ランボルギーニトラクターの価格はライバル車と比べてどうなのか

価格の説明に入る前に、スーパーカーのイメージが強いランボルギーニですが実は元々、農業用トラクターから始まり、1962年4月農業機械（トラクター）製造で成功を収めていたフェルッチオ・ランボルギーニが設立したことからその名前がつきました。
現在のランボルギーニトラクターは国内では株式会社コーンズ・エージーから販売され、５つのグレードがあり、パワフルなエンジンと効率の良いミッションにより最大限のパフォーマンスが得られることに実現しました。

ランボルギーニの新型トラクターMACH VRT T4i（マッハ）シリーズ、NITRO T4i（ニトロ）シリーズ、NITORO-R T4i（ニトロアール）シリーズと、現行R6モデルのエンジンを刷新したR6 T4iシリーズを新発売しました。
マッハシリーズは大規模な面積の作業や厳しい環境に耐えうるよう開発されました。DEUTZ T4iエンジンSCRシステムは、多目的な能力のVRT トランスミッションとの組み合せで、常に最大限の効率とパフォーマンスが得られます。間違えようのないデザインのキャビンと美しい曲線を描くボンネット、LEDライトが揃った、群を抜いて目立つ個性的なトラクターです。
ニトロシリーズは、パワーとデザインの完璧な融合を象徴しています。曲線を取り入れた前衛的なデザインは、人間工学に基づいた快適性とエレガントな美しさを両立しました。
農業用に設計された4気筒のDEUTZ　T4iエンジンは、低燃費で優れた作業性能を誇ります。
最も多くのフィールドで活躍する、ミドルレンジ最高クラスのトラクターです。
皆さんも気になるランボルギーニトラクターの価格をグレード別に見ていきたいところなのですが、残念ながら現在価格は公表されておらず、一部の情報によりますとニトロシリーズで約2000万～4000万前後になるそうです。

続いてランボルギーニトラクターの評価を見ていきましょう！
購入するにあたり、価格ももちろん大切ですが長く使用するものですから、
乗り心地など実用性に関しての評価も気になりますよね。

先ほどグレード別に説明しましたが、新型ランボルギーニトラクターの特徴も挙げて説明していきます。

スタイリッシュなインテリアでコーディネートされたキャビンは、最上級の快適性を誇り、オペレーターの負担を軽減します。リニューアルした計器パネルは、コンパクトにまとめられ、キャビンの視界を広く保っています。ステアリングホイールは、握りやすく、疲労を感じない上質な素材で作られています。まるでトラクターに乗っているということを感じさせない近未来的な乗り物に乗っているかのような内装になっております。

操作機器は、全てキャビン右側のアームレストに集約されています。ボタンは機能別に色で分けられ、緑は3点リンク、オレンジは走行関連、黄色はPTO、青は油圧の操作用で、直感で操作ができるようになっています。

先ほど触れたミッションについて、特徴としては、坂道でブレーキペダルを踏まなくても、その場で停止して、アクセルを踏むだけですぐ発信できる、パワーゼロ機能を搭載しています。
坂道の公道を走る時に、とても便利な機能となっております。

ランボルギーニトラクターのライバル車ということで自動車界ならまだしも農機具界にランボルギーニと張り合うほどのライバルは存在するのか？実は皆さんも存じ上げている有名中の有名イタリアメーカーのスーパーカーフェラーリもトラクターを出しているのです。　
正確に言うと、フェラーリを手がけた工業デザイナーであり、同社取締役である奥山清行さんという方がデザインした大型トラクターYTシリーズなのです。
このYTシリーズはヤンマートラクターで発表され、販売開始は2015年5月となっておりすでに発売されております。価格は813万7,800円～1,244万7,000円となっております。
ランボルギーニトラクターの公式価格は公表されていなかったので細かい比較はできませんが、一部情報から比べると自社で製作されているランボルギーニトラクターの方が価格帯は上となることがわかります。

最後にランボルギーニトラクターの購入を検討される方々にここまで情報不足な点や不満な点が多々あったとはございますが、色々まとめてきて、実際ご検討される方はおそらく農業や酪農家に従事されている方、またそのようなお仕事に携わっている方がほとんどだと思います。
特に自動車と違い農機用メーカーなのでご検討される方はかなり限られます。そのような中で前向きに購入を考えてらっしゃる方が本記事に目を通してくださるととても幸いです。
今回の車別・グレード別の価格比較を判断材料の１つにしていただければと思います。