ギネスが認めた世界最大の車！！「Bagger288」をご存知ですか！？

Bagger288はドイツのクルップ社が開発製造し、建造に5年の歳月をかけ1978年に完成した、
超大型の建設車両です。
人類史上世界最大の車としてギネス世界記録に登録されています。

Bagger288は画像のような、もはや車と呼んでいいのか分からないほど巨大な掘削機です。
正式名称をバケットホイールエクスカベーターといい、露天採掘に用いられています。
（※掘削機とは土砂や岩石を掘削したり掘削して積み込む建設機械のことです。）

今回はそんな世界最大の車Bagger288のケタ違いの大きさはもちろん、
想像を超えた性能や重さについて、徹底的にご紹介したいと思います！
ぜひ最後までお付き合いください！

それでは早速、本題に入っていきましょう！
世界最大とギネスが認めた、Bagger288のケタ違いのその大きさとは！？

Bagger288は全長が220m、全高96m！！
220ｍといえば超高層ビルの高さとほぼ同じといえますが、そんな大きさの車を
想像することさえ難しいほどですよね！

ホイール一つとっても21.6ｍもあるんです。
一つのホイールにハイエースが4台も収まってしまうんです！
まさに世界最大！モンスター級の大きさなんです！！

そんなケタ違いの大きさを誇るBagger288は、重さもケタ違いでした！
総重量は1万4000トンですよ！
東京タワーが約4000トンほどとされていますが、だとすれば
東京タワーが3つよりもまだ重い車なんて、日本では考えられませんね～！
まさに世界最大の車といえます！

超高層ビルなみの全長に東京タワー3つ分よりも重いことがわかった、
世界最大の車Bagger288！！
その性能もやはり世界最大級でした！

画像にもあるように、最も特徴的な長いアームの先端に、回転式の巨大なホイールがついており、
ホイールの外側に複数の掘削バケットがついています。
採掘したい場所にこのホイールを押しあてて回転させ、鉱物を大量に削り取ることができます。
下部には無限軌道が装備されており、移動しながら連続的な採掘が可能なことが、
世界最大の車Bagger288の性能の大きな特徴です。

これらの仕組みによりBagger288は1日に240,000トンの石炭、240,000㎥の
表土を採取することができるんです！
その量はなんと、たった一日で2400台ものトラックを一杯にすることが出来るほどです！

巨大なホイールにはこれもやはり巨大なバケットが18個もついています。
このバケット1つで約15㎥の土をすくうことができます。
これはおよそバスタブ80杯分に相当する量となります。

本当に本当に、全てがケタ違いなのがBagger288という車なのです！
Bagger288の操縦には5人必要ですが、移動しながらの連続採掘が可能であることから、
性能面においても世界一の作業車両といってもいいのではないでしょうか！？

世界最大の車、Bagger288についてのご紹介は以上です。
いかがでしたか？
ぜひ一度その走る姿を実際に見てみたいものです。
世界最大のその姿は地元ドイツでもなかなか見ることは出来ないそうですが、
一度見た人は迫力に必ず度肝を抜かれてしまうそうですよ！

動画サイトなどでもその世界最大のBagger288の動く姿を見ることが出来ますので、
ぜひ一度ご覧になってみてください！
日本にも多くのファンがいるそうです。

世界最大の車Bagger288は、その大きさばかりに注目が集まりがちですが、
実際に人々の生活の為に働いている、いわゆる「働く車」です。
世界にはまだまだ魅力的な特徴を持つ多くの車が存在しています。
今後もまたぜひ、そんなおもしろい車をご紹介できたらうれしく思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。