記事ID14100のサムネイル画像

【愛のスカイライン】根強い人気の"ケンメリ"、中古でゲットしたい!

日産・スカイラインの4代目モデル通称「ケンメリ」は、スカイラインのアイデンティティともなった丸いテールランプを初採用したモデルで、中古市場にも若干ながら流通しています。今なお根強い人気のケンメリの中古に関する情報と、平成版ケンメリの情報をピックアップしました。

4代目スカイライン 通称ケンメリについて

愛され続けて、約60年

後に日産自動車に統合合併されることとなるプリンス自動車工業(富士精密工業)から1957年に初登場したスカイラインは、スタイリングと性能の良さが高く評価され、現在に至るまで約60年の歴史を持つ、日本を代表する乗用車のひとつです。

特に、日産自動車に統合合併した直後に発表された先代モデル、通称ハコスカは数々のレースで好成績を収め、スカイラインのスポーツ性を強く印象づける人気車種となりました。

3代目スカイライン C10型 通称「ハコスカ」

1968年、ケンメリ誕生。

そのスカイラインの4代目に当たるC110型・通称「ケンメリ」が、1968年から1972年の4年間にわたり製造されました。
スパルタンなハコスカとは打って変わった流線的なフォルムが大きな話題となり、ケンメリは好調なセールスを実らせました。その数、スカイライン史上最大の約67万台とのこと。

ケンメリ 真横から。今時のクルマにはない斬新なスタイリング。

ケンメリのインパネ

ウッドパネルと、ホーンのボタンが3つに別れているのが特色。
筆者は、押したボタンの方向に向けてにホーンが鳴るのだと思い込んでいました。

スカイラインのリアビューを印象づけた丸いテールランプ

ケンメリで初採用された丸いテールランプは、10代目モデルのR34型まで少しずつ形を変えながらも「スカイライン=丸いテールランプ」と言わしめるほどの印象を与え続けてきました。

ケンメリとはいったい何のこと?その語源は?

先代C10型に引き続いて「愛のスカイライン」というキャンペーンを継承したC110型は、広告キャンペーンで「ケンとメリーのスカイライン」というキャッチコピーをテレビCMで放映。
フォークシンガー Buzzが奏でる「ケンとメリー ~ 愛と風とように」の美しいメロディと、爽やかで旅情をかき立てるCMが大ヒットし、キャンペーンの「ケンとメリー」を縮めて「ケンメリ」と呼ぶようになりました。

ケンとメリーのスカイラインTVCM 全16作

なお、C110型スカイラインには2ドアクーペ、4ドアセダン、5ドアワゴンの3タイプがあり、これら全てがケンメリですが、4ドアセダンだけを指して「ヨンメリ」と呼ぶこともあります。5ドアワゴンを「ゴメリ」と呼んだのは、筆者は一度も聞いたことがありません。

5ドアのケンメリワゴン

ウッドパネルが懐かしいですね。ケンメリ5ドアワゴンのテールは丸くありません。
この写真は中古車としてオークションに出品されていたものとのこと。現在の中古市場でケンメリ5ドアワゴンは稀少です。

ケンメリ1600GL

ケンメリ4ドアセダンも下位グレードGLは丸くないテールがついています。
テールランプは丸くないが、これはこれで個性的。
筆者4歳の頃の愛車がこれでした。
テールの丸くないケンメリは中古市場ではほとんど見かけないようです。

驚きのリバイバル、「平成版ケンメリ」現る!

東京オートサロン14にて、ロッキーオートは「平成版ケンメリ」なるものを登場させ、ギャラリーの耳目を集めました。

平成版ケンメリ リアビュー

誰がどう見ても、ケンメリそのもの。しかし、この中身はR32スカイラインなのです。
R32スカイラインのシャーシを元にロッキーオートがケンメリを再現。

しかもパワステ装備、リアサスをマルチリンクにするなど現代的なリファインを施しケンメリのスタイリングと快適な走りを両立させました。

記事番号:14100/アイテムID:395639の画像

平成版ケンメリ フロントビュー

標準仕様で798万円(税別)~。
オプションで、4WD、前後車高調、HIDヘッドライト、RB30などのカスタムエンジンなども選択可能。
仕様は全て打ち合わせて作っていきます。唯一無二の「平成版ケンメリ」があなたの手に。
詳細は下記リンク先をご参照ください。

ケンメリの中古車はゲットできるのか

正直なところ、中古のケンメリは入手困難です。
大ヒットしたモデルとはいえ、製造から40年以上経過したケンメリは、中古市場においても存在数を減らしていっています。

また、中古市場に出回っているものの大半は2ドアクーペで、4ドアセダン(いわゆるヨンメリ)や5ドアワゴンに関しては稀少です。これらに関しては中古車店よりも個人が出品しているネットオークションの方が有望かもしれません。

前述の「平成版ケンメリ(R32改)」ではなく「本物のケンメリ」(C110)を探しているならば、中古車情報誌、中古車販売店のウェブサイトをくまなくチェックして、早めに行動することが得策といえます。

記事番号:14100/アイテムID:395685の画像

「ケンメリ 中古」でググってみると…

先代モデルのハコスカの方が中古市場では優勢のようです。欲しい人は急がないと!

気になる、ケンメリ中古車のお値段は…

多くの中古車情報サイトでは、ケンメリの中古車の価格を明示していません。
「応談」「ASK」と表示されています。
やはり古いクルマで、ノーマルのまま中古市場に渡っているのではなく多少のカスタム・チューンが成されているため、その状態に差が大きいのもひとつの要因ではないかと推測されます。

販売価格ではなく、中古車買い取り価格に関しては気になる情報があります。

記事番号:14100/アイテムID:395734の画像

販売価格ではなく、中古車買い取り価格に関しては気になる情報があります。

整備士です。旧車は好きで個人的にいろいろ乗ってきました。
旧車の相場はやはり特に無いんですが、いわゆる業者オクでも絶対数が少なく、かつ価格も程度しだいで
バラつきが大きく相場を形成できる状態ではないのです。まあピンきりですよね。
だから値段のつけようが無いわけです。大手のガリバー等では値段が出せないのです。
旧車を売るときは上記の理由から、売却先が限られるわけです。足元見られる可能性も高いですね。
不人気旧車なんか悲惨ですよ、二束三文の価値しかありません。

ケンメリなら人気車種ですし、2ドアR仕様で150~350あたりが多いと思いますが。
500に近いクルマというのはピカピカの文句のつけようが無いクルマでしょう。

出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

このコメントが全てを語っているとはいえませんが、不明な点が多い中古販売価格を知るひとつの手がかりになるのではないでしょうか。

ケンメリ中古を選ぶ上でのポイント

ケンメリは、製造から40年以上経過している車種ですので、状態の良い車であっても相当な老化をしていることは覚悟しなければなりません。
一般的な中古車を買う上でのポイントに加えて、ケンメリの中古車を買うならば次のようなポイントもチェックしておきましょう。

・エンジンの種類(ノーマルのL20なのか、L28などに換装されているか)
・吸排気系のチューンの有無
・内外装のカスタマイズ
・サスペンションのカスタマイズの有無

街道レーサー仕様! カスタムペイントが魅力的。

こんな個性的な一台はあっという間に売れてしまうのでしょう。

可能な限り、試乗を

古いクルマなので、登録や車検が切れたまま中古車店の在庫となっているケースが多いですが、可能な限り試乗することをおすすめします。

やはり写真やデータでは判明しない各部のガタなどの不具合は、実際に乗って動かしてみない限りわからない点が多く、中古車といえども新車以上の価格が必要となるケンメリに関しては、買ったあとで頭を抱えるような事態は避けたいところです。

試乗させてもらえる中古車店、試乗できる状態になっている中古のケンメリとなると選択肢が非常に狭くなりますが、満足のいく一台を手に入れたいならば可能な限り試乗することをお勧めします。

修理ルートを確保しよう

ケンメリの中古車情報を探していると、「あっ!」と驚くプライスを提示している物件が見つかることがあります。

ケンメリに限らず旧車全般にいえることですが、老朽化が進んでいますのでいつ故障するかわからないリスクを抱えて走行することになります。

そんな時にすぐにピットインできる態勢をあらかじめ整えておくことはとても大切です。
安い値段を提示して売りっぱなし、というお店もあります。そのあたりはよく考えてから手を出しましょう。

最後に

まん丸のヘッドライトはさすがに時代を感じさせますが、極だったスタイリングのケンメリは、40年以上前のクルマと思わせない新鮮さをいまだ保ち続けています。
今の40代~50代の方ならば、子どもの頃の憧れや思い出が詰まっている一台ではないでしょうか。

趣味としてのクルマがわからない人にとっては、新車時以上の価格を突っ込んで中古車を買うという感覚を理解しませんが、同じ「スカイライン」であってもその世代によって全く個性は異なり、特にケンメリはスカイラインの方向性を明確に示したモデルですから、その価値の高さは揺るぎません。

幻のケンメリGT-R

平成版ケンメリも含め、この魅力的なスタイリングの名車「ケンメリ」が皆さんの手元に届くことを願っています。
最後までお読みくださいましてありがとうございました。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ