ワイパーの交換時期を見極める!初心者でもわかる判断法をご紹介!
2015/12/20
ゴンタ
いつもはあまり目立たない、ひっそりと出番を待っているワイパー。そのワイパーを支えるワイパーアーム。でもワイパーアームって、錆びやすいですよね。でも、ワイパーアームの塗装は自分で出来ちゃうんです。今回は、ワイパーアームの塗装についてまとめました。
車に必ず装備されているワイパー。このワイパーは幾つかの部品から作られています。
水をかきとるブレードゴムは、ワイパーブレードに装着されています。このワイパーゴムは、ガラス面の全ての水をかきとるのでは無く、薄く均一も水膜を作ることで視界を確保しています。
そして、このワイパーブレードを支えるのが、ワイパーアームです。
フロントワイパーの場合、2本のワイパーアームは、リンクアームのピボットに接続しています。リンクアームはワイパーモーターの力を、この2本のワイパーアームに伝え、2本のワイパーを連動して動かす役割があります。
長期間使用しているワイパーでは、このワイパーアームをリンクアームに接続しているピボットのナットが緩んでいる場合があります。すると、ワイパーのスイッチを入れて、ワイパーモーターを作動させても、リンクアームから力が伝わらない為に、ワイパーが動かない、と言うことになってしまいます。
ワイパーをチェックする時は、ブレードゴムの劣化だけでなく、ナットの緩みも確認してみて下さいね。
車のボディは、滅多なことでは錆びないのに、なぜかワイパーアームは錆びやすいってことありませんか?
比較的、車は新しいのにワイパーアームにはもう錆が浮いてきているなんてことも良くあるそうです。
もともと、車のボディの様に何重にも塗装を重ねている物ではない上に、ワックスをかけて保護している訳でもなく、雨以外にも、ウィンドウォッシャー液や洗剤に晒されているワイパーアーム。錆びやすいのは、仕方ないことなのかもしれません。
ボディはピカピカに仕上がっているのに、ワイパーアームが錆びていると、それだけで完璧じゃないような・・・。
でも、ワイパーアームは塗装すれば簡単に、新品同様にピカピカにすることができるんです。
ワイパーアームの錆が気になったら、錆が酷くなる前に塗装しちゃいましょう!
ワイパーアームの塗装に必要なものはこれだけです。
・メガネレンチ・・・ワイパーアームを外すのに使います。
・紙ヤスリ・・・錆を取り、足付けする為に使います。酷い錆の場合は粗目で磨いて、その後#800~#1000で磨くと良いようです。
・サフェーサー
・つや消しブラックのスプレー
・新聞紙・・・塗装の時に下に敷きます。
塗装に使うもの
以上のものが必要です。
サフェーサーに関しては、使わないと言う人も多いようです。紙ヤスリできちんと足付けすれば、無くても大丈夫でしょう。
ワイパーアームの塗装に必要なものは準備できましたか?
それでは早速、塗装の手順をご紹介します!
まず、ボンネットを開けて、ワイパーアームの根元(ピボットの部分)が見えるようにします。
そしてワイパーアームの付け根に付いているカバーを外します。ナットが見えたら、メガネレンチで緩めて外します。
ワイパーアームを外したら、ワイパーブレードも外しておきます。
ワイパーアーム、ワイパーブレードを外したら、運転席側のものか助手席側のものか、分かる様にしておいて下さい。
ワイパーアムを外したら、錆を落とします。酷い錆の場合は粗目の紙ヤスリを使います。
錆が落ちたら、細かい目の紙ヤスリで足付けをします。シルバーの地金が見えるくらい磨いたらOKです。
サフェーサーを使う時は、ここで使います。
足付けまで終わったら、ワイパーアームをきれいに洗います。中性洗剤などで洗うと、汚れや脂もしっかり落ちます。
洗い終わったら、乾燥させて下さい。
しっかり乾燥できたら、塗装しましょう!
屋外で新聞紙などを敷いて塗装します。
一度に仕上げようとしないで、少しずつ塗装していくのがポイントです。
塗装と乾燥を3回程度繰り返すと、ムラなくきれいに仕上がるそうですよ。
ワイパーアームの塗装が終わったら、ワイパーブレードを装着し直し、ワイパーアームを元の位置に取り付けていきます。
取り付けが終わったら、ちゃんと動くかを確認して下さい。
ワイパーが問題なく動けば終了です。
お疲れ様でした!
塗装前のワイパーブレード
錆が目立っています。
塗装後のワイパーブレード
錆もきれいになり、新品同様!
ワイパーアームの塗装についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
せっかくの車のワイパーアームが錆びていたら、がっかりしてしまいますよね。ここにご紹介してきたように、ワイパーアームの塗装は、用意するものも少なく、塗装作業自体も難しくはありません。
ワイパーアームの錆が、気になってきたな・・・と言う方は、ぜひ塗装にチャレンジしてみて下さいね!
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