ヘッドライトが曇ってきた~ ヘッドライトの磨きはどうすればいい?
2016/06/14
echigoya.t
以前ヘッドライトの研磨についてお話ししましたが正直一度ハードコートがはがれてしまうと、何回磨いてもまたすぐに黄ばんでしまいますそんな時は思い切ってヘッドライトをクリア塗装してみましょう。今回はヘッドライトのクリア塗装についてお話ししたいと思います。
まずヘッドライトのクリア塗装の話をする前になぜヘッドライトは黄ばんでしまうのでしょうか?
ヘッドライトの黄ばみの原因を根本的に除く事が出来れば、クリア塗装も研磨も必要がなくなりますよね。
ヘッドライト クリア塗装
根本的なクリア塗装が必要になるくらいの黄ばみの原因は紫外線の影響が大きいです。
おそらく日本に住んでいる方なら青空駐車の方がほとんどだと思いますので、根本的に黄ばみの原因を取り除くのは中々難しいかと思います。
ヘッドライト クリア塗装
車の保管としてベストなのは室内のガレージ保管ですが中々難しいかと思います。
ではここからヘッドライトのクリア塗装のお話に入っていきますがまずヘッドライトのクリア塗装には塗料選びも非常に重要な項目です。
塗料と一口に言ってもたくさんありますのでヘッドライトのクリア塗装にあった塗料を選ぶようにしましょう。
ヘッドライト クリア塗装
ヘッドライトのクリア塗装に限らず車の外装のクリア塗装にはウレタン系の塗料がおすすめです。
ほかのラッカーなどのアクリル系の塗料より割高な塗料ですが、紫外線にも強くヘッドライトの塗装には最適な塗料といえます。
ヘッドライト クリア塗装
対するアクリル系塗料は値段も安く塗装もしやすいのですが塗料の膜が弱く画像のようにひび割れてしまうことがありますので、紫外線などの影響を受けるヘッドライトのクリア塗装には不向きだと思います。
ヘッドライトのクリア塗装の前にやらなければならないこともいくつかあります。
ヘッドライト塗装やクリア塗装に限らずしっかりとした下地作りが後々クリア塗装がきれいにできるかどうかを左右します。
せっかく買った高い塗料を無駄にしないためにもしっかりとした下地作りを心がけましょう。
ヘッドライト クリア塗装
まずクリア塗装の下地作りとしてヘッドライトの黄ばみをとらないといけません。
黄ばんだヘッドライトの上からクリア塗装をしても何の意味もありませんのでしっかりと黄ばみはとるようにしましょう。
ヘッドライトの黄ばみのとり方は耐水ペーパーの1500番位をかければだいたいの黄ばみはとることができます。
ここは中途半端にやらずに角までしっかりこすりましょう。
ヘッドライト クリア塗装
次にヘッドライトを外さないでクリア塗装する方はクリアがほかの場所に付着しないようにしっかりマスキングしましょう。
マスキングを怠ると関係ない場所まで塗料が飛び散りますのでせっかくきれいにクリア塗装できても周りが汚くなってしまいます
それではクリア塗装を実際にしていきましょう。
塗装の際もいろいろ気をつけるところがありますので、慎重に行ってください。
ヘッドライト クリア塗装
まず缶スプレー塗装の場合は熱湯などを使い缶をよく暖めましょう。
なぜかというと板金屋さんのようなコンプレッサーを使ったガンスプレーと違い缶スプレーは缶の中の圧力を一定に保つことができません。
缶の中の圧力が弱くなると塗料がだまになって出てきてしまい塗装面が汚くなってしまいます。
なので缶スプレーの場合はこまめに暖めるように心がけましょう。
ヘッドライト クリア塗装
後はクリア塗装する際は一気に塗らないようにしましょう。
イメージでいうと薄い層を何層も積み重ねるイメージで何回かに分けて塗装するようにしましょう。
塗装に焦りは禁物です。
焦って一気に塗ろうとして塗料が垂れてきてしまうと、後々大変なことになりますので、少しずつ塗装するようにしましょう。
ヘッドライト クリア塗装
また塗装する際は缶スプレーと対象物の距離を一定の間隔に保つようにしましょう。
スピードも早かったり遅かったりすると塗料のかかり方がかわってきてしまうのでなるべく一定のスピードで塗装するようにしましょう。
いかがでしたでしょう?
今回はヘッドライトのクリア塗装についてお話ししてきました。
塗装に関しましては回りの環境もあるので誰でもできる訳ではないですが、調べてみるとヘッドライトのクリア塗装は板金屋さんでも行われていますので、気になる方は問い合わせてみてもいいかもしれません。
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