三菱のスポーツカーってどうなの？三菱のスポーツカーの魅力に迫る！
2015/11/24
labo
英国の名門！アストンマーティン・ヴァンキッシュの魅力に迫る！
車にあまり興味のない方でもアストンマーティン・ヴァンキッシュという名はどこかで聞いた事があると思います。アストンマーティンは英国の名門メーカで、100年以上スポーツカーを手掛けている老舗です。その中でフラッグシップに位置づけされるヴァンキッシュに迫ります。
目次
アストンマーティン・ヴァンキッシュは伸びやかで美しいスタイルです。
上品な雰囲気の中にいかにも速そうなヴァンキッシュ。
まさにスポーツカーの佇まいなヴァンキッシュ。
アストンマーティンは100年以上続く英国のスポーツカーの名門で、アストンマーティンのフラッグシップモデルがヴァンキッシュです。
アストンマーティン・ヴァンキッシュは英国紳士のようなジェントルな佇まいを持ち、美しさと力強さが伝わる外観を持ちます。
現行モデルのヴァンキッシュは2015年に発表され、アストンマーティン史上量産車最速の称号を手に入れています。
アストンマーティンはどんな会社？
アストンマーティンが世界中でその名を知られているのは、映画「007」シリーズでジェームズ・ボンドとの共演で、常に最新モデルが登場していることもあるが、なんといっても100年の間、スポーツカーしか生産してこなかったことにある。
もちろん需要が少なく高価なスポーツカーだけを生産していれば、常に経営は不安定。そのため経営者は何度も変わった。それでもスポーツカーしかつくってこなかったのだ。このガンコさとこだわりがアストンマーティンの特徴といえる。
オープン仕様のヴァンキッシュもあります！
ヴァンキッシュの心臓部分。
アストンマーティン自社開発のV12エンジン
上記で触れた、アストンマーティン史上量産車最速の称号の中身についてご紹介します。
ヴァンキッシュは排気量5935ｃｃ・ｖ12エンジン搭載で最大出力576ｐｓ・最大トルク630Ｎｍ・最高速度324Ｋｍ/ｈ・加速性能は0-100Ｋｍ/ｈを3.5秒の怪物の様なマシンです。
また、ドライバーの運転を学習しシフトマップを最適化して組み立てる「アダプティブ・ドライブ・レコグニション」を搭載し、エンジンスペックだけではなくコンピューター面にも先進技術を取り入れています。
アストンマーティンはエンジンは自社設計。
なんとアストンマーティンは一貫してエンジンを自社設計しています。
もちろん少数生産になるためコストは高くなります。
それでも自社設計にこだわり、生産しています。
煙を上げて豪快に走るヴァンキッシュ。
アストンマーティン・ヴァンキッシュの試乗レポートをまとめました。
５７６馬力のすごさを実感したのは、アクセルペダルをやや深く踏み込んで加速したときだ。試乗当日が雨天であったせいもあるが、わずかに深くアクセルペダルを踏み込んだだけで、姿勢制御が働いた。エンジンのあまりの馬力の大きさに、タイヤが簡単に滑り出したということである。そこを、電子制御で安定させたのだ。昨今のクルマは、軽自動車にも姿勢安定制御が採り入れられるようになっているが、ヴァンキッシュのように制御の介入を意識させられることはめったにあることではない。
Ｖ型１２気筒エンジンの威力を示したのは、アクセルペダルを全開にして加速を試したときだった。ガソリンを燃やすことでこれほどの音色が生み出されるものかと感慨を覚えるほどの排気音が轟とどろきわたった。咆哮ほうこうというのにふさわしく、それでいて心に響く音色は、しばし聞き惚ほれるほど透き通っていた。その間、飛び去っていく景色とともに、速度計の針がはね上がっていった。しかるべき道路環境であれば、そのまま時速３２０キロの世界へいざなわれるのだろう。
５７６馬力を生み出すＶ１２エンジンは、過給をせず、自然吸気である。強烈な加速の中にも、その速度感覚をドライバーについていかせる安心があった。そして姿勢制御により、安定性も維持し続けた。単に速さのみを追求するのではなく、加速や高速走行を楽しませてくれるエンジンであり、車体であり、そして電子制御技術である様子がよく伝わってきた。
まず、ボディだ。これまでのアストンのスポーツカーのイメージに、さらにエアロダイナミクスを採り入れたクーペは、サイドからリアにかけての抑揚がダイナミックで、美しい。
そして、フロントスカートからサイド、リア下部にカーボンファイバーがムキ出しになっている。これはダミーではない。あえて塗装をしていないだけ。
実はボディ全体がカーボンなのだ。これはアストン初のこと。だからエンジンを撮影しようとボンネットを開けると、それはペラペラのカーボン板で超軽量。だからボンネット裏にＸ字に補強材が入っているほどだ。
当然、車両重量は軽く、全長4.7m、全幅1.9mのサイズは、日産GT-Rとほぼ同じ。全高は1.3mでこれはGT-Rよりも70mm低い。車両重量もほぼ同じ1739kgだ。
でもエンジンはV型12気筒エンジン、6.0リッターもある。GT-RはＶ6の3.8リッターだから、エンジンの重量差は50kg以上はあるはず。にもかかわらず車重が同じということは、いかにヴァンキッシュのボディが軽量かがわかる。
ゴージャス感のある内装です。
このモニターにヴァンキッシュの各種情報が表示されます。
エンジンスタートのボタンもかっこいい！
アストンマーティンのエンブレムがいいアクセントになっています。
アストンマーティン・ヴァンキッシュのインテリアデザインを一言で表すと、「ラグジュアリー」という言葉が適切だと思います。専用開発された、インフォテインメント・システムと呼ばれる、ヴァンキッシュの車内環境を一括でコントロール出来るセンターコンソールを備え、最先端の装備を持ちます。
インテリアの組み合わせは10万通り！！
ヴァンキッシュのインテリア仕様は10万通りも用意されています。
まさに独自の存在と呼べるでしょう。
多彩な組み合わせがありますが、素材に一切の妥協をせずに高品質なものを取り揃えています。アストンマーティンは最高のインテリアデザインを提供してくれており、最後に私達顧客の意向を盛り込んで最高の１台を届けてくれます。
気になるアストンマーティン・ヴァンキッシュの車両価格は3285万円。
住宅を購入出来てしまう価格だが、アストンマーティン・ヴァンキッシュの購入層には、きっと大した金額ではないのだろうと思ってしまう。
筆者の家より高額なのは余談・・・。
車体のいたるところがカーボン製であったり、高スペックなエンジン、最先端なシステム、さらにはアストンマーティンのブランドという事を考慮すると、3285万円というのは決して高くないのかもしれない。
アストンマーティン・ヴァンキッシュの魅力は伝わりましたでしょうか？
ヴァンキッシュは価格や性質上、大人気車種というわけではありません。
街中でもそう見かける車種ではないと思います。
もし見かけたら、この記事を思い出して頂けると幸いです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
