車高調を取り付けて、愛車を好みの高さに車高を調整しよう！

初めに、車高調とはどのような部品なのでしょうか？

車高調は自動車のサスペンションに車高を調整でいる機能が付いた部品の事を指します。
本来は、ドレスアップの目的ではなくサーキット走行などのスポーツ走行時のコーナリング性能を向上するための部品です。

では、車高調で車の車高を調整してどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか？

スポーツ走行をする方は、車の重心が下がることによってコーナリング性能が向上します。
また、走りの好みに合わせて車高を調整することによってアンダーやオーバーに持っていくことも可能です。
ドレスアップでも車高調を付けて車高を調整する方もいますが、そのような場合は見た目がかっこよくなります。

車高調で車高を下げると、伸び縮ともに短くなるため、バネレートを上げる必要があります。
そのため、乗り心地はごつごつした感じになり不快に感じる方もいるでしょう。

公道を走る場合、車高調を取り付けて、車高を調整する際に注意する点があります。

公道を走行するには、保安基準を満たしてなければなりません。
その中にも車高に関する項目があります。車高調で車高を低く調整しすぎると違法改造になる場合があります。
【最低地上高が9センチ】これを満たさなければ保安基準に適合せず違法改造になります。

あまりにも車高を下げすぎると、走行中路面のギャップに引っかかったり、駐車場に入る段差や踏切を通過できないなどの危険性も出てきます。

少し自動車の整備に知識がある人でしたらDIYで車高調の取り付けがかのうです。
取り付けができる方でしたら車高の調整も簡単です。

車を安全な場所でジャッキアップする。
大きなトルクと掛ける場所があるので、リジットトラックを掛け安全を確保します。
4輪とも浮いた状態にしましょう。

ホイールを外して、サスペンション周りが見える状態にします。
サスペンションの取り外し方は車種によって異なりますので、乗っている車種の整備情報を取得してください。

車高調の取り付けが完了したら、必ずボルト類の締め付けトルクをチェックしましょう。
足回りの整備不良は事故につながりますので慎重に行います。

車高調の車高調整機能を使用し、好みの車高に合わしていきます。
それぞれに車高差がでないように注意をします。

車高調を取り付け、車高を低く調整すると自動車のアライメントが狂います。
アライメントが狂うと真っ直ぐ走らなかったり、タイヤの偏摩耗、走行性能の低下を招きます。
取り付け後はアライメント調整をしましょう。

車高調を取り付け、車高を調整した車両の純正の状態を調整後の状態の比較をしてみましょう。
走行性能目的とドレスアップ目的に分けてご紹介します。

走行性能を向上させる目的で車高調を取り付け車高を調整した車両です。

ドレスアップを目的で車高調を取り付け車高を調整した車両です。

レース界では、ミリ単位での車高調整が行われています。
また、今日では地面すれすれの車高に調整されています。

レースカーの車高調は一般車両とは違い、緻密で高性能なつくりになっています。

いかがでしたでしょうか？
車高調に関するまとめでした。

走行性能を向上するまたはドレスアップ目的で車高調を取り付けて、車高を調整し好みの車両に仕上げてみませんか？