスオーバー」です。
スカイライン クロスオーバーは、クーペの流麗なスタイルとSUVの万能性を両立させた高級スポーツSUVという、斬新なデザインとコンセプトを持っています。

4635mm×1800mmのショート＆ワイドなボディに、大排気量で鋭いレスポンスと330馬力の高出力を出す、3.7L「VQ37VHR」エンジンを搭載しています。そして同時に、実用燃費の向上と排出ガスのクリーン化（平成17年基準排出ガス75％低減レベル）を実現しています。この成功は、エンジンのスペックだけでなく、停止中にエンジンの駆動力をミッションへ伝えないようにし、燃費を向上させるN（ニュートラル）アイドル機能の採用をも絡んでいます。

ラインアップは標準的な「370GT」と4WDモデルの「370GT FOUR」。それぞれのグレードにアラウンドビューモニターを装備した「タイプP」が設定され、合計4グレードが設定されます。ミッションは、マニュアルモード付7速オートマチックとの組み合わせのみとなっております。
また安全装備においても、全車速追従機能を備えたインテリジェントクルーズコントロールをはじめ、車線逸脱防止支援システムなどが、上級グレードに標準装備されています。

そんなスカイライン クロスオーバーの中古相場を見ていきましょう。
日産・スカイライン クロスオーバーの新車時価格は420万円～546万円で、中古車相場は113万円～380万円となっております。
SUVでもあり、ハッチバックでもあり、そしてスポーツカーであるような、それぞれの要素をすべて取り込み、上品で高級感を持ちつつも、スポーティーで走行性能の高さを誇る車。それがスカイライン クロスオーバーの注目すべきポイントです。

では、中古のスカイライン クロスオーバーを探す際に判断基準となる点はどのようなものか。内装編と外装編に分けてご説明しましょう。
一概には言えませんが、あくまで中古車探しのご参考程度にしていただければと思います。

まずは内装です。
本革仕様や内装のデザインから、かなり上品なスカイライン クロスオーバーですが、大事に扱われてきた中古車が多く、綺麗な中古のものが多いようです。
しかし念のため、シートの擦り切れや目立つ傷等を確認するようにしましょう。あとは、機器類の動作確認や後部座席やラゲッジルームも見ておいた方がよいでしょう。

次は外装です。
中古のスカイライン クロスオーバーの状態等によりますが、目立つ傷やへこみ、カスタムされている場合はその破損や欠落がないか等を確認しましょう。
後は走行距離や修復歴の有無の確認と合わせて、エンジンオイルやエンジンサウンド等に悪影響が無いかをも確認すれば安心でしょう。
後は、中古のスカイライン クロスオーバーの試乗が出来れば、状態の良し悪しがすぐ分かります。

いかがでしたでしょうか？
中古のスカイライン クロスオーバーの中古相場は、新車の半分程度にまで落ちてきましたが、実際は中古車市場では、いまだに「高めの中古車値段」というのが現実です。
なので、もしどうしても中古のスカイライン クロスオーバーでいいものが無ければ、新車購入もありかも知れません。ただ年式も少し経ってきたので、中古にしろ新車にしろ、スカイライン クロスオーバーを安く手に入れるチャンスです。