一度は乗りたい！国産レトロカーまとめ！

パイクカーシリーズの第2弾です。1989年から1990年にかけて製造されました。3ヶ月のみの期間限定受注で51,657台の予約がありました。ボディ同色の内装、白いハンドルは象牙をイメージしているそうです。三角窓はクラシックカーに見られるものですが、見た目だけでなく効率よく車内の空気循環を促す実用性も併せ持っています。シート表皮は麻布の風合いを持った素材でできており、専用デザインのオーディオやエアコンはオプション品です。
外観は、上下2分割・フリップアウト式リアクオーターウインドウ、ガラスハッチとドロップゲートを組み合わせた上下開きのバックドア、開閉式の三角窓、外ヒンジのドア類、パイプ状のバンパーなど、シトロエン・2CVやルノー・4を髣髴とさせる、全体的にレトロなスタイリングでありました。デザイナーはフロントドアのヒンジも露出させる方針でしたが、安全性を優先して半分を隠す処理としました。車体色も、アクアグレー、オリーブグレー、アイボリー、テラコッタという四色のアーシィーカラー （Earthy color） と呼ばれる天然素材を思わせるやさしい色味が設定されていました。

パイクカーシリーズ第4弾として製造されたフィガロ。K10型マーチをベースとした小型4座オープンカーとなっています。1991年から1992年の間での限定2万台のみ抽選販売されました。日本と同じ右ハンドルのイギリスでも高い人気を誇っています。車名の由来はモーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」に登場する、機知に富んだ主人公の男性の名前にちなみます。

スズキアルトシリーズの5ドア軽ハッチバックです。初代ラパンのLは専用のフロントグリルと前後バンパー、丸目ヘッドランプといったデザインなので、とてもクラシカルなフロントマスクをしたモデルと言えます。木目のパネルを使用しており、インテリアも非常におしゃれです。2006年から生産され、2008年にフルモデルチェンジされました。

あの有名邦画「探偵はBARにいる」でも登場した車です。実はイギリスのジャガーMk2がモチーフとなっており、日産マーチがベースでノーズ部分とテール部分をハンドメイドで製作した改造型自動車です。1993年から製造されてベース車に伴いモデルチェンジをしています

初代ミラジーノはイギリス車(クラシック・ミニ)をイメージした3ドア/5ドアハッチバックの車です。わずかではありますが、1000ccモデルも生産されていました。丸型のヘッドランプや曲面仕上げのボンネット＆フェンダー、さらに随所にクロームメッキパーツを配置することによって、名車「ミニ」のようなスタイルを演出し、インテリアもウッド調のパーツを多用することで、クラシックモダンな雰囲気に仕上げています。1999年から2004年まで製造されました。